野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

半夏生

2020-06-29 06:12:18 | 
    
新聞の明石版に「半夏生」が咲き始めたとの便りがでるようになった。
今頃、梅雨時に一斉に緑の葉が白地に変る、ちょっと変わった花だが、この花を見ると、不思議な花もあるもんだと思う。ずっとまえは、庭の数ヵ所に半夏生を植えていたが、今は北側の朝日が良く当たる場所にだけある。それでも4㎡の面積はあるが、ここが半夏生の場所。半夏生は湿気のある半日陰を好むかと思って、当初は半日陰に植えたが、葉が白くならないので、良く日の当たる場所移植した。すると日の当たる方がより多く花穂が出来るようになったが、よくよく観察するとそうでもなかった。「半夏生」は変った花だけに気に入っている。
「半夏生」 :葉の白化は表側の半分で、裏側は全面薄緑色をしている。
     
    
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庭のゼフィランサス

2020-06-27 06:20:50 | 
昨年、鉢からあふれんばかりにぎゅうぎゅうづめだった鉢のゼフィランサスの球根をバラバラに分けて庭の随所に植え直した。
それから半年、分けた球根から花が咲き始めている。ゼフィランサスは面白い花の咲き方をする。2、3日前までは葉っぱが一本出てきたと気付くと、突然、花茎がスルスルー出てきてパッと咲く。既に梅雨の季節になっているが、ここしばらくは良く晴れていた。それが、25日から再び梅雨空に戻る。ここ神戸・明石の空模様は降ったり止んだりの曇り空、今日(27日)は快晴で夜雨と予報は言う。ゼフィランサスは雨に弱く、雨に打たれると花弁が下を向き、次第に萎んでしまうので、今日が見頃かもしれない。
   
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過去の思い出、アメリカ人家族の絆の一つの形

2020-06-26 06:23:42 | モータースポーツ
スポーツ大国アメリカで、「YAHOO! SPORTS」のトップ欄に並んでいるのが、NFL,MLB,NBA,NHL・・NASCAR,GOLF・・・の順。最も人気がある国民的スポーツはアメリカンフットボール、野球、バスケットボール、ホッケーが上位で、スポーツビジネスとして成功している順番だと思う。モータースポーツの分野でみると、四輪のNASCARレースがメジャースポーツとしてリストUPされている。他のメディアも大方その順にリストUPされているので、多分そうだろう。その中で、二輪モータースポーツは、「 Action Sports」の分類の項に、Bike(自転車)とMotocrossの2項目がリストUPされており、「Motocross」はアメリカのメジャースポーツに準ずるスポーツと言えるかも知れない。

その「Motocross」スポーツの頂点と言えるのが「SUPERCROSS」であることには間違いない。
「SUPERCROSS」は野球場やフットボール場に土を運んでモトクロス・コースを造成して行うスポーツ競技であるが、全米各地で開催される観客動員数は約5万~8万/試合を誇っており、観客動員数から言えば野球並み。全米にテレビ放映され、インターネット上でも見ることも可能だ。「SUPERCROSS 」のメインレースに出場できる選手は、多くのライダーの中から勝ち抜いた20名。今年2020年のチャンピオンはカワサキワークスのEli Tomac 選手。

ところで、全米のモトクロスの世界を支えているのが、多くのアマチュアライダー達だ。
勿論、モトクロスをスポーツとして楽しむライダーもいる一方、将来のEli Tomac、 Ryan VillopotoやAdam Cianciarulo を目指すライダーも同じ土俵でレースを楽しむ。彼らの中から、勝ち残った優秀な選手が経験を積んで、SUPERCROSS レースに参戦するまでに成長する。全米のアマチュアモトクロスライダーにレースを提供しているのは、昔はNMAとAMAのふたつの組織であった。NMA(National Motosport Association )はアマチュアライダーを主に全米各地でレースを主催しているのに対し、AMA(American Motorcyclist Association)は全米各地でプロレースとアマチュアレースを軸に開催している。そして、夫々の組織のメインレースがNMAは「PONCA CITY」(もう無くなったらしい)、 AMAは「Loretta Lynn」であるが、これらは日本の高校野球で言う甲子園に相当する。

NMAの「PONCA CITY」と AMA「Loretta Lynn」に匹敵するアマチュアモトクロスレースが、NMAが主催するもうひとつの主レース「World Mini Grand Prix」だった。アメリカのアマチュアモトクロスを支える出発点は、PWクラス(変速機なし)や60㏄、85㏄の入門クラス。(85㏄クラスでは、プロライダーと同等の実力を備えたライダーも居るので、必ずしも入門クラスと言えないかもしれないが)このライダー達が将来のSUPERCROSSレースを支えるライダーに成長するとともに、全米に人気のあるオフロード市場を支えている。

アマチュアモトクロスレース活動、その行動の原点は「家族の絆」
思いだしてみると、'76年のアメリカテストを皮切りにアメリカ出張の機会も増えてきた。米国はモトクロスを中心とするオフロード車の大市場で、当時、当地のサドルバックパークやインディアンデューン等の郊外の山や砂漠地帯でテストに立ち会う機会も多くなった。現地に行くと、そこには数台のキャンピングカーを中心に、父親と少年少女達がモータサイクルや四輪バギー、VWの改造車でビュンビュンと走リ回っている。側で、母親はキャンピングカーに張ったテントの下で昼食のサンドウィッチを準備をしていて、楽しそうな家族的な風景だった。そこには、暴走族まがいの人達はおらず、あくまでも家族単位の行動で、アメリカの週末の過ごし方の一つを垣間見る事が出来た。アメリカ人は長い開拓移民時代に、家族が一つの単位となり、幌馬車に揺られて 新天地を求めて歩み、永住の地にたどり着いた歴史がある。その頃の開拓民にとっては「家族」が唯一の財産であった時代の名残が、いまも脈々と受け続けられいるのだろうと思った。開拓時代の馬が現代は単にモーターサイクルに替わっただけなのだろう。アメリカは広大な土地なので、チームを構成してレースを楽しむことは実質不可能で、行動は家族単位となる。日曜毎に開催されるモトクロスレースでは、父親がメカニック、母親と家族か応援。燦々と降り注ぐ太陽の下、6~8才前後の子供がレースに出場する事を中心に活動が始まり、そして家族の絆を深めて行く。騎馬民族の子孫、かって戦争に明け暮れた欧米諸国の人々が最後に頼った拠り所は家族であった。大西部時代を生き抜いたアメリカの名残が荒野を駆け巡って生活し、そして生きるための競争だった。それが現代まで続いた名残の一つがモトクロスとすれば、モトクロスはアメリカ人の心の故郷だろうし、文化として継承されているのかもしれない。

過去、アメリカでは、薬に走ったりや家庭内暴力等の青少年を取り巻く問題が山積していた時期があった。
これ等を解消し、家族の絆を醸成してきたものの一つに、こうしたアマチュアモトクロスもあったと言われている。モトクロスが子供の自立心を覚えさせ、行動に対する責任を自覚させていく。彼らが、アメリカのオフロード市場を支えている行動の原点だから、人口が増え市場が成長することはあっても衰退すること等ないと思う。
     
     
     
昔流行った訴訟問題で、もう今はサドルバックパークやインディアンデューンも無くなってしまった。当時、アメリカ人はなんでこんな短絡的な行動をするんだろうと疑問を持ったが、しかし現実の今も、アメリカの休日の日常はデューンやモトクロスパークで家族単位で一日中過ごす人達が多いと聞く。今なお白人を中心とする米国市民のオフ車志向は根強い。

       

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Rookie Of The Year

2020-06-24 06:25:56 | モータースポーツ
 「FB:Supercross Jo Shimoda is your 250SX Rookie Of The Year 🇯🇵」 
21日に終了したAMASXの最終戦で、250東部のランキング3位となった、日本人Jo Shimoda 選手 は今年の「Rookie Of The Year」に選出された。日本人モトクロス選手が、世界最高峰と言われるAMASXで「Rookie Of The Year」に選ばれたことなど過去聞いたことはなく、多分、初めてだろうから素直に嬉しいし、彼の今後の活躍を大いに期待している。FBの「Supercross Jo Shimoda is your 250SX Rookie Of The Year 🇯🇵」に投稿されたコメント欄をよむと、多くのファンからの祝福が寄せられているので、現地でも期待されている選手なんだとわかった。

Jo Shimoda(下田丈)選手と言えば、これまでも「FIM Junior Motocross World Championship」や「Loretta Lynn's」でしばしば、その名前が登場していたので名前だけは知っている。例えば、7年前、2013年8月に行われた「FIM Junior Motocross World Championship」の結果表を見ると、65㏄クラスに名前が既にある。この時のレースは5位だった。近々のデータでは、2019年のLoretta Lynn'sレースの時にも、Jo Shimoda の名前があり、当ブログにこう書いたことがある。「2019年の米国Rocky Mountainで開催されたAMAアマチュアモトクロスナショナルレースで、カリフォルニア拠点にレース活動を続けてきた下田丈選手が大活躍しているとSNSにあったので調べると、「250 Pro Sport - Overall Finish Positions」では17位となっている。下田選手は1ヒート目が8位、2ヒート目が1位、3ヒート目がリタイヤでトータル17位。それにしても、有名なLoretta Lynn'sで日本人選手がヒートであれ優勝した事等は聞いたこともなく、全日本から脱出し米国を主戦場として戦う日本人選手が現れ、しかも大活躍している事実に些かびっくりしている」

今年の2020年、Jo Shimoda 選手は、ホンダ系の有名な「GEICO HONDA」チーム所属としてプロ契約し、「GEICO HONDA」はJeff Wardがトレーナーとして指導しているチームだが、このチーム所属ライダーとしてAMASXの「Rookie Of The Year」に選出された。次に続く全米ナショナルモトクロス選手権などでの活躍と、数年内にワークス昇格を期待している。

日本人モトクロス選手が世界の舞台で活躍した事例は、過去、世界選手権で渡辺明選手がチャンピオンになった例もあるので、大昔の日本人モトクロス選手は実力的に世界のトップクラスであったのは事実だが、ここ十数年の日本人モトクロス選手の実力は目を覆いたくなるほど惨めなものだ。毎年開催される「Motocross of Nations」の国別世界順位から言うと予選20位通過もままならず、世界のモトクロスシーンから蚊帳の外に置かれて久しく、日本GPに招聘されてくる外人選手に数秒遅れの日本人は外人選手を見て「すげぇ~」と訳のわからぬ言葉を発するのが精一杯で、欧米の上位ライダーに肉薄することもなく、そして、その結果を単純に受け入れてしまう怖さが日本側に残念ながらあるようにみえる。

唯一、こうした低迷している全日本モトクロス界を飛びだし、世界の舞台で活躍しつつあるのが、Jo Shimoda(下田丈)選手だ。下田丈選手は、「FIM Junior Motocross World Championship」や「Loretta Lynn's」等の世界的に有名な大会の場で、65㏄ミニクラスにおいて世界のキッズ達と切磋琢磨し実力を伸ばしてきた。今も昔もそうだが、米国や欧州の著名なモトクロス選手は小さい頃から世界のキッズクラスでお互いに覇を争い実力を伸ばし、やっとプロクラスで戦う場を得ても、まだ先を走る選手が大勢いる。だから、日本だけのコップの中の争いから一歩も抜出すこともしない日本人選手は、全日本選手権チャンピオンになったとして世界では全く通用しない。つまり世界の戦いは、年少の頃から戦いが既に始まっているのだから、入門クラス50~65ccクラスをもっと日本市場に浸透させ、かつ、日本の二輪企業は、このクラスに戦闘力の高いマシンを供給支援し、本当に戦える実力を付けないと、世界に通用する選手は出てこないと思う。Jo Shimoda 選手は低迷した日本から脱出し、世界中のキッズが戦うクラスで、クラス最高のマシンと評されるKTMのマシンに乗って頭角を現した。

実は、こうした危惧を何度も聞いた。例えば、日本の二輪企業が世界に羽ばたく過程で、世界を制覇したホンダ、ヤマハ、スズキがロードレース界から撤退後、モトクロスがビジネスになると気付いたスズキがオフロード市場に打って出る過程での、マシン開発の苦労話をマウンテンの吉村太一さんが「モトクロッサー開発よもやま話」に結構面白く書いている。1966年頃当時、チェコのCZ、スウェーデンのハスクバーナ車が世界のオフロード市場を席捲していたが、次第に日本メーカーに置き換わり制覇されていく過程での話。その記事の最後の一節に、「日本製モトクロッサーが最初から優秀だったのではなく、積み重ねがあり現在の地位がある。しかし、今またヨーロッパからKTMなどの逆襲が始まっている。今後のモトクロッサーがどうなっていくのか、私は興味が尽きない」と締めくくっている。 また、昔のカワサキモトクロスチームの主力ライダーだった、福本敏夫さんと四方山話をした際、彼が言うに、「日本製のミニバイクはKTMにとてもじゃないが勝てない。日本の二輪企業はKTM以上のミニバイクを開発しないと優秀な日本人モトクロスは育たないし世界から遅れてしまう」と聞いた。で、この話をモトクロスマシン開発に携わっていると思しき、ある関係者に伝えると、「打倒KTMやキッズバイクを開発して何ぼ儲かる?」となるを聞いて一瞬耳を疑い萎えてしまった。結局、その延長上に、2020年の全日本選手権からスズキ、ホンダそしてカワサキもワークス活動から撤退すると言う前代未聞の羽目に至るに結びついてしまったのかもしれない。一方、米国市場では、キッズライダーがモトクロス場に親子連れで数人集まるとレースそのもので、こういう場面を何度も見た。こうしたモトクロス環境が50年以上も変わらぬまま続いている米国市場で、たった一人で戦う 下田丈 選手の成功を願わずにはおられない。
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復活、「Kawasaki Racing Team」

2020-06-23 06:24:39 | モータースポーツ
「Supercross :The CHAMP 🏆 Eli TomacT]
世界最高のモトクロスレースと評されるアメリカAMAのスーパークロス(SX)レースは、現地時間6月21日(日)の最終戦をもって終了した。
今年のチャンピオンはカワサキワークス「Kawasaki Racing Team」の#3 Eli Tomac選手となった。AMASXレースで日本企業のワークス選手がチャンピオンを獲得したのは6年ぶり(神戸の富岳は9年ぶり世界一復帰)で、欧州KTMとHusqvarnaの兄弟会社の5連勝を打ち破り、久しぶりの快挙に素直に嬉しい。昨年のランキング表を見ながら思っていた事だが、昨年の上位5位中に、KTMは1位、3位、5位を占めており、かって昔の覇者だった日本の二輪企業のワークスライダーが束になってかかっても、この牙城は当面落とせそうにないな~と悲観していた。だから、大昔の日本のワークスチーム全盛時代を知っている世代、最近の日本企業のワークスチームの体たらくぶりにほとほと嘆き悲しんでいる世代が思うに、日本ワークスの代表たる「Kawasaki Racing Team」が欧州勢からチャンピオンフラッグを6年ぶりに奪回したのは、本当に嬉しい。
  
SXが始まる前の下馬評で多くのネット誌も、Supercross Power rankingでも、今年の優勝候補No1は、カワサキワークスKawasaki Racing Teamの#3 Eli Tomac選手だった。今期はその実力通りに能力を発揮し、素晴らしいチャンピオン獲得だ。昨年迄のEli Tomac選手は常に優勝候補No1に挙げられるも、戦績にバラツキが大きく安定性に欠け、結局、2位どまりだった。昨年も最終戦ラスベガスでは目を覚めるような走りを見せたが、結果を出すのが遅すぎるのがEli Tomac選手だったが、今年はそれがないのが勝因。

で、ランキング2位は昨年の王者KTMワークスのCooper Webb選手、3位は ホンダワークスHRCのKen Roczen選手となった。HRCのKen Roczen選手とKawasaki Racing TeamのEli Tomac選手、この二人の選手の活躍に日本二輪企業の技術力誇示がかかっていたので、是非トップになって欲しいと、SXのLIVETIMIGを見る度に、どうしても目が先に行って気になって仕方ない選手二人だが、今年はKawasakがチャンピオンを獲得した。

ホンダワークスチームには奮起してほしいと心から願っている。
と言うのは、30年前後前の大昔、”American HONDA”というワークスチームがアメリカのプロモトクロスを席巻していた時期があった。当時、並いるトップライダーを上位から根こそぎ契約し、他チームは手の打ちようがなかった時代だ。しかし、その後の長い期間、往年の強いホンダを知っているモトクロスファンにとって、ホンダモトクロスの凋落ぶりは大いに落胆させるものだった。そして、2015年、最強のホンダを彷彿させる名がAMAのモトクロスレースに再登場し、「TEAM HONDA RACING」最強の時代、あの最強の時代を肌に染み込ませているはずのHRCが、モトクロスに再参戦すると聞いて、これから強いホンダが登場するとファンの一人として喜んだものだ。しかし、実際は、かっての最強ホンダを再生する事はかなわない状態は続いてしまった。二輪のモータースポーツの世界で、レースこそ我がDNAだと標榜しているホンダが、そのホンダワークスが後方で苦戦している姿を見るに、ファンの一人としては耐えがたいもので、こんな惨めなものはない。世界の二輪業界のリーダーたるホンダワークスは、トップに立ってこそ、その責があると、二輪のモータースポーツファンは誰でもそう思っているはずだ。
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阪神、3連敗でシーズン始まる

2020-06-22 06:25:28 | スポーツ
プロ野球は6月19日より開幕した。観客を入れない無観客でのレギュラーシーズンが始まる。
当初の予定からおよそ3か月遅れで日常を取り戻す一歩を踏み出した、とどの報道にもあるが、3か月間、選手のモチベーションを如何に維持させるか難しい課題が各チームに課せられている。それだけに、第1戦からの数戦の戦いが今年度を占うことが出来そうだ。で、東京ドームの阪神:巨人3連戦を楽しみにしながらテレビ観戦した。

阪神:巨人の第1戦は、両チームの緊迫したエースの投げ合いで始まる。
阪神の西、巨人の菅野とも良いピッチングだったが、ピッチャー西にホームランと2塁打を打たれた菅野はかなり落ち込んだように見えた。何せ、ピッチャー西の孤軍奮闘のピッティングは見事。この試合、兎にも角にも、阪神打線は全くダメで、3番マルテの3安打、西の2安打1打点が光ったぐらいだ。西投手の得点が唯一の点でしかも期待の4番ボーアが打てないのだから、これでは勝てんだろう。結局、西の好投は報われず、代わった岩崎がホームランを打たれ、「巨人2ー1阪神」で巨人の勝ち。

第2戦の結果は「巨人11-1阪神」で、阪神は大敗した。
翌日の新聞の見出しは、「阪神大敗 4番ボーアが大ブレーキ G戦開幕連敗は42年ぶりの屈辱」となった。テレビ観戦しても、2度の満塁の好機に4番ボーアが打てないのだから、新聞の続きは「阪神、シーズン開幕からの連敗は、2006年以来14年ぶり。巨人戦開幕に限れば1978年シーズン以来、42年ぶりの屈辱となった」となった。マルテが3度出塁した展開で、ボーアは2度の得点圏、3度の走者を置いた場面で凡退となって、阪神打線は最低。阪神の失点を、更に加えて言えば、2点差の七回にはルーキーの小川を投入。この回、押し出し四球を含む打者一巡の猛攻を浴び、8点を失い勝負が決まった。兎に角、好機にボーアに回ってきたら、左ピッチャーを投入すれば簡単に抑えられから楽なもんだと敵の首脳ベンチに思われたら最悪ではないか、たまらんな~。

で、気になったので専門家の意見を聞きたく捲っていたら、ボーアの不振について、THE PAGEにはこうある。 
伝統のGT開幕戦で悪夢…なぜ阪神の新4番ボーアはブレーキとなったのか?
「掛布雅之氏は、練習試合からボーアの問題点を不安視していた。「三振を怖がっているのか、ボールに当てにいっている。後ろ足に重心を残そう、ボールをひきつけて打とうという意識が強すぎるので、必然、右足の踏み込みも浅くなり、いわゆる右側の壁がなくなってしまっている。もっと前にスイングの幅をもたせる感覚でフルスイングをすればいいのだが、今の状態であれば、まず外、高めのボールは打てない。たとえ甘いボールが来ても打ち損じてしまう可能性が高い。そういうデータは、すでに巨人に取られ菅野に忠実に使われていた。沖縄キャンプのフリー打撃で見せていた、いい状態から、すっかり形が変わってしまった」として、こんな提言をしたようだ「まずはメンタルの問題を解決すべきだろう。横浜DeNAのラミレス監督はソトに対して”好きなところだけを狙え。その他のボールが来て三振をしたってかまわない。責任は俺が取る”と言って気持ちを楽にさせ、本塁打を量産するようになったそうだ。ボーアに対しても、”外のボールは捨てていい。好きなコースだけをフルスイングすれば三振してもOKだから、当てずに振れ!”とベンチが指示を出して気持ちを楽にしてあげればどうだろうか。幸い無観客でファンからの厳しい声は聞こえない。ドームならば出合い頭で一発が出る可能性がある。打者は一発が出れば、ガラっと変わるもの」

そして、3戦目の今日(21日)
  
結局、阪神3連敗となった。この3連戦で最も話題を提供した選手はボーア選手だろう。昨日の4番から6番・一塁で出場しているが、開幕から全打席12連続ノーヒット。3戦目の9回表にも打順が回ってきたが、一塁ゴロに終わった。阪神は開幕から15試合、敵地でのロードが続くそうだ。悪い流れを早く打ち切ってほしいものだが、さてさて、今年の阪神、ボーアの取扱に窮する試合が続きそうだ。今年の阪神の株主会議はすでに終了しているのでボーアの不振が追及されずによかったね。
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ワクワクするほど面白かった、第16戦

2020-06-19 06:28:34 | モータースポーツ
AMASXも今日(18日)の16戦を入れて残り2戦。
この試合で、カワサキワークスEli Tomac選手のチャンピオンが決定するかもしれないと言うので、楽しみにLIVETIMIGをパソコン観戦した。結果はCooper Webb選手が優勝しEli Tomac選手は2位で非常にエキサイティングな面白い試合だった。LIVETIMIGは、ただ単に各選手の周回ごとのラップタイムと順位及びタイム差が表示されるだけの単純なものだが、今回のようにポイントリーダーがスタート出遅れ追い上げるラップタイムと周回を重ねるごとに順位が上がっていく、そしてトップを捉えるのにあと何秒と、ラップのタイム差を見ながらライダー心理を読みながら、動画にはない頭の中のイメージ感が余計にそのわくわく感を募る。

現在ポイント3位のKTMワークスのCooper Webb選手、同じく2位のHondaワ-クスのKen Roczen選手とのポイント差を見ながら、どの位置に付けばチャンピオンが決定するかをピットは気にするものだ。1週目のCooper Webb選手は4位、Ken Roczen選手は5位。12位で1周目を終えたEli Tomac選手をLIVETIMIGで確認した時は、今日は良くて5位につければ上出来と思ったが、それからのEli Tomac選手の追い上げは凄かった。17周目にKen Roczen選手を交わし、2位走行のCooper Webb選手の後にピタリとつけると、Cooper Webb選手との攻防は面白く、こんな場面でのEli Tomac選手は過去転倒した事があったので、ラップタイムを見ながらハラハラドキドキが続く。最終周でCooper Webb選手は1位に上がり、Eli Tomac選手は2位になった。いや~17周あたりからのEli Tomac選手とCooper Webb選手の攻防は凄かった。動画を見ていないので、この二人の攻防をイメージするのが非常に面白かった。結局、Eli Tomac選手はCooper Webb選手に3ポイントつめられ、22ポイント差で、4日後の21日が最終戦。Eli Tomac選手のチャンピオン獲得の確率は極めた高いが、レースは最後まで分からん。その最終戦は同じく SALT LAKE CITYのおなじコース。レース経緯の説明はCycleNews.com2020 Salt Lake City Supercross Rnd 16 Resultsに詳しい。
  「AMASX 第16戦」
AMASXは、3月中旬の第10戦デイトナ後にコロナ休戦して以来2ヶ月半ぶりに再開したが、11戦から最終第17戦まで同じスタジアムで、無観客開催だ。当方はパソコンのLIVETIMIG観戦なので、スタジアム一杯の観客の動きなど全く意に解せずだったが、暫くしてから動画で確認すると観客がいないレースに、最初はかなり違和感があった。しかし、それも直ぐになれ、SX特有の面白さは観客有無に関係なく非常にエキサイティングなものだった。
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今年の庭の紫陽花

2020-06-17 06:22:08 | 
関西の梅雨入りは6月10日、その後雨続きで少々うっとおしかったが、昨日、今日(16日)とよく晴れている。
雨後なるも空気は乾燥し、神戸も30度になる寸前の暑さだが、雨は少ないほうが断然過ごし易い。梅雨に入る前から庭のアジサイが咲き続け、6月初めに咲き始めた「ヒチダンカ」は満開の時期をとうに過ぎ、花は白くなって散った。次に咲いたのが西洋紫陽花類で大型なだけによく目立つ。満開の「アナベル」は、ぼんぼりの様な丸い花の塊が黄緑色から薄いグリーン色へと順次色がかわり、最後は白一色に変わる。紫陽花も直ぐに大きくなるので、冬になったら枝を折って少なくするが、それでも時期になると直ぐに増える。今年も貰い物のアジサイが一種増えた。
   
   
   
   
   
道路を歩くと、この時期、多くの家の門の上からいろんな色のアジサイがちょこんと顔を出し、それ等は門構えにずらりと花を広げたものから鉢植え紫陽花が門扉の前にちょこんと一個と多彩。田んぼに水が張り、いい季節になった。
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え~、一時中断か

2020-06-15 06:10:40 | 日常生活
今年の毎日曜日、一番の楽しみにしているNHKの「麒麟がくる」が新聞の番組欄に無かったので、NHKの番組紹介をみると、一時中断だそうだ。NHKの説明に「大河ドラマ「麒麟がくる」放送一時休止のお知らせ 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため収録を見合わせている大河ドラマ「麒麟がくる」は、放送を一時休止することとなりましたので、お知らせいたします。■大河ドラマ「麒麟がくる」 ※「麒麟がくる紀行」含む6月7日(日)<第21回>の放送をもって、一時休止。  放送の再開時期については、収録再開の状況を見極めながら検討し、決まり次第お知らせいたします」

前回の放送では、織田信長が今川義元を桶狭間で破り、清州城に帰還する場面で終了し、「つづく」と画面にでた。次回の紹介もあったので、暫らく続くものと思っていたが、今日(14日)の番組表には過去の大河ドラマ特集をするとあった。この「麒麟がくる」は久し振りに痛快で面白かったので、毎週楽しみにしていた。昨年の大河ドラマ「いだてん」が全く面白くなかっただけに、それだけ余計に「麒麟がくる」の放送一時中断は残念至極。韋駄天の主役「金栗四三」は熊本出身で、五高の加納治五郎の話やらちょっと変なアクセントの熊本弁には違和感あるも、それなりに興味あって見ていたが、昭和の時代物は戦国時代ものに比べ生きるか死ぬかの極限の葛藤はなく、ただただ騒々しい番組だった。それに比べると、一族郎党が生きるか死ぬかの瀬戸際で生きぬいている戦国時代の番組は、多少の脚色はあるも、痛快で面白い。

「NHK」
「麒麟がくる」は明智十兵衛光秀が主役だが、主役以上に主役級の人物の取扱いも面白い。今までの中では、斉藤道三はうまいキャスティングで、主役の明智光秀以上の存在感があった。加えて、織田信長役も上手い俳優設定となっていると思う。従来の織田信長役は冷徹な設定で大物然となっていたが、今回の織田信長は飄々とした設定で、染谷将太という俳優が担当している。染谷将太という俳優さんは全く知らないが、この俳優さんは面白いので気に入っている。この俳優さんは、多分、冷徹な悪役を演じさせたら非常に面白いんだろうなと思う。織田信長役と言うと、今迄重厚な役で二枚目が演じ、如何にもドラマ風だったが、この童顔丸顔の俳優さんが演じる織田信長もまた面白い。ただ、場面中、織田信長が信長暗殺を企てていた弟を毒殺して涙を流すシーンがあったが、涙を流さずジッと冷徹に耐える顔を、生きるか死ぬかの時代を生き抜いた顔の表情で演じてくれたら(多分、本当の信長像はこうだったでは個人的には思うが)、もっと箔が付いた信長役となって、「麒麟が来る」の超主役に躍り上がったんではと思っている。それにしても、この番組は個性豊かな役者が主役明智光秀以上に目立って演技するので面白い。ところで再開はいつなんだろう。
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夏野菜、今年最初の収穫品

2020-06-12 06:15:14 | 日常生活
10日の午後から雨が降り出した。予報をみてもここしばらくは雨模様が続くようで、関西地方も梅雨に入ったようだ。
梅雨時になると、隣近所の家庭菜園をやっている人から夏野菜を頻繁にもらう。今年も貰い物は玉ねぎ、ジャガイモ、豆類、きゅーりが多かった。市の貸農園を借りて栽培しているので一度に沢山出来るようだ。それはそれで本当に有難いもので、毎日毎食食べ続けることになる。ところで、庭の家庭菜園ではやっと初物の茄子が取れ始めた。今年も苗は接ぎ木なので育つのが早い。
     
梅雨入りになったせいもあるのだろうか、茗荷が面積一杯に育った。茗荷は地下根をどんどん伸ばして成長するので、適当に根茎を廃却しているがそれでもよく伸びる。食べるとシャキシャキして好物の一つなので花芽の育ちを期待している。それでも、食べる部分の花芽が良く伸びる年と全く取れない年があり、7月にならないと出来は分からない。そんな心配をよそに茎は良く育つ。

ゴーヤ、万願寺とうがらし、シシトウ、茄子、オクラの苗を仕込んできた。
今年の種まきはオクラの種20数個。3,4日水に漬けて庭の空き地に植えていたが、何日たっても芽が出ず、仕方なく苗を買った。また、毎年、種を蒔かなくとも前年落ちた種から芽が出てくるのが青紫蘇や赤紫蘇。今、青紫蘇は食べごろで、これも好物なので重宝している。ゴーヤも苗を二個買ったが、買って植えると直ぐに、昨年落ちた種から4、5本の芽がでる。合わせて6、7本のゴーヤが網を伝って育っている。なぜだが、2年前に植えていたカボチャの芽が出始めた。
  
  
  
  

 

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