宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

パプリカの産学官連携によるスマート農業への取組が行われています

2022年10月20日 17時31分27秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 宮城県はパプリカの出荷量が全国1位で,中でも栗原市は農業法人による大規模施設での養液栽培がおこなわれており,県内最大の産地となっています。

 昨年度から,栗原市と石巻市のパプリカ生産法人,民間企業,大学,県をはじめとした行政機関等の17組織が参画し,スマート農業技術を使用して宮城県産パプリカのブランド力向上やスマート商流の実現に向けたプロジェクトが進められています。

 10月4日,このプロジェクトの技術実証ほ場のひとつ,㈱ベジ・ドリーム栗原(栗原市高清水)でプロジェクトの構成員が集まり,開発中の収量予測ロボットや選果・出荷管理システム,パプリカ個包装機械の現地視察を行いました。収量予測ロボットが畝間を自動走行しながらカメラで撮影した画像をAIが解析して収穫時期や収量予測する様子や,個包装機械でパプリカが包装される様子を視察し,プロジェクトの進捗状況を確認しました。

 引き続き,生産量やニーズの変化に対応できる体制の確立に向け,生産法人と産学官が一丸となって,パプリカのスマート商流の実現に取り組むこととしています。

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404      FAX:0228-22-6144


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JAみやぎ登米アグリフェスタで農林産物品評会が開催されました

2022年10月20日 09時56分38秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年10月16日(日)に登米祝祭劇場でJAみやぎ登米アグリフェスタ農林産物品評会が開催されました。当品評会は,新型コロナウイルスの影響で令和2年度以降は開催されなかったため,今年は3年ぶりの開催となりました。

 品評会には,野菜の部317点,花きの部455点,果樹の部29点,菌茸の部5点,その他特産物9点,合計815点が出品されました。7月中旬には記録的な大雨に見舞われるなど気象の影響が大きい中,多くの農作物が出品され,いずれも甲乙つけがたい出来栄えでした。審査の結果,金賞10点,銀賞17点,銅賞17点が選定されました。当日は天候に恵まれ,多くの来場者でにぎわい,品評会出品物の販売会や地場産品食材市場が開かれるなど,地場農産物の質の高さを地元消費者等に広く知っていただく良い機会となりました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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