野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

トップガンを見に行く

2022-08-29 06:21:51 | 映画
2年ぶりぐらいに映画を見に行った。
もう終了したんではとイオンシネマ明石の予定表を見ると、やっていた。早速予約して「トップガン・マーベリック」を見に行った。

戦闘機の操縦シーンは映画館で見ると迫力満点だが、開始早々にマッハ10の戦闘機の場面が出る。映画では、マッハ10の有人戦闘機の開発中止が決定され、その中止宣言が現地モハベ砂漠にある実験航空隊で下される前にマーベリックは操縦してマッハ10を達成、プロジェクトを成功させる。無許可飛行を怒られ、プロジェクト中止をすねたマーベリックが、これまた太平洋戦争時のP51ムスタング(多分)をレンチを持っていじっている場面になる。 現代における空中戦は、戦闘機同士の空中での格闘能力より、レーダーで敵機を発見しミサイルを発射して後はミサイル任せというのが空中戦の基本と言われるので、ロシアの戦闘機のように最高速重視の戦闘機は古い戦略だと聞いていたが、なんでまたSR71によく似た、最高速重視の戦闘機が登場したのか分からいままに始まった。しかしマッハ10を超える速度に堪える機体もさることながら、パイロットも無傷に帰還できるのかと、このリアリティーの無さが、この映画の売りかと理解した。その後は、サンディエゴ海軍基地 で、教官として、ある国の地下核貯蔵庫を破壊する訓練を若いエリートに繰り返し指導するが、その攻撃機種が古いF18で、教官から急遽攻撃隊長に指名されたマーベリックは任務を遂こうし帰還を試みるも敵の最新戦闘機に撃ち落される。しかし撃ち落されたマーベリックは敵陣地に侵入し、保管されている米軍のF14を操縦して母艦に帰還する、と言うのが映画の概略内容だが、前作(面白くて3度見た)に比べリアリティに欠けるのが気になった。

それよりもピクッと心が動いたのは、海上でヨットに載せてもらう場面。
  

マーべリックがヨットに乗っているシーンの最後に、持ち主の女性ヨット操縦士のペニーが「アフターバーナーよ」と指示する言葉を聞いて、私は一瞬ピクッとした。風を捕まえて更にスピードを乗せるために、後ろ側の帆を広げたい場面で使った言葉だが、通常、アフターバーナーとは戦闘機のジェットエンジンの排気に対してもう一度燃料を吹きつけて燃焼させ、高推力を得る装置だが、それに掛けたものだろう。大昔、実験航空隊の飛行場で、F104や当時世界最強でベトナム戦争にも投入されたF4Eがタッチ&ゴーを繰返しテストしている光景を何度も見た。F4Eが離陸後アフターバーナーを点火し空中を突き進んで飛んでいく様は、ドォウーン言うすごい音が凄まじく真面に腹に響いてきた。その真下に住んでいたこともあり、実際の戦闘機をまじかに見ると、この戦闘機が日本の空を防衛し、他国の侵犯を防いでいるという実感を肌で感じ取れたものだ。だから、アフターバーナーと聞くと今でも敏感に反応するが、そのアフターバーという言葉をトップガンのヨットシーンで聞くとは思わなかっただけに、その場面には一瞬、体が反応した。

リアリティの無さとただただ騒々しい戦闘機に年齢相応にオジン臭さを感じたが、なぜか我々年寄には涙を誘う映画でもあったのは確かで、結論は、結構面白かった。

コメント (3)
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新しい血圧計

2022-08-26 06:23:55 | 日常生活
 
新しい血圧計を購入した。オムロン 血圧計 HEM-7120。アマゾンに発注し、値段は△25%とあって4,500円だった。
記憶している範囲では、朝夕、血圧を測定し記録している期間は10年単位の相当に長い。朝、起きると布団を上げ、パソコンを入力し、顔を洗いパソコンの前に座り直しメイルとブログを投稿してから、朝食のパンを焼いている間に血圧を測定し記録する。血圧は季節の外気温に影響し冬は上昇気味に夏はかなり下がる。また、朝の気分の状態にも影響するので、測定しながら125/80前後以下なら今日の体調はほぼOKと自己満足して医院からもらった血圧記録ノートに記録する。高い時には気分を落ち着かせて数度測るとスーッと下がる。夕方の血圧測定は朝と少し違い、午后5時過ぎ頃、夕食前のプロ野球が始まる前に数回測定する。一回目を測定記録後、体温測定(コロナ蔓延以降後に追加した)、その後に二回目の血圧を測定し記録する。その後、これもコロナ以降後に購入した血中酸素濃度を測定するようにした。夕方の血圧測定値は昼間の運動量に影響し野々池ジョギングコースで運動すると105近くに下がる。現金なもので測定した血圧が思い描く設定値になっていると、その日の気分もよい。だから、安心感の自己満足バロメータとなっていた。それが、血圧計が壊れた(測定のスイッチが作動しない)ので毎日測定できず、この数日、気分的に少し不安になっていた。

旧い血圧計もアマゾンで購入していたのでアマゾンの購入記録を調べると、2016年3月14日となって、値段は4,350円と残っている。この時の血圧計はオムロンのHEM-7131だったので、オムロンのサービスセンターに電話し、血圧計の作動不良原因を聞くと、血圧計は分解整備することは不可、また購入して5年過ぎると修理も出来ないとの回答で、結論は新規購入するしかないとの事。それで同じものを購入しようと調べると、HEM-7131の今の値段は13,500円となってびっくりするほど高い。で、オムロンのサービスセンターに、単機能で最も安い測定器はないかと聞くと、前述のHEM-7120がそうだという。血圧計の種類と値段が色々あるので、値段によって測定する精度や品質に違いがあるのか聞くと、”無い”と言う。血圧を測定する部分の機能はすべて同じで、違いは追加機能の差だと説明と受けた。ならば、最も安価で単機能の血圧計とした。
25日、配達されてきたので早速測定すると、107/81脈拍68と出た。今日も気分良し。
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まつばぼたん

2022-08-24 10:43:07 | 
8月も24日となって、今日の朝は曇り空から雨が降ると予想していたが、午前10時前から晴れて暑くなりそうだ。長期予報が先程出ていたが、11月迄は暑さが続きそうだと報道している。

今年は、かなり前から庭の広い面積にマツバ牡丹が占拠している。
ホンの片隅にひっそりとあったり、あるいは花を植えている鉢に咲いていたりしていたので気にもしていなかったが、今年は、庭の片隅どころか日常歩く通路を除く周辺一杯に芽を出し葉っぱを広げ花を咲かしている。朝から咲き始め昼頃には花を閉じる。
 
 
 

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才木投手、3勝目

2022-08-22 06:31:33 | スポーツ
21日の東京ドーム、対巨人戦で、阪神タイガーズの才木投手は3勝目を挙げた。
  
才木投手は六回1/3を4安打1失点に抑え、しかも7奪三振で拍手喝采の勝利者インタビューは初々しく素晴しかった。4年ぶりの巨人戦に登板だそうだが、ストレートが良く走っていた。七回先頭で巨人の4番岡本にバックスクリーン左へのソロを浴び、1死から岩貞投手に交代したが、それ迄の毎回、安定したピッティングはテレビで見ていて満足感そのもの。また嬉しい事に、最終回の裏、このところ不安定な投球を続けていた抑えの岩崎投手が登板し、3人を完璧に抑え復活した。

前にも書いたが、才木投手は町内の中学校出身なので応援している。この7月3日、ナゴヤ球場での中日対阪神3連戦の最終戦、才木投手が2019年以来の3年ぶりに先発出場し、勝ち投手になった。その才木投手はすぐ近くの出合小学校・王塚台中学校から須磨の須磨翔風高に進学し阪神に入団した。詳しくは知らないが、なにせ町内中学生の学区 出身のプロ野球選手と認識してきたので、新聞に才木先発を見つけると、テレビ観戦することにしている。

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2022鈴鹿8耐で感じた事(その3)、鈴鹿8耐最終結果が確定

2022-08-20 12:23:52 | モータースポーツ
8月19日、「43回鈴鹿8耐の最終結果」がFIMより報告された。
暫定結果と変わらず、1位ホンダHRC、2位KRT(kawasakiRacingTeam)、3位Yoshimura_SERTのトップ3を含む「10チームの順位が再確認」されたことになる。
 
耐久レースでは、ゴール後、マシンを保留しルール違反がないか精査する必要がある。今回は、トップ10チームの一部部品がFIMの本部に送付され、事前登録された部品との整合性を確認したために、最終決定までに時間が掛かったようだ。
最終結果決定前、8月12日付けの「FIM EWC JAPAN」のツイッターでは、
「2022年FIMEWC第3戦鈴鹿8H終了時に、上位10位にフィニッシュされたマシンに対してテクニカルコントロールが実行されました。 一部のパーツは FIM 本部に送られ、FIM によって公認されたマシンのパーツと比較されます。すべての部品が FIM によって調査されるまでレースの結果は暫定的なものなります。」とされていた。

しかし、8月7日の鈴鹿8耐が終了した時点から、最終結果が報告されるまでに約2週間弱の時間が掛かっため、その間、巷では多くの疑心暗鬼な情報がSNSに流れ飛んだ。それも、レース界では発信力の強い人からの眉唾らしき情報も流れとんだので、結果的にはその情報の不正確さが露見したものとなったが、その如何わしい情報が一部の関係者にとっては腹立たしい思いになったと邪推されることになって、如何にも残念だった。一部雑誌記事でも「FIMが2022鈴鹿8耐の決勝結果について声明発表。レース後に検査された一部のパーツはFIM本部で管理」や「Moto Racing | Japan 最終リザルト未定、なにが起きているのか?:2022鈴鹿8耐」と書かれたりで、8耐の暫定結果を疑わしいと受け止められるようなっていた。しかし今回、改めて、ホンダHRCの成し遂げた結果は正しかったと再認識され良かったと思う。そして、来る2023年鈴鹿8耐、打倒ホンダHRCを目指してくるチームが出るか、あるいはすごすごと引き下がるか見物である。

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下田丈選手、Unadilla 250優勝

2022-08-17 06:48:22 | モータースポーツ
 「#30 下田丈選手」
Pro Circuit Kawasakiチームの下田丈選手が現地14日開催されたAMAナショナル第9戦Unadilla 250クラスで2回目の総合優勝を獲得した(Jo Shimoda grabs his second-ever 250 National win )。その画面がアメリカの専門ネット誌「motocrossactionmagにあった。下田選手は総合ポイントで現在3位、1位Jett Lawrence とのポイント差は40点あるので、残り3戦、かなり苦しいと思われるもチャンピオンの可能性は依然ある。
Unadilla National Lucas Oil Race Recap | 2022 Pro Motocross 
下田選手は閉塞した近年の全日本モトクロス選手権に早々と見切りをつけ、日本企業の支援を得ることもなく、単身米国のモトクロス界で苦労しながらアマチュアモトクロスレースで実績を重ね、2年ほど前に準ワークスチームPro Circuit Kawasakiチームの契約選手となった。日本人モトクロス選手として、世界最高峰の米国モトクロス界で、そうして活躍している選手を過去、記憶の範囲では知らない。

下田丈選手と言えば、2020年の「Rookie of The Year」選手で、将来有望選手の一人。そして、Pro Circuit Kawasaki Teamと言えば、米国のモトクロスワークスチーム「Kawasaki racing Team」の一翼を担っている超有名なモトクロスチームで、このチームの一員に選出されたことは、彼のモトクロス選手としての技量が認められた証左だと思う。下田丈選手は、思うに、米国に数年に一度出てくるガキの頃からの抜きんでたスーパースターではないが、間違いなく一流のプロ選手になれる登竜門をくぐったことは確かだろう。だがしかし、日本の二輪企業チームの支援なしに、その技量を、モトクロス王国米国で認められるまでになった選手を、今迄聞いたことも見たこともない。だから、多くの目が下田丈選手に今後、向けられることになる。

日本人モトクロス選手が世界の舞台で活躍した事例は、過去、世界選手権で渡辺明選手がチャンピオンになった例もあるので、大昔の日本人モトクロス選手は実力的に世界のトップクラスであったのは事実だが、ここ十数年の日本人モトクロス選手の実力は目を覆いたくなるほど惨めなものだ。毎年開催される「Motocross of Nations」の国別世界順位から言うと予選20位通過もままならず、世界のモトクロスシーンから蚊帳の外に置かれて久しく、日本GPに招聘されてくる外人選手に数秒遅れの日本人は外人選手を見て「すげぇ~」と訳のわからぬ言葉を発するのが精一杯で、欧米の上位ライダーに肉薄することもなく、そして、その結果を単純に受け入れてしまう怖さが日本側のチームや選手に残念ながらあるように見えるし、かといってさしたる対策を打たれる事もなかった。

唯一、こうした低迷している全日本モトクロス界を飛びだし、世界の舞台で活躍しつつあるのが、Jo Shimoda(下田丈)選手だ。下田丈選手は、「FIM Junior Motocross World Championship」や「Loretta Lynn's」等の世界的に有名な大会の場で、65㏄ミニクラスにおいて世界のキッズ達と切磋琢磨し実力を伸ばしてきた。今も昔もそうだが、米国や欧州の著名なモトクロス選手は小さい頃から世界のキッズクラスでお互いに覇を争い実力を伸ばし、やっとプロクラスで戦う場を得ても、まだ先を走る選手が大勢いる。だから、日本だけのコップの中の争いから一歩も抜出すこともしない日本人選手は、全日本選手権チャンピオンになったとして世界では全く通用しない。つまり世界の戦いは、年少の頃から戦いが既に始まっているのだから、入門クラス50~65ccクラスをもっと日本市場に浸透させ、かつ、日本の二輪企業は、このクラスに戦闘力の高いマシンを供給支援し、本当に戦える実力を付けないと、世界に通用する選手は出てこないと思う。Jo Shimoda 選手は低迷した日本から脱出し、世界中のキッズが戦うクラスで、クラス最高のマシンと評されるKTMのマシンに乗って頭角を現した。

低迷している日本のモトクロス市場で聞いた話を、あるモトクロス関係者に伝えると、「打倒KTMやキッズバイクを開発して何ぼ儲かる?」となるを聞いて一瞬耳を疑い萎えてしまった。結局、その延長上に、2020年の全日本選手権からスズキ、ホンダそしてカワサキもワークス活動から撤退すると言う前代未聞の羽目に至るに結びついてしまったのかもしれない。一方、米国市場では、キッズライダーがモトクロス場に親子連れで数人集まるとレースそのもので、こういう場面を何度も見た。こうしたモトクロス環境が60数年以上も変わらぬまま続いている米国市場で、たった一人で戦う 下田丈 選手の成功を大いに期待している。
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アメリカの野球って、本当に面白い

2022-08-15 06:36:35 | スポーツ
先日(12日)、何時もはエンジェルスの大谷選手ばかりを放送するNHKBSが、シカゴカブスを放送していた。エンジェルスの負け試合は日常で、見るのも退屈していたので、久しぶりに鈴木選手の応援でもしようとチャンネルを合わせると、トウモロコシ畑から鈴木選手が現れてきた。何処かで見た光景とだぶって見えた。あれだ、あの映画のシーンと同じだ。見た映画は先日、NHKBSで放送された「フィールド・オブ・ドリームス」。メジャーリーグMLBが「フィールド・オブ・ドリームス」の映画が撮影されたとのと全く同じ場所(映画の撮影場所とMLBが実施した場所とは全く同じではなく、同じエリアの直ぐ傍に造ってあった)で、去年に続いて今年も開催されたとあった。トウモロコシ畑から現役のスター選手が登場した時は、映画の1シーンかと思ったほどに綺麗。これを現実にやってしまうアメリカって、凄いなと思いながら、これがアメリカの懐の広さ何だろうと、一面緑のトウモロコシ畑でMLBの本物のゲームが見れるとは、拍手喝さいだ。試合は鈴木選手の大活躍もあってシカゴカブスが勝った。
   「トウモロコシ畑球場での鈴木選手:NHK」
「映画のシーン」
NHKBSで放送された映画「フィールド・オブ・ドリームス」は、アメリカのアイオワ州でトウモロコシ農家を営む農夫レイ(ケビン・コスナー)は、若い頃に父親と口論の末家を飛び出し、その後父親の葬式まで顔を合わせることも、口を聞くこともなかったことを心の奥底で後悔していたが、ある日、レイがトウモロコシ畑を歩いていると、「お前がそれを作れば、彼はきっとやってくる」という謎の声を聞く。何度も同じ声を聞いた農夫レイはある日、トウモロコシ畑の中にライトアップされた野球グラウンドの幻影と、その中に一人いる野球選手を見る。そして、貯金を切り崩し、トウモロコシ畑を潰して野球場を完成させた。ある日の晩、レイの娘が球場に動く人影を見つける。グラウンドに立っていたのは、現役時代そのままの若さの、かつて父がたびたび偉大な野球選手だと話してくれていたジョー・ジャクソンだった。当初、農夫の話を信じなかった家族にも球場でキャッチボールをする選手が増えてくるのが見えるようになり、すぐそばを歩く選手さえも見えなかった借金取りにもその幻影が次第に見えてくる。すると伝え聞いた街の野球好きが、昔のスター選手を見たいと長蛇の車の列をなし、トウモロコシ畑の球場は大入り満員で借金を返していくと言う、幻影とファンタジーが入り混じったような映画だった。アメリカの国民的スポーツMLBを愛する多くのファンは、昔の大スターを見たいと思い、この野球場にくれば、彼らと幻影に中に会える、根強いファンの心意気を家族の絆 を通して映画に中に表現したと感じた。

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才木投手、3勝目ならず

2022-08-12 06:12:47 | 日常生活
11日の阪神:DeNA3連戦の3戦目 。対DeNA戦の2戦は青柳、伊藤で負け大いに悔しかったが。3戦目の阪神は才木投手が先発登板した。8月1日以来の先発で3回までは完璧に抑えていたが、4回の裏、1アウト後佐野選手にホームランを打たれて1:1の同点。しかし、7回裏、嶺井 選手に2ランホームラン、オースティンのヒットで計3点を計上し島本投手と交代した。結局1:4で阪神の負け、2位DeNAとのゲーム差は1.5に広がる。才木投手は負け投手。DeNAの打者はメリハリが良く、気持ち良い様に打って、この3連戦見事だった。一方、阪神の欠点である、打線が続かない。新型コロナウイルスの影響で近本、中野、大山らを欠く打線は貧弱で、6回、山本、ロドリゲス、佐藤輝が3者連続三振。続く7回も先頭・糸原の四球から1死二塁と勝ち越しの好機も後続が倒れる。DeNAとほぼほぼ同じヒット7本を打ったのに、点に繋がらず、しかもエラーが多いのでは、どうしようもない。このままずるずると後退だけは避けてもらいたい。首位ヤクルトが負け続け2位DeNAとのゲーム差が7迄縮まった。
 
前にも書いたが、才木投手は町内の中学校出身なので応援している。この7月3日、ナゴヤ球場での中日対阪神3連戦の最終戦、才木投手が2019年以来の3年ぶりに先発出場し、勝ち投手になった。その才木投手はすぐ近くの出合小学校・王塚台中学校から須磨の須磨翔風高に進学し阪神に入団した。詳しくは知らないが、なにせ町内中学生の学区 出身のプロ野球選手と認識してきたので、新聞に才木先発を見つけると、テレビ観戦が待ち遠しかった。

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2022鈴鹿8耐で感じた事(その2)

2022-08-08 08:13:47 | モータースポーツ
「鈴鹿サーキットツイッター」
3年ぶりに開催された鈴鹿8耐の優勝はホンダワークスHRCだった。
レースはまさにホンダHRCの圧勝。ホンダ広報によると「ホンダにとって8年ぶり、HRC創立40周年を独走優勝で飾る 」とあった。また、#鈴鹿8耐 記者会見に臨んだTeam HRCの3人 長島選手は「うれしいという以外に表現ができない。ここまでやるのか、という強いHondaをまた見せることができた」と話していた。8時間をテレビ観戦したが、まさしくその通りのレースだと思う。ホンダの過去にあった、ホンダHRCの、あの本来の強さを日本最大の二輪レースで見ることができ、逆に言えば、8年間、ホンダは何してたんだろうと思う。ここ数年、モータースポーツ発表等の記者会見等がある度に、「レースに勝つことはホンダのDNA」と公言する度に、その結果は寂しい結果に終始してきたただけに、8年ぶりに優勝した事を素直に評価したい。今回の8耐レースで見せつけられのは、ホンダはミスなくレース展開できたのもさることながら、ホンダHRCマシンの戦闘力の凄さで、他チームは全く勝負にならないほどだった。そして、最後に8時間をきっちりと正確にゴールしたマシンが縦列を組んで祝福を受ける姿こそが本来の耐久レースの面白さだと改めて感じた。

レース展開はテレビとパソコンでライブタイミングを同時観察しながら、その間にFB等に流れる現地のコメントを読みながら楽しく観戦できた。ホンダHRCはトップを一度も譲ることなく、2位に付けていたカワサキワークスやヤマハYARTとの差を広げつつ、二度目のSCがホンダとカワサキの間に入ったことで、その差は30数秒から1’16秒へと一気に広がった。その後も現役最高クラスの選手を揃えたカワサキの猛追を受けるも、格下と思われたホンダの選手はその差を縮めさせることもなくむしろ広がる一方で逆に、カワサキのNO1ライダージョナサン・レイ 選手のミス・転倒もあって、中盤にはカワサキを直線路で一気にラップして一周遅れにした。コーナーで抜かれても直線でスリップに入れると簡単に抜いてしまうホンダのマシンを見せられると、多くのファンはホンダマシンの速さをただただ実感してしまったと思う。暫定のレース結果は、1位ホンダワークス、2位は一周遅れのカワサキワークス、3位はヨシムラスズキだった。ヤマハのトップチームYARTは終盤まで2位でカワサキワークスと好勝負を展開していたが、燃費が悪く8回ピットの上(実際は10回ピット)、ピット作業ミスや188周目ごろの転倒も重なり最終的には5周遅れの7位に終わったが、とても優勝を狙えるレベルにはないと感じた。

8年ぶりのホンダ鈴鹿8耐優勝は素直に評価したいが、80~90年代のあのホンダの凄さを知っているファンの一人としては、その間のホンダの体たらくには本当にガッカリしていた。例えば、2017年ホンダのモータースポーツ活動計画の記者会見ライブで、「ホンダは勝ちに拘る」とか「鈴鹿8耐では2年続けての惨敗だった」と何度も語ったわりには、勝ちに拘った具体的な対策・体制も構築せず、今年は鈴鹿8耐40周年の記念の年なので必勝を期したいと言う言質についても、ホンダの現計画でヤマハワークスに勝てるのかの記者質問についても苦笑いするのみで、大いに失望した。結局、昨年の屈辱から打倒ヤマハを目指してきたはずのホンダは3年続きの自滅と言う形での返り討ちにあった。

その後の2018年も、ホンダHRCは昔のHRCではないと実感した。「ホンダは勝ちに拘る」とか「鈴鹿8耐では惨敗しない」と公言するなら、それ相当の覚悟を持って8耐に臨むべきであろう。事前合同テストの結果を見るに、ヤマハワークスにはいざ知らずカワサキの準ワークスにさえ大きく遅れをとっていることが明らかになっていた。レース本番では一時、ヤマハワークスに肉薄する場面もあったが、それもぺースカーが入った個所だけで、すぐに離されてしまった。カワサキの転倒修復でHRCは2位確保となったが、これがホンダワークスHRCが求める本来の姿では決してあるまい。

そして2019年、優勝したKawasaki Racing Teamと同一周回の走りを見せたホンダワークスの戦いは見事だったが、さしたるミスもなく淡々と耐久レースをこなした優勝チーム「Kawasaki Racing Team」と比較するとミスが目立ったように思う。ホンダワークスのエースライダー高橋の走りは見事だったものの、ホンダは勝とういう強い意志が感じられなかった。特にライダーの選択がまずい。例えば、ステファン・ブラドルは本当に走るのか本番直前まで疑問視されたと新聞にも書かれたり、本番は走行したもののさしたる速さはないまま高橋選手の稼いだマージンを食いつぶし、また、もう一人の清成選手も宇川監督の弁では、「フィジカルの問題あり」とインタビューで発言したりと、「鈴鹿8耐は勝ちに拘る」と標榜している企業のワークスチームの割には、カワサキワークスそしてヤマハワークスにも返り討ちに合って、表彰台確保するも降参に等しい。ホンダ、8耐と聞くと企業全体が目の色を変えた昔の、あのホンダはどこかに消え、鈴鹿8耐に取り組む姿勢が悪いと思う。

そして、3年後に復活した2022年の鈴鹿8耐、ホンダのNo1ライダーの言にもあるように、「圧倒的に強いホンダを見せる」ことを有言実行したのだから、これは大いに評価するべきだと思う。一方、2019年に続く2連勝を目的としたカワサキは、元チャンピオンを含む現役一流選手の頑張りはあったもののマシン戦闘力差は歴然としており、残念であった。ジョナサン・レイのコメントにもあるように「まずはTeam HRCのみんなにおめでとうと伝えたい。本当に素晴らしい走りだったと思う。すごく強いチームだ。そして今回も鈴鹿の表彰台に上がることができて本当に嬉しいよ。初めてではないけど、非常に難しいことだと思うから、このように表彰台に上がることができて本当に嬉しいし、僕たちのチームに関してはSBKの舞台から切り替えてとても忙しい日々だった。耐久レースに参加することは簡単なことではないから、みんながその忙しい状況にも関わらずに乗り越え、このように集まってベストを尽くしたと思うから誇りに思っているよ。僕らのチームは本当に素晴らしいと思っている」 、全くその通りだと思う。とかく一番でないと、坊主になれとか一気に評価を落としたりと一瞥する人もいると聞くが、誰でも一番になりたいと、ましてや二輪メーカーの看板を背負って走るワークスチームは表彰台に登れるだけでも大変なだけに、ジョナサン・レイの言質はモータースポーツの歴史を連綿と続けている欧州二輪文化の本質を見た様な気がする。

更に言えば、改めて鈴鹿サーキットの攻略にはマシン戦闘力の優位性を高める事の必要性を感じた。大昔は、鈴鹿レースに備えて一年計画を立て行動していた。冬の寒い時期は暖かい東南アジアで新年度マシンのテストを繰り返し、数秒のタイム短縮の好評価を得ても、いざ鈴鹿でテストすると思った程の改善が出来ていない事が分り愕然とすることがままあったが、それほどに鈴鹿サーキットはマシンの性能向上を大きく要求する。その点で、ホンダは鈴鹿で入念にテストを繰り返したことをホンダNO1ライダーの長島選手の言質から読み取れる。

それはそれとして、2022年は強いホンダが鈴鹿に帰ってきた事を確認できて、楽しい8時間だった。

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2022鈴鹿8耐で感じた事(その1)

2022-08-07 07:26:30 | モータースポーツ
今年、2022年の鈴鹿8耐レースの本番は8月7日。
2019年開催後、コロナの影響で2020、2021年の8耐は中止となっていたので、3年ぶりの開催となる。鈴鹿8耐は日本最大の二輪モータースポーツとして認知されているが、毎年、テレビ放送されているので、私も8耐を楽しみにしている、ファンの一人である。公式合同テストの経緯や結果を、随時発行されるヤマハ/ホンダやタイヤメーカーが発行する公式ツイッターやレポートで、加えて報道記事や在野ファンのFBに投稿されるコメント等の、こうした記事を捲りながら、8耐を勝手に楽しんでいる。

鈴鹿8耐は6月初めから合同事前テストが既に始まっていた。合同事前テスト結果等を読む最大の面白さは、なんといっても、各チームが鈴鹿でのラップタイムをどれだけ短縮できたかだろう。鈴鹿8耐レースは、8時間にどれだけ多くの周回を重ねたかの勝負だから、コースを一周するタイムが短いほど一義的には優位にレースを展開できる。彼我の比較をしながら、ラップタイムを短縮すべくマシン仕様を変更していく作業なので、公開された情報を面白く読みながら、8耐本番を予想するのも、我々8耐ファンの大きな楽しみでもある。今年の参加チームを見ると、日本のワークスチームの参戦はホンダ(TeamHRC)とカワサキ(Kawasaki RacingTeam)の2チームだけで、それまで4年連続優勝していたヤマハは2020年にワークス参戦はしないと発表していたので、2022年は所謂世界耐久選手権専門チーム(YART)がトップチームとして参戦するとあった。世界耐久選手権に参戦するチームは24時間レースを主戦場としているので、今迄の例では鈴鹿8耐では上位に食い込むのは至難であったが、ヤマハはそうするとある。8耐参加45チーム中、ワークス体制のホンダとカワサキの2チームは総合力において実力的に突出しているので、彼らワークスチームは、転倒リタイア等の重大なアクシデントさえなければ、多少の事故があっても表彰台を確保できるのは必然だと思われる。

で、公式予選等のラップタイムを見てびっくりしたのが、ホンダHRCのマシン戦闘力が特出していたこと。HRCライダーの長島選手のタイムが2’4.942、しかも最高速が320㎞/h近辺を安定して確保していた。それとワークスチームではないヤマハYARTチームも素晴らしく、大躍進の2’5.863で、ホンダとカワサキの間に食い込み、この2点は驚いた。HRCに限らず今回総じて、ホンダマシンCBRはブリジストンタイヤに鈴鹿の好グリップ路面だと ここまでちゃんと走るんだと改めて感じた。今まで世界選手権・WSBKの結果を見ると、海外の低ミュー路面にピレリタイヤだとセッチングを合わせるのが難しく結果に結び付けるが困難だったが、鈴鹿サーキットのようにエンジンパワーとその特性が要求されるコースでは、ホンダのCBRマシンは最も優れているように思えるから不思議だ。更に言えば、2019年の資料からもホンダはピットワークが平均して早く、 今回もタンクに満タンにできる時間が 短いようで、しかも燃費特性に優れていると色々な良いコメントがSNSに並べてあった。 しかし、ライダー構成から見ると、カワサキは持てる陣営のトップ、チャンピオンを含む歴戦の雄を揃えたのに比べ、ホンダ陣営は長嶋選手はテストライダーの一人と言われ、 Lecuona 選手はWSBK参戦の選手だが結果を出していない選手だし、また髙橋選手は今回は乗れていない感あり、の構成はカワサキ陣容に比べると格下でかなり見劣りするし、ヤマハは耐久専門のライダーで、スプリントの速さが求められる鈴鹿8耐ではカワサキの陣容にくらべ同様に劣勢に見える。だから、この点から見ると、どうしてもカワサキの選手陣容はスプリントレースで実績のあるライダーばかりで大いに期待が持てる。ただ、実際のレース本番でのミス有無、ピット作業の正確さと速さ、燃費の差は最終結果に大きく影響し、さらには緊急事態発生時の組織マネージメント等、これが本命だとチームを特定できないだけに、これらに興味を持って8耐をテレビ観戦してみようと、本番前の個人的な印象だった。

80~90年代の、あの鈴鹿8耐の異常なくらいの熱狂ぶりは何だったんだろう。
世界の二輪市場を制覇した日本の二輪メーカーは鈴鹿8耐に勝つべく異常な情熱と費用を掛け、各二輪メーカーはワークスチームを2~3チームと複数構成し、10チーム前後のワークスチームが覇を争った。また、これを良い宣伝素材とみたマーケットは多くの費用をかけてチームスポンサーとなった。その時代に比べれば、一時期に比べ盛んになったと言えど、ワークスチームは2チームと少なくないが、SNSの効果もあってか盛り上がりつつあるのは見ていて楽しい。

ところで、こうした重要なレース結果に対し、「運が良い、運が悪い」等と耳にすることがままある。
レース結果を冷静に評価するには、「運が良かった、運が悪かった」等と簡単に済ませるべきではないと思う。「運が良かっただけ」と聞くと、勝ったことの技術的実績を蓋をして見えなくしてしまいたい人もいるので、つまり、勝った実績をオブラートで隠したい理由で発言する場合が多いので要注意だ。逆に、「運が悪かった」だけとする場合、負けた原因を覆い隠すことに繋がり、これも要注意だ。勝った要因、負けた原因を冷静に分析し貴重な技術資料として後世に残す作業は絶対に必要だと思う。勝てたら目的を最大級に達成出来るし、仮に優勝出来なくとも、トップと肉薄したレースを展開できたら次善の結果であるはずなのに、「運が良かった、運が悪かった」と済ませることではない。「勝てるか」との質問を受けることが度々あるが、勝つための戦略や戦術を仕組んできたので「勝つ可能性はある」と回答して当然だし、相手も当然勝つ戦略を練ってきたので、相手も勝つ可能性はある。実際のレースでは少しでもミスした方が負けなのだ。競争相手も同じ境遇だった事はホンダの「8耐の本質と10回の敗北」に少しだけど記述してある。旧日本帝国陸軍が犯した代表的な事例にみられる、何事も情緒的な判断やその場の空気を優先せず、合理的に勝利する分析方法を学び、「運が良かった、運が悪かった」としてだけで結果を論ずる危険性を避けねばなるまい。

さ~、11時半から鈴鹿8耐がスタートする。

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