気にいったのはいいけれど・・・

ズボンが欲しいと言っていたケン太。

「ベージュの細いのと、グレーのジーンズがいい。長いやつね。適当に買ってきて」

適当に・・・っていったって、結構、服にうるさいケン太

「わかんないから、一緒に行こう」と誘うと・・・

「わかったよ」と

 

面倒くさそうだけど付いてきた。

 

しま○らは、家のすぐ近くなので行きたくないらしい。（誰かに会っちゃう？）

ちょっと足を延ばして、ショッピングモールのユニ○ロでズボン３本、まとめ買い。

 

「俺って試着しない人間だから」と試着はせず。

まあ、今のところ、一番小さいサイズでもウエスト、ユルユルだから、いいのだけどね。

当然、裾上げもしてもらわないわけで・・・引きずるように歩いているんだけど、

靴を履けば靴の上に乗っかるから、それでいいんだって

 

それでいいというより、試着したくないから、それでよしと納得している気もするんだけどね。

本人がそれでいいなら、別にいいけどね

 

ズボンを買って、本屋さんの前を通り過ぎようとすると、

「本、見ないの？」と言うので、入ると・・・

「やっぱり、いいや。衝動買いしちゃいそうだから。本はアマゾンで買うわ」

と、すぐ出る 

現物見ると、いろいろ欲しくなってしまうらしいよ。

 

そして、昼食を食べることに・・・

「マックがいい」と言ったケン太だけど、近くにないし・・はっきりいって逆方向だし・・・却下

「じゃあ、なんでもいいけど量は少なくていい」というので、

量がレディースサイズのレストランに入る。

 

注文を決めたケン太。

「ボタンないの？」とテーブルの上を探している。

はじかし～

たまにはこういうところ、連れてこなきゃね

 

そのあと、楽器屋さんで１時間。

ケン太、並んでいる電子ピアノを弾きまくる。

一番、お高いグランドピアノ風のがお気に召したようで・・・

「これいいわ。音違う～気持ちいい～欲しい～」としばし離れず。

高校生になったら、バイトしてキーボード買うらしいよ

 

なんだかんだと３時間ほどのショッピングでした。

 

帰ってきてすぐ、買ってきたベージュのズボンに履き替えたケン太。

「これ、いいわ～気にいったわ～買いに行ってよかったわ」とご満悦。

 

夜、お風呂の後、そのベージュのズボンをまた履き、そのまま寝た。

「だって、まだ半日しか履いていないんだよ」って

で、今も履いている

 

時間の問題っていうか、暑いんですけど

細身でピタッとする長ズボン。ベルトまでして・・・

よく寝れるもんだ

 

 

 

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