庭に植えているフジバカマの花はかすかに香りがする。調べると平安貴族は半乾燥のフジバカマを匂袋に入れ持ち歩いていたそうだ。
フジバカマは秋の七草で、この花が大好きなアサギマダラとともに有名だが、庭のフジバカマを目指して毎年飛来してくるのを楽しみにしている。
海を渡り、2000kmをも飛ぶと言われる蝶だから、さぞかし蝶の大好きな蜜をたくさん蓄えているのかと思い観察しているが、
この花にはアサギマダラ以外の蝶が飛んできて吸蜜している姿を見たことが無い。あえて言えば、フジバカマが咲き始めの頃に、
ハナムグリが盛んに飛んできては花にしがみついている程度で、アゲハやクロアゲハ、モンキチョウ等の蝶が沢山飛んでいるのに見向きもしない。
ところが、今日、珍しい蝶(?)がフジバカマにしがみ付いていた。今まで見たことが無いので、調べると蛾の一種で、
「ホタルガ」と言うもの。見た目が奇麗で良く目立ち、人の気配に驚くわけでもなく、少し揺すってみても逃げる気配なし。
こんな蛾の一種がフジバカマに飛んできた。
話は変わるが、渡りをするアサギマダラがフジバカマを吸蜜し、何故他の蝶が寄ってこないのか興味があって調べてみると、
ちゃんとした理由があった。まず、アサギマダラはなぜフジバカマの花が好きなのか。
「アサギマダラは幼虫の食草であるガガイモ科の植物に含まれるアルカロイド成分が体内に残っているために体に毒をもっていて
鳥などに食べられることがほとんど無いとのこと。フジバカマを含むヒヨドリバナ属はアルカロイドを含む有毒植物だそうで
アサギマダラの雄はフジバカマの花蜜からピロリチジンアルカロイドを取り込んで天敵から身を護る(鳥などの捕食者に対する防衛策)
ばかりでなく毒物を代謝し、2種の代謝物を生成し性フェロモンとして分泌している。よって、フジバカマにやって来るのはオスが多い」とあった。
成程そう言えば、アサギマダラの雄の特徴である、後翅に黒褐色の丸が庭にきたアサギマダラにもあった。
そうは言っても、はるか遠くから(少なくともアゲハ蝶みたいに、そん所其処らに幼虫がいるわけではない)飛来して、そんなに多くもない
フジバカマを見つけ出す能力、天性の能力だと言っても良いが、これも不思議。
フジバカマは秋の七草で、この花が大好きなアサギマダラとともに有名だが、庭のフジバカマを目指して毎年飛来してくるのを楽しみにしている。
海を渡り、2000kmをも飛ぶと言われる蝶だから、さぞかし蝶の大好きな蜜をたくさん蓄えているのかと思い観察しているが、
この花にはアサギマダラ以外の蝶が飛んできて吸蜜している姿を見たことが無い。あえて言えば、フジバカマが咲き始めの頃に、
ハナムグリが盛んに飛んできては花にしがみついている程度で、アゲハやクロアゲハ、モンキチョウ等の蝶が沢山飛んでいるのに見向きもしない。
ところが、今日、珍しい蝶(?)がフジバカマにしがみ付いていた。今まで見たことが無いので、調べると蛾の一種で、
「ホタルガ」と言うもの。見た目が奇麗で良く目立ち、人の気配に驚くわけでもなく、少し揺すってみても逃げる気配なし。
こんな蛾の一種がフジバカマに飛んできた。
話は変わるが、渡りをするアサギマダラがフジバカマを吸蜜し、何故他の蝶が寄ってこないのか興味があって調べてみると、
ちゃんとした理由があった。まず、アサギマダラはなぜフジバカマの花が好きなのか。
「アサギマダラは幼虫の食草であるガガイモ科の植物に含まれるアルカロイド成分が体内に残っているために体に毒をもっていて
鳥などに食べられることがほとんど無いとのこと。フジバカマを含むヒヨドリバナ属はアルカロイドを含む有毒植物だそうで
アサギマダラの雄はフジバカマの花蜜からピロリチジンアルカロイドを取り込んで天敵から身を護る(鳥などの捕食者に対する防衛策)
ばかりでなく毒物を代謝し、2種の代謝物を生成し性フェロモンとして分泌している。よって、フジバカマにやって来るのはオスが多い」とあった。
成程そう言えば、アサギマダラの雄の特徴である、後翅に黒褐色の丸が庭にきたアサギマダラにもあった。
そうは言っても、はるか遠くから(少なくともアゲハ蝶みたいに、そん所其処らに幼虫がいるわけではない)飛来して、そんなに多くもない
フジバカマを見つけ出す能力、天性の能力だと言っても良いが、これも不思議。