野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

白鵬、引退の意向だそうだ

2021-09-29 06:22:03 | スポーツ
秋場所が終わって、新横綱照ノ富士の横綱らしい相撲をみて、これこそが日本の大相撲だと、改めて認識した、その翌日、秋場所休場の横綱白鵬が引退するとのニュースが流れた。巷では秋場所の始まる前に引退するらしいと噂が一時流れ、部屋のコロナ感染で部屋ごと休場に、これで白鵬も延命だと思っていたが、ひざの故障で引退したいと、相撲協会に連絡したらしい。やっとか、白鵬が引退する。多くの報道が白鵬の記録を盛んに解説しているが、しかしながら、あれだけの記録を残したのに、横審は横綱の一代年寄を拒否したのだ。現在までに大鵬・北の湖・貴乃花の3名が襲名し、千代の富士は辞退している。白鵬は45回の最多優勝をしたのだから、従来なら一代年寄の授与も自然な流れなんだと思われるが、協会の規定に無いとのことで、白鵬の一代年寄を拒否する方向だと報道されている。横綱審議委員も歴史に名を残す名横綱として認めなかった。記録より、過去に取り口や言動が繰り返し批判を集め事を、横綱としても品格の無さを重視したのだ。

白鵬の横綱品格はゼロだと、以前、有る報道に「釈迦に説法、白鵬の耳に念仏、これが横綱だというのだから、世も末、土俵も末だ」とあったが、全く同感で、この取組以降、白鵬の相撲が始まると血圧が上がるのでチャンネルを回している。
2017年夏場所の出来事を、SANSPO.COMは「これが横綱か!白鵬、目潰し&変化…品欠く星で全勝ターン/夏場所」と伝えていた。
『大相撲夏場所中日、横綱白鵬が関脇琴勇輝を押し出し8連勝で勝ち越しを決めた。左で張って変化したように見えた立ち合いに、館内は大ブーイング。同じく初日から8連勝を守った大関稀勢の里とは対照的な荒っぽい内容に、罵声も飛んだ。 歓声は、一瞬でエッという驚きと不満の声に変わった。勝負が決まったあとも、ざわめきが止まらない。ブーイングと、不満を訴える罵声-。そんななかで白鵬が8連勝で、勝ち越しを決めた。「下から攻めようと思っていた。あまり覚えていない」、立ち合い、張り差しのように左手を琴勇輝の顔の前に差し出す。すかさず右腕で相手の左腕に強烈エルボー。はじき飛ばすと体を開き、左右ののど輪で押し出した。最後はダメ押ししそうなところで、両手を挙げて“無罪”をアピール。しっかりとダメ押しを止めた? と問われて「そんな感じですね」とうなずいた。立ち合いの張り手は目つぶしのようで、変化したようにも見えた。場所前に審判部から立ち合いの厳格化が指導され“相撲美”を見直している場所なのに…。NHKで解説を務めた舞の海も「反則ではないんです。ただ、それをしないところに横綱の高い精神性が表れるわけですよ。多くのファンが横綱には勝ち方を求めていますから」と注文をつけた。 先場所の千秋楽は、優勝を決めた結びの一番で横綱日馬富士に対して立ち合いで変化した。「勝ったらなんでもええんか!」とヤジが飛び、優勝インタビューで涙を流したのだが-。そこまでして勝ちたいのか。それとも、そうまでしないと勝てなくなったのか』と書いてあった。

白鵬の伝家の宝刀といえば、その代表的な相撲が、2019年、大相撲九州場所12日目、優勝を意識した横綱白鵬と小結遠藤との取組で、いやなものをまたも見てしまった。立会、遠藤の目の前に左手を付きつけたじろかせると、右顔面をガツンと音がするほど激しく硬いサポーターを装着した肘で直撃強打する。すかさず内出血で鼻血が出てる顔面を更に張り手を繰り出し、たじろいた遠藤を叩き落とす。遠藤は血を滴らせてうずくまりしばし起き上がれなかった。またかと白鵬の大相撲に非常に落胆した。
   「スポーツ報知」

2015年前後だと思うが、強烈な張り手や顔面を狙ったエルボーを頻発し、優勝が目に前にぶら下がってくると、あるいは苦手と思う力士との取組になると、幾多の力士に顔面エルボーを繰り出し、過去、ある力士は脳震盪で土俵にうずくまっていた場面をテレビを通して見たことがある。横綱審議委員会からも必要以上の張り手を含む汚い相撲に苦言を呈された暫らく封印していたが、今場所復活。相撲で言う、本来の”かち上げ”とは相手の腹や胸にヒジを押し付け、文字通りかち上げる技で、この技をよく使う力士もいるが、白鵬が使う頭部狙いのそれは相撲技ではなく、ただの危険な肘打ちだろう。

エルボー(肘)による内出血するほどの顔面強打はかち上げではなく、反則ではないのか? 
顔面附近を中心に攻撃する所作は卑劣さを通り越して暴行に近い。こんな風格の欠如した醜い横綱はかっていなかった。NHK相撲解説の舞の海は、「白鵬の「かち上げ」を「過去の横綱はこういう立ち合いはしなかった」と話し、「このかち上げというか、肘打ちは見ていて後味悪いですね」とストレートに感情を露わにし、本来相撲の技である「かち上げ」を「肘打ち」と表現した」 

遠藤戦と言えば、2017年前の11月九州場所で白鵬が遠藤の取組(目つぶし)とよく似ている。当ブログにこう書き残しているので以下に再稿する。
 「2017年九州場所14日目、白鵬と遠藤の立会い」
『九州場所は、平幕2敗がともに負けて白鵬が遠藤に勝ったので、14日目で白鵬が優勝した。
11日目の取組で嘉風に敗れた際、立会いに不服の態度を示したことを審判部に謝罪した白鵬だったが、14日目の白鵬の相撲は場内大ブーイングだった11日目と変わらず、ずーと前から指摘されている白鵬の相撲となんら変わるものではないように感じた。

テレビ観戦しながら、またやったと一瞬思った。白鵬の手つき不十分で相手の眼を狙い、しかも土俵外に出ている相手にダメ押しをする品格無しの横綱を見てしまった。立ち合いの一瞬が速かったので公開されている動画を何度も見て確認しながら、今日(26日)のサンデーモーニングのスポーツコーナーで2度放送されたのを再度じっと見たが、あれが張り手なら左手の甲は見えるはずだが、手の甲は上を向いているので巧妙に目を狙ったようにしか見えない立会いで、そのために遠藤の動きが一瞬静止したすきに、白鵬が遠藤を押し出したようにみえたので、またやったかと思った。

白鵬の横綱相撲にはがっかりする場面が多すぎると感じてきた。例えば、過去の当ブログにこう書いている。 
『優勝35回の大横綱が格下の関脇に奇策を繰り出す必要があるのか。相撲ファンが見たいのは、挑戦者の格下に力を出させた上で、圧倒的力量でねじ伏せる横綱だ。その役割を大横綱は宿命的に背負わされており、そのための努力が横綱の責務である。それが出来なくなったら綱を返すべきだと相撲ファンは思っている。白鵬は「相撲は力比べではない」と言う。それは正しいが、下位力士との立会い時の奇襲は単に相撲から逃げた、ごまかしにすぎない。がっちりと受けとめて、そこから相手の力を上手く利用したり、あるいは相手の力を削いで勝ってみせることこそ、「相撲は力比べではない」と言える。我々が大相撲を見るのは、ただ勝つことのみに執着する相撲を横綱に求めるのでは決してない。白鵬には相撲ファンが求める「横綱の品格」が全く感じられない。

加えて言えば、横綱の品格のなさを象徴して書いた、先場所の出来事を再投稿してみるとこうだ。
「観客を興奮の大一番に巻き込む相撲が連続する中、ある場面から急に興ざめで、観客を裏切ってしまう相撲があった。その元凶は何と言って横綱白鵬の相撲二番。 その第一は、何と言っても10日目の白鵬と栃煌山戦。大関や横綱は姑息な手段で相撲を取ってはいけないと思っている。何故なら横綱・大関は協会の象徴であり、 特に横綱は子供たちにとってもヒーローだからだ。格下の対戦相手が奇策に出ても、受けて立つのが横綱である。そんな思いで、毎場所、楽しみにテレビ桟敷で応援しているが、 白鵬・栃煌山の相撲だけはファンの方が苦虫を噛みしめてしまう。納得できない。

好調の栃煌山に前回の対戦で負けていると言っても、勝ちにすがりつくような戦いを見せられたら、誰が喜ぶんだろうか。
強いと言われる横綱に、奇策中の奇策で、相撲漫才でもあるまいし、あっち向いてほいの猫だましをやられたら、高い入場料を払って見に来た桟敷席からも 金返せの声があがるのは自然で、あっけにとられて声も出まい。まさに白鵬の猫だましに大ブーイング。解説の北の富士は「きょうは街に出ないほうがいいよ」と。もう一番は、嘉風をはたきこみで下した白鵬の一番。 先場所は2日目で嘉風に敗れ、翌日から休場していた白鵬。今場所の、この相撲も実にあっけないものだった。白鵬は立ち合い、右を張りながら体を右にずらすと、嘉風は前にばったり崩れ落ちた。決まり手ははたき込みだが、みんなあっけに取られて一瞬空白。 これも解説の北の富士のコメント「まぁ、しかし、受けてほしかったなということでしょう」と。嘉風は取組後、「横綱がまさかという感じだった」と。懸賞を受け取る白鵬から苦笑いが漏れたのをテレビで見て、テレビ桟敷の方が口あんぐりとなってしまう。・・・これが横綱相撲かと。

白鵬は何かと言うと、双葉山の”木鶏の話”や最近は”後の先”をよく使う。だけど、少なくとも、目くらましの奇襲は”後の先”の対極にあるもの。 金星を狙って、あらゆる秘策、奇策を総動員して向かってくる挑戦者に、正面から受けて立つ。相撲ファンが横綱に望むのは、そんな大勝負であるはず。かって朝青龍はヒール性を前面に出し、勝つ事のみが正義だと相撲をとっていた。これはこれで朝青龍の人気要因だし相撲ファンもそう認識していた。白鵬の相撲には朝青龍に似たヒール性が覗き見えるのに、相撲界の至宝である大鵬や双葉山を持ち出すから、ファンには受け入れ難い。今の大相撲界で白鵬は第一人者たる実力を持っているだけに、勝ちたいばかしのこうした拍子抜けの相撲を取るのが残念でならない』

現代の大相撲界に悪評をまき散らした白鵬も、引退する時期となった。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋場所終了

2021-09-27 06:19:11 | スポーツ
26日終了した大相撲秋場所は新横綱照ノ富士が優勝した。13勝2敗、立派な成績だ。
千秋楽の授賞式インタビューで、「相撲取りは土俵上で一生懸命に相撲を取ることが、皆の励みになる」と話していたが、全くその通りで、15日間勤めた横綱照ノ富士の相撲は、素人の大相撲ファンがみても素晴らしいものだった。2敗したが、これは相手の力士がうまく取ったもので、何れの相撲も見ていて大満足の一番だった。霧馬山戦は少し苦労し、大栄翔戦では一気の押しに敗れ、宇良にはしぶとく粘られ、明生戦はうまく取られ負けたと言えど、相撲ファンとしては大いに納得できる。今場所の照ノ富士、何れも相撲も、館内からのブーイングが出るような相撲は一番もなかった。逆に照ノ富士はブーイングがでるような相撲は取れないのかもしれない。
   
    「26日のサンデイスポーツ:NHK」


今場所の照ノ富士、二敗したと言えど、結局は他の力士を寄せ付けない圧倒的な強さを見せ、多くの大相撲ファンを虜にした。何れの相撲も、照ノ富士は慌てる様子もなく落ち着いて脇を固めて寄り切って勝つ。以前の照ノ富士なら抱え込んで、強引に攻めて出ているところだろうが、自分に自信があるのだろう、慌てず、あくまで冷静沈着の見本のような相撲をとる。今場所のどの相撲を見ても、終わってみると照ノ富士の強さだけが際立った。横綱昇進を伝える使者を迎えた口上で「『不動心』を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」と決意を述べました」とあったが、まさに、今の照ノ富士は大相撲界が誇りうる大スターで大相撲ファンが大好き相撲取の第一人者になったと思う

一方、今場所大関の二人、正代、貴景勝の両大関の相撲は、単なる素人の大相撲ファンの一人として見ても、ひとえに恥ずかしく、かつ情けない相撲だったと思う。初日を見たときの両者の出来を「勝ち越しがやっとで、良くてクンロクだろう」と予想したが、まさにその通りの、やっと勝ち越した8勝7敗に終わった。今場所、気になった期待の力士は、豊昇龍、霧馬山そして阿武咲の3名。豊昇龍の一本背負いで勝った相撲は初めて見たが、迫力があった。
 


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青色の世界

2021-09-24 06:21:31 | その他
NHKの番組はよく見る。
民放の番組は、阪神の試合以外は個人的に絶対に見ることもない偏向番組もあるので、積極的にはみない。
  「NHK]
今回面白かったのは、9月20日放送のNHKの紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』の「―BLUE― 色をめぐる旅」で、青に関する地域を訪れる番組内容だが、こういう構成はNHKにしか作れないのだろうと思うが、自分にはまず訪れることも、住むこともない世界を垣間見ることが出来たので非常に満足した。

その一部に今回面白かったのは、トルコのモザイクランプの、美しきブルーの世界を紹介している。
 
  
  
  

インスタグラム「世界はほしいモノにあふれてる」から引用。
『 \🪔癒やしの青 ランプの迷宮へ🛋/
古くから暮らしや祈りの場を
そっと灯してきたモノ、トルコランプ。

今回、トルコ在住のインテリアバイヤーが
“心癒やされるブルーのあかり“を探します✨

おうち時間が長引き、
不安な気持ちが拭えない昨今…☔
オススメなのが、
心落ち着くひとときを与えてくれる
淡くほのかな💙ブルーのランプ💙

トルコランプの歴史は古く
500年ほど前にさかのぼるそう😌
オスマン帝国時代に建てられた
モスクや宮殿などで使われたのが始まりなんだとか🕌
シンプルで美しいですね💛🧡

そして、様々な種類のトルコランプがある中で、
特に注目しているのが、
カラフルなガラスやビーズで彩られた
『モザイクランプ』🔸🔹🔸
小さなカケラで模様を描く
伝統的な技法が取り入れられていて、
近年、世界的に人気が高まっているそう😳✨

今回、日本の暮らしにも馴染む
青いモザイクランプを求めて💨💨
限られたバイヤーしか入ることのできない🤫
“ランプの迷宮”にも潜入しますよ!!

JUJUさんと亮平さんを
うっとりさせたブルーのモザイクランプ🛋
ぜひ放送でご堪能ください🐰 』

★★ 娘たちが神戸・垂水で経営している「フライングカーペットギャラリー」には、今回紹介されたトルコランプを始め、トルコ石、ラピスラズリ、ペルシャ絨毯等、輝く青がいっぱいあると教えてもらった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後期高齢者になった

2021-09-22 06:11:16 | 日常生活
9月14日、75才の後期高齢者になった。40数個を超える「おめでとう」のお祝いメールをFBのラインやメッセンジャーに沢山頂いたが、有難い事だと感謝している。後期高齢者になったからと言っても、今迄と格段に変わるものはなく、医療費の費用分担が少し減るとみられるが、来年になると再び医療費の見直しがある。何れにしても、健康に日々努めることで、皆んなに迷惑を掛けぬように、これからも細々と暮らしていこうと思っている。

今年の敬老の日は9月20日。町内会の自治会から敬老の日のプレゼントだとお菓子を頂いた。もう老人の域になって久しく、頭の中は今も9月15日が敬老の日だと思っているが、2003年からは9月の第3月曜日が敬老の日とかで、町内担当班長が配ってくれる。町内会は毎年、70歳以上に記念品を配ると言う決まりがある。約1か月前に、70歳以上の人は名前を記入してほしいと回覧板が回るが、今年は昨年より数人増加していたので、町内会が出来て最初の自治会の役員を担当して以来もう35年も経ったのだからち、70歳以上の人が増えて当たり前だが、隣近所の住民は当時からあまり変わらず、周りの景色も全く変わっておらず、だから気分的には昔のままで、こうして敬老の日のプレゼントを町内会からもらって改めて年を取ったんだと思う。で、自治会から頂いたプレゼントは今年も文明堂のお菓子セット。文明堂のカステラは好きなお菓子なので、美味しく頂いた。
 「敬老の日のプレゼント、文明堂のお菓子セット」
 


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻生さんに120%賛成

2021-09-21 16:19:05 | その他
今日(21日)の産経ニュースに「コロナ行動制限「効果があったのか」 麻生財務相が苦言」とあった。
『麻生太郎財務相は21日の記者会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会など専門家の主導でこれまで導入してきた行動制限について、「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか。その根拠は何なのか。本当にそれが必要で効果があったのか。私にはなんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じはする」と苦言を呈した

また、人流増加が感染増加につながると専門家が警告していたにも関わらず、最近は人出が増えているのに新規感染者はピーク時から大幅な減少傾向となっていることについて、「われわれ素人からみて、あの話はまったく噓だったって話になるんですかね。よく分からないね俺は」と指摘。その上で、「もう少し、プロといわれる方々が正確な情報を出していただけることを期待している」と述べ、コロナ対策に関する情報発信の仕方を改めるよう提案した。

麻生さんの意見に120%賛成!!
コロナの感染状況推移「東洋経済コロナ」によると、最も多くの感染者を出した東京は8月1日に既にピークアウトし、その後減少率変化が少ないのであまり目立っていないが、8月24日の実効再生産数は1を切り、9月19日は0.69で、急激に下がっている。全国的に見ても8月29日の実効再生産数は1を切り、その後下がり続けて、9月19日の時点をみると0.65だから、全国レベルではすでに収束方向に向っていた。素人でもこんな事象は簡単に理解できるのに、何故、コロナを毎日監視している専門家や政治家は事実を話さないんだと不審に思っていたが、麻生さんもそう感じていたんだと納得した。危ない時は危ないとレッドフラッグを挙げ、危険はやや去ってグリーンフラッグに変ったとか、合理的に現状を解説しないと専門家はオオカミ少年だと我々には見えてくる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔のことを思い出した。

2021-09-20 06:37:19 | オフロード車事業
カワサキレーシングチーム・全日本モトクロスの元ワークスライダーだった立脇さんが、彼のFB(チーム ミッキー)に昔の写真を投稿していた。内容は色々あったが、その中に昔の仕事中の事が書いてあった。その一部に、
「下の写真は81年1月 アメリカにマシンテスト&レース参戦 仕事なんで出張旅費もらって行きました。
懐かしい‼️大津さんと(後にファクトリー監督) 後ろに的野さんも写ってる🙂フレーム&サス担当
コースはインディアンデューン マシンが手作り感満載(笑) シュラウドが下敷きの材料?(笑)
ガソリンタンクはFRP シート下 サイレンサーではなく リヤサスの容量増やすためのタンクですね
ファクトリーと市販車のテスト 比較車にRM他乗ったわアメリカの地で写りこまないように写真撮ってもらったの思い出した(笑)
懐かしい試行錯誤の時代 カワサキのマシン作った方々m(__)m」とある。
   

昔のある時ある場所で、立脇さんが「一回だけUS出張したことがあり、確か青い車があった」と言っていたが、このUS出張が上述のインディアンデューンで、青い車はヤマハのIT175である。当時の写真。立脇選手と野宮選手がいて、毎日ビールを飲んで談笑していたわけではないが、たまにはカラオケ屋に行って歌った事も思い出した。皆でワイワイしながら昼間はテスト、夜は上手い飯を食べに出かける日課だった。写真左から、私、鈴本さん(元R&D社員)、野宮ライダー、的野さんそして立脇ライダー。
   
ヤマハIT175はKDX175比較車。KDX175は軽い車体にKX125エンジンの排気量UPを基本仕様としているが、その走行性能確認をUSでKMCR&Dと共同テストすることになり、日本から野宮、立脇の両プロライダーとサス担当の的野さんと私が同行した。当時は、モトクロスマシンと同じく砂漠やファイヤロードを走行するエンデューロ車の人気が非常に高く、モトクロス車をベースに改造した車を開発していたが、その車がKDX175だ。(上市したKDX175はアメリカのバイク雑誌数誌のシュートアウトにおいてベストバイクに選出され、高い性能にも関わらず値段は他社並みだったので、バーゲンセールと雑誌に評価されバカ売れし急激に販売量を伸ばした名車。更に、カワサキに移籍してきた J.Penton によって、KDX175は有名なデイトナのアリゲーターエンデューロレースも制した)

この時のUSテストで思い出したが、野宮さん、立脇さんと一緒に米国に出発する確か前日、神戸の新任領事が米国入国を許可しないと言っているので説明に来てくれと、旅行代理店から突然電話があった。当時は神戸にあった領事館(今は大阪)に出かけ、モトクロスバイクのアメリカテストのために出張したいと説明するも、説明が悪かったのか、何を勘違いしたのか、米国で仕事をする、つまり現地で就職すると勘違いしたようでなかなか承認しない。モトクロスとはと、米国で販売して人気があるとか、米国で2週間ほどテストしたらすぐに帰国する等々、色々説明するが頭を縦にふらない。仕方なく、観光に行くんだと言ったら、首を横に振りながら笑って許可をした、という記憶がある。この時の道順は、カナダのバンクーバー経由シアトルに米国入国し、シアトルのスーパークロスを観戦した。レース前日、冬の雨だったが街中は結構暖かく、街を行き交う人は誰も傘をささずのシアトルで、レース会場のキングスドームは石ころが多かった。当時は、アメリカ・ロスのイミグレでは「カワサキ」「モトクロスバイク」「テスト」と言うと、何時もにこっと笑って「気をつけて」と直ぐにハンコを押してくれた時代で、カワサキの知名度が凄く高かった時代の話。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花@野々池貯水池

2021-09-17 06:11:58 | 野々池周辺
朝夕はめっきり涼しくなり、特に朝は寒さを感じることがあるものの、空気は澄んで見える。今日(16日)の朝の外気温は21度。
野々池貯水池では、赤トンボやシオカラと緑色のギンヤンマが目立ってきた。ギンヤンマが顔近くまで近づいてきたので、暫くその状態で一緒にギンヤンマと歩きながら、ぐるっと後ろを振り向くとギンヤンマは後方に飛び去り、暫くするとまたいつのまにか再び近寄ってくるので、面白いなーと何時も思って歩いている。しかし、昔に比べトンボの数が減った。数年まえは赤トンボは群をなして飛び回っていたが、今はせいぜい2、3匹。草刈りが終わった野々池貯水池の土手で彼岸花が咲き始めた。草を刈った後に、いつのまにか彼岸花がにゅきにょきと伸び花を咲かすので一番目立つ。そんな季節になった。
   
超大型台風14号は、暫らく中国近くに停滞していたが、動き始めた。明石も17日には雨が降る予報だが、15日、野々池傍の中学校が運動会を開催していたので、晴れでよかった。16日、九州から四国を通過し和歌山あたりに再度上陸する予定だと予報している。17日には温帯性低気圧になるが、風や雨は半端なく多いとの事なので、これから準備にかかる。
   「ウェザーニュース:16日、16時06分」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大相撲秋場所始まる

2021-09-15 06:23:30 | スポーツ
9月12日から大相撲秋場所が始まった。
 「NHK]
今場所の見どころは、なんと言っても期待の新横綱照ノ富士の相撲。先場所、照ノ富士は他の力士を寄せ付けない圧倒的な強さを見せ、多くの大相撲ファンを虜にした。何れの相撲も、照ノ富士は慌てる様子もなく落ち着いて脇を固めて寄り切って勝つ。慌てず、あくまで冷静沈着の見本のような相撲をとる。今の照ノ富士をみると、まさに大相撲が誇りうる大スターで大相撲ファンが大好き相撲取の第一人者までに成長した。その照ノ富士が横綱に推挙され、横綱最初の相撲が今場所の初日、大型力士の逸ノ城をなんなく寄り切った。 立ち合い、左前まわしを引くと、ほぼ同時に右を差して盤石の形をつくった。そのまま、相手に何もさせずに寄って出て勝負を決めた。強い。この一番を見る限り、幕内優勝は照ノ富士で決まり。そんな印象の相撲だった。

一方、初日の正代、貴景勝の両大関がともに負けた。貴景勝は北勝富士に当たり負け、押し負けて全く良いところなし。テレビ画面で見る貴景勝は立会い頭で当たるもなんとなく気が引けた当たりで弱く、すぐに頭が上がり足が出ずに引いて負。正代は変わらずの腰高で上体が浮き腰も高く豊昇龍にあっさりもろ差しを許し、あとは後ろにさがるだけで抵抗する間もないまま土俵を割る、見るも無残な相撲に、入門3年目の豊昇龍に一方的に負け、どちらが大関かと言いたい。この両大関の今場所を予想すると、勝ち越しがやっとで、良くてクンロクだろうと、そんなひどい相撲だった。この両大関のみじめな相撲を見ただけに、横綱照ノ富士の勝ちをみて、優勝を予想するのは簡単だ。(14日の3日目:照ノ富士3連勝、正代2勝1敗、貴景勝3連敗)
 
で、先週、NHKBS1の「どすこい研」は「初日に潜む魔物の正体は?」を取上げ、討論していた。ゲストは荒磯親方(元横綱稀勢の里」。横綱・大関の鬼門とも言われる初日、初日におこる魔物はなぜ起こるのだろうと、その正体とはと、荒磯親方は自分自身の気持ちの持ち方だと解説していた。初日、土俵下にすわっていると、有らぬことを考え込んでしまうんだと言う。これが魔物の正体だと。それ聞いての新横綱照ノ富士の初日、初日の魔物っているのかなと思えるほど、照ノ富士の相撲は盤石だった。

さて、今場所のもう一つの見物は白鵬の処遇だ。
先場所優勝するも、その相撲を徹底的に批判された白鵬が、今場所どのような相撲を取るのか興味があった。しかも今場所前に白鵬は引退するとの噂がネット情報に流れ、興味をもって白鵬の処遇を見ていた。それがなんと、休場だ。その理由は、白鵬の所属する宮城野部屋で新型コロナウイルスの陽性者が出たため、宮城野部屋所属の全力士は休場すると決まったそうだ。今まで、体のケア優先で出場と休場の繰り返し、先場所は皆勤して自身45度目の優勝したので今場所は休場の場所と思ったが、横審から休み過ぎの忠告を受けたばかしだから、その処遇が見物だったが、コロナ禍の休場ならばこれで大手を振って休める。なんで、宮城野部屋にはコロナ患者が多く出るのだろう。先日の新聞に、横綱経験者が「照ノ富士、白鵬になるな」との雑誌広告の見出しがあったが、どういう意味だろう。7月の横綱審議委員会の会合では「白鵬の相撲は見苦しく、どう見ても美しくない」、「勝てばいいものではない」、「長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と批判が噴出した一方、満場一致で横綱推挙が決まった照ノ富士に対し「白鵬のようにはなってほしくない」という声も挙がったことが伝えられる等、白鵬、どうする? なんだか、マカロニウエスタンのような善玉、悪玉の構図になった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大丈夫だろうか?

2021-09-13 06:22:59 | その他
日本自動車工業会のトヨタの豊田章男会長がオンライン記者会見していた記事を読んだ。
『豊田会長は「一部の政治家からすべてを電気自動車(EV)にすればよいとか、製造業は時代遅れだという声を聞くことがあるが、私は違う」と述べた。政府が打ち出した温室効果ガスの排出削減目標に対しては「目標値を示すだけで、日本の実情を踏まえて決められたものではなく、欧州の流れに沿ったやり方だ」と批判した。日本政府は極端なCO2削減を推し進めるような政策を展開している一方で、これによって大打撃を受けそうな自動車産業をはじめとする製造業を支えていく政策的手当を全く考えていないということなのだろうか』と懸念を示した。欧州を中心に欧州優位に纏められたカーボンニュートラルは自動車の内燃機関を否定するもので、これが成立すれば欧州や中国は日本車を徹底的に追いつめ優位に立てる。だから自工会の豊田会長は国の脱炭素政策について「国や地域の実情に沿った取り組みが必要だ」として、日本の国情に合った政策を訴えているのだろう。
   「トヨタ自動車」
   「トヨタ自動車」

豊田社長は一部政治家の発言として「製造業は時代遅れだという声を聞くことがある」と述べているが、現在の日本経済を支えているのは自動車産業を中心とする製造業の功績を抜きに考えられない。それは少しでも製造業に従事した経験のある人であれば、すぐに分かることで、トヨタを筆頭とする自動車産業が下火になれが日本は経済的に大きな痛手を被る。無責任な政治屋は往々にして、格好いことを言ってマスコミにほめられる利益は自分のもので、そのコストは我々国民が負担するから、政治家がみんな、放射能でもコロナでもゼロリスクが一番得なポジションにいるが、石炭から作る高価な水素もそうで、政治家が一方的に走ってしまう事に、街の素人ながら一抹の懸念を持っている。誰がこのコスト(水素税や炭素税等)を負担するのだろうかと。今でも、電気料金の請求が来るたび思うのが「再生可能エネルギー発電促進賦課金」なる料金で、毎月約1500円ほどの請求される。なんで我々が隣近所の太陽光発電の費用を負担するんかと、安全と認可された原子力発電所を稼働させずに、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」なるを強制的に負担される理不尽さに今も納得できずにいる。

豊田社長は、昨年12月、政府が打ち出した2050年の温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にする目標に対し「自動車業界のビジネスモデルが崩壊してしまう」と懸念を示していた。また、日本は火力発電の割合が大きいため、自動車の電動化だけでは二酸化炭素(CO2)の排出削減につながらない、つまり、電気を作る過程で大量の二酸化酸素を放出するとして、原子力発電等が主力の欧州自動車産業、フランスの例を挙げ「このままでは日本で車をつくれなくなる」などと達成困難だと発言した。結果的に、日本生産車は高価格になって、例えば日本の国情にあった軽四輪の存在が危惧され、発達した日本のインフラがマヒする恐れがあるとしている。まったくの正論だ。カーボンニュートラルは日本製製品コストを非常に高くするようで、このままでは自動車に代わる大きな産業が発達していない日本の製造業は壊滅的になる可能性が高いとも言う。なんか、明るい未来は来ず、空恐ろしい世界に突入するような気がする。何か心配になってきた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅総理 退陣

2021-09-06 06:32:54 | その他
4日の朝刊は、菅総理退陣が一面トップだった。
神戸新聞曰く、「総裁選 再選困難と判断」、曰く「コロナ対応批判続出」「コロナ手詰りの末」、曰く「延命に固執 万策尽き」等々、所謂国民が納得する(どんなかよくわからんが?)コロナ対応が出来なかったことが退陣の大きな理由のように書いてある。
  「神戸新聞」

既に、前日3日、ネット報道やテレビの殆どは菅総理退陣を報道していたので特に驚きもしなかったが、正直思ったのは、菅総理の何が悪かったのだろうかと。派手なパフォーマンスが苦手な、冷徹で沈着冷静な菅総理を個人的には信頼してきた。確かに、諸外国の大統領や首相クラスの発言力に比べ力強さに欠けるも、そつもなく無難だった。むしろ、功績の方が大きかったように思う。例えば、東電の処理水の海洋放出の決断なんかそうだと思う。誰が考えても海洋に流すのが正解だと思うも、風評被害の流布を恐れた歴代の元首相達が先送りした案件だったが、原発事故から10年、決断したのは菅総理。また、製薬会社とのワクチン確保契約は一番早かったものの接種開始が遅かったのは事実だが、しかし、その後の展開は素晴らしく、猛烈な勢いで接種が始まり、希望する対象者の大方50%弱が既に2回目の接種を終えた。これは欧米諸国に比べても最も早い。確かに感染者数は増えていたが、東洋経済コロナによると、最も多くの感染者を出した東京は8月1日に既にピークアウトし、その後減少率変化が少ないのであまり目立っていないが、8月24日の実効再生産数は1を切り0.79で、急激に下がっている。全国的に見ても8月29日の実効再生産数は1を切り、9月2日の時点をみると0.88だから、全国レベルでは収束方向と言えるんではなかろうか。それにも拘わらず、菅総理はコロナ対策に失敗したとか、はたまた総理の器ではなかったとかと、政権運営には向いていなかったとか、マスコミは酷評し報道するのだろう。テレビに出ている街の声も、人出が減っていないと政府への不満を言うのを聞いて、その矛盾に唖然として不思議に感じた。個人的に思うに、今回のコロナ対策は、世界のどの著名な政治家や専門家でも解決できない難問で、要は如何に上手にコロナと付き合っていくか、つまるところコロナによる死者を減らすことにあると思っている。その点でみると、コロナ死者は日本は世界的には見ても著しく少なく成功した部類の国として評価されている。つまり、菅総理のコロナ対策行動や結果は評価されてしかるべしだと思う。

が、マスコミの論調は違うようで、ワクチン接種回数は現在世界で5位(NHK情報による)の高いレベルにあるが、良い事は誰も褒めてくれなかった。結局、菅総理のコロナ対応は失敗したして評価され、次の総理に対応が回ってくる。菅首相のままの総選挙ならば政権交代まであったかもしれないと言う声がある一方、菅さんが降りるとなると野党は逆に不利になるだろうと、そして世間で人気の河野さんが首相になって解散・総選挙をやったら、自民党が圧勝するだろう言う論調のメデイアも多い。河野さんは外務大臣時、同じ文面の回答に業を煮やし韓国大使を一括した事件を思いだすが、頼もしい所もある面、スタンドプレーが目立ち、またエネ問題などの基本政策は日本経済を破たんさせると言う意見も多くある。さてさて9月末には新総裁が決まる。だが思うに、今回のコロナ騒動で思うに、5日の朝のテレビでも持論を述べている評論家も言っていたが、「誰が何と言おうが正しいこと、為すべきことを断固進める不退転の覚悟こそが、具体的に言うと命令できることが、次の首相に求められる」ではないかと。少なくともコロナ等の未知の感染等の処方についてはそうだと思う。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする