コメントをいただいたこともあり・・・
一度、書きたいなと思っていたことを今日は書きますね。
朝、体調不良で動けなくなること・・・についてです。
今、ケン太は不登校で、朝、体調不良を訴えることが多くなってきました。
たいがい、腹痛と吐き気です。倦怠感もあるようです。
小学生の時は、頭痛で学校をお休みすることが多かったです。
でも、いつも10時くらいには元気になっていました。
土日に頭痛を訴えることはほとんどありませんでした。
遊びの予定が入っている日は寝不足でも元気に起きることができました。
学校に行こうとすると頭痛。
それは明らかでした。
不登校の9割は、朝、体調を訴えると聞いたことがあります。
頭痛、腹痛、吐き気・・・ベッドから起きあがれない。
そんな日が続きます。
何か病気ではないだろうか・・・
病院に連れて行ってみよう。
親ならまずそう思うでしょう。
ご近所の娘さんですが、小学校5年の時から学校へ行き渋るようになりました。
朝、体調不良でベッドから起きれないとのこと。
受診すると、OD(起立性調節障害)との診断。
成長期でホルモンのバランスの乱れが影響しているだろうから、2年くらいは続くでしょうと言われたようです。
薬を処方され、ずっと飲み続けていました。
でも、3年経っても、症状は全然よくなりません。悪化しています。
すると、もっといい病院はないだろか・・・もっといい薬はないだろうか・・・
病院のハシゴをするようになります。
「病気」を治したい一心で駆け回っていました。
そのご家庭では、塾も部活も全部、親が主導で娘さんの希望を受け入れず決めていました。
娘さんは、家庭内でかなりストレスを感じているのではないかと周りの方が心配していました。
いくら薬を飲んでも、そのストレスから解放してあげなければ快方に向かわないのではないかと・・・
私はケン太が以前、不登校だった時から、同じ経験をしてきた仲間との繋がりがあります。
復学された方もたくさん知っています。
不登校時代、体調不良を訴え、学校へ行けなくなった子は多いです。
ODと診断された子も結構います。
でも、復学した後は皆、ODの症状に悩まされていたことが嘘のように登校できています。
やはり学校に行きたくても行けないという苦しみ、焦りが体調に現れるのでしょう。
その問題を解決することが、一番の薬なのだと思います。
ケン太は病院には行っていません。
当時、病院へ行っていれば、間違いなくODと診断されただろうと思います。
でも、小学校6年生で復学してからは、頭痛でお休みすることはほとんどなくなりました。
やはり病院に行く必要はなかったのだと確信しました。
私の知り合いに同じく、ODと診断され、薬を飲むことで不安感が緩和され、
学校に行けるようになった子がいます。
しばらく不安がでた時に、薬にたよっていたそうです。
復学して5年が経ち、今は薬を必要としなくなったようですが、
未だに「お守りだから」と薬をカバンの中に入れてあるそうです。
薬を断つことは大変なことなんですね。
病院に行けば、病名をつけてくれます。
薬も処方されます。
それが、病院なのですから・・・
私はもちろん、病院へ行かなくてもいいなどと言っているわけではありません。
私は、医師でもないし判断などできるはずもありません。
薬が有効な方も、たくさんいらっしゃると思います。
ただ・・・
病名がつくことにより、病気だったんだと納得してしまうこと。
病気を治せば学校に行けると思い、治療に専念してしまうこと。
それは危険なことだと思います。
成長期に薬を飲み続けることも怖いです。
病気だから学校に行けないんじゃない。
学校に行けないから症状となってでるんだ。
私はそう思うのです。
もし、今、朝、体調不良がでているお子さんがいらっしゃるのなら・・・
是非、読んでほしいと思って書きました。
参考にしていただければありがたいです。
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