平成24年2月29日(水)に,JA古川なす部会でGAPと天敵農薬の講習会が開催されました。部会員25人が参加し,普及センターからGAPチェックシートの活用方法と天敵農薬使用方法について説明しました。
部会では販路開拓のためにもGAPの取組が必要と考えています。これまでの取組のレベルアップを図るため,JAと連携して作成した共販出荷マニュアルと栽培管理記録シートを配布し,栽培管理記録シートの各取組項目のチェック方法について説明しました。
天敵農薬については,23年度に17人がスワルスキーカブリダニとミヤコカブリダニを導入し,害虫防除と省力化に効果が見られ,生産者から高く評価されました。24年度に新規に取り組む者もおり,23年産で分かってきたことも含めて,定植から天敵放飼後までの管理のポイントを説明しました。また,生産者ごとに天敵放飼計画案を配布し,個別相談を行いました。
部会では,古川なすの更なるブランド化を目指して引き続きGAPと天敵農薬に取り組むこととしており,普及センターでも産地発展に向け支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229ー91-0727 FAX:0229-23-0910