少し前の話ですが・・・
夜、ケン太とふたりで自転車で出かけたことがありました。
その時、ウォーキングしているご夫婦とすれ違ったんです。
「みぃみも、ああやってウォーキングするといいんじゃない?
将来、パピィと仲良くウォーキングできるといいね」って言われた。
そのちょっと前に・・・
「パピィとみぃみって、出かけることがあっても、いつも別々で一緒にでかけることないよね?
最近、あんまり仲良くないし・・・。それって、俺のせい?」とも。
私たち夫婦は近所でも評判の仲良しだったんです。ほんとですよ。
雲行きが怪しくなったきっかけは、ケン太の不登校。
子どもの危機的状況に、意見が衝突した。
お互いに真剣になればなるほど、おかしくなっていく家庭。
負のスパイラルに陥ってしまった。
これじゃ、よくなるものもよくならないね。
ケン太のためにと真剣になっているのに、ケン太のためになっていない。
自分のせいで親の仲が悪くなる。
子どもにとっては耐えがたいことだ。
取り繕うと思っても、敏感な子どもにはわかるのだ。
主人なんて、取り繕うどころか、ケン太のせいでお父さんとお母さんがおかしくなって
家を出て行きたい気分だって、ケン太に向かって言ったのだから・・・
どれほど傷つけたかと思う。
その後、主人とケン太と私の3人で居酒屋へ行っていろんな話をしていた時のこと。
「パピィとみぃみでもっと出かけてよ」って。
また、来た~
その前のケン太の言葉も伝えていたし、
主人は、一生懸命、弁解していた。
ケン太が小さい頃は3人でよく出かけていたけれど、高学年になると
ケンタは友達と遊ぶ方がいいだろうし、しだいに家族で出かけることが少なくなってきた。
それまでは、ケン太を中心に行動していたけれど、それを機会にそれぞれが自分の趣味など
自分の時間も大切にするようになってきた。
出かけなくなったのは自然の流れ。
趣味が全然、違うので、別々に出かけるけれど、仲が悪い訳じゃない。
確かにケン太のことで意見がわかれて、いつもぶつかっていたけれど、
それだけお互いに真剣にケン太のことを考えていたからこそのこと。
今もまだ考えが違うところはあるけれど、お互いに歩みよってきているし、
これからはいい方向に向かっていくと思う。
ケン太は「ふ~ん」と聞いていた。
どう思ったかな。
それから主人は少し私に優しくなったような気がする。
家族はいい感じになってきたかも。
これから少し上向きになってくれればいいな。
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