女房が11月の連休を利用して人吉へ帰郷していた。
今回は久し振りの往復新幹線利用だった。今までは神戸空港から鹿児島空港までのスカイマーク便と決めていたが、
いつの間にか往復4便が2便に変更され、かつ神戸出発時間も遅くなり、加えて値段も高くなっている。
空便か鉄道便かと迷っていたが、新幹線”さくら”に乗ったことがないので、九州新幹線に乗ってみたいと言う。
で、JRおでかけネットを調べていると、「スーパー早特キップ」なる相当に安いチケットがある。
この「スーパー早特キップ」を予約するにはネット会員に入会する必要があるので早速入会した。
乗車の1ヶ月前から14日前までに予約が出来ると書いてあり、多分大丈夫だろうと思い、乗車の20日前ほどに
ネット予約を入れると、なんと何れの「スーパー早特キップ」対象新幹線が殆ど満席。
予約の仕方が間違ったかと思い何度も違う便を次から次にネット予約するも、席なし。
仕方なく西明石駅まで出掛けて予約案内に問い合わせると「スーパー早特キップ」は1ヶ月前には直ぐに予約が入り、
特に連休が続くとまず席はないと言う。よく見ると予約は利用日の1ヶ月午前10時からと書いてある。
ネット予約で、受付午前10時と書いてあるところ、ここがポイントのようで、直ぐにネット予約が入って満席になると言う事だったようだ。
盆正月でもあるまいし、11月の連休でそんなに早く予約が取れないとは思いもしなかった。
結局、駅の予約案内で通常の新幹線往復の席を予約してもらうことになった。
西明石駅からJR九州の熊本の次の駅、新八代駅で降りる。新八代駅に人吉から車で迎えに来ていた。
人吉から九州自動車を利用すれば八代まで約40分の距離。九州滞在の期間、人吉も暖かかったそうで過ごし易かったそうだ。
「人吉市の郷土玩具として有名な「きじ馬」」
で、本題の人吉土産。 球磨焼酎28蔵の一つ、「深野酒造」の「原種 刻の封印」39度、旨い焼酎なんだそうだ。
説明書きにはこう書いてあった。
「土甕に5年間貯蔵
当蔵で造られる焼酎、一次仕込みの工程にはすべて土甕が用いられます。
この土甕、江戸時代の末期から百数十年にわたって使われているものです。
土甕を用いることによって独特のまろやかさが得られます。
商品スタイルは黒のすりガラス瓶に手漉き和紙のラベル。早速、封を開けて飲んでみました。
常圧特有の香り、柔らかな口当たりです。黒麹からくる甘さなのでしょうか、自然で丸まった甘さがあり、
ついつい、もう一杯と進んでしまいそうなまろやかさとコク、深みのある純米焼酎です。」
色々な種類の焼酎を飲んできたが、飲んで胃に収まってしまえば特別の感はなく皆一緒で酔ってしまうが、
あえて違いはと言うと、口の含んだときの感触の違いぐらいで、これは分かる。が、数万円の焼酎の良さは正直分からない。
さてさて焼酎の原酒にはあまりお目に掛っておらず、ましてや39度と言うのは経験がなく多いに楽しみでもある。
「刻の封印 39度」、アルコール度数は39度以上39.9度以下と書いてある。どんな味がするのだろう。
約40度、4倍に薄めて10度、どのくらいの匙加減にするかで旨味が違ってくるのだろうから、難しいな~。