<本文>色麻町平沢地区の直売施設「平沢穀菜(こくさい)センター」では,田植えが終わり一息ついて共に楽しもうと「さなぶりまつり」を開催しました。
直売所を運営する穀菜会は平成9年度に組織化され,会員68名が自慢の農産物や加工品を販売しています。春から初夏にかけてたけのこや山菜,夏にはトマト・きゅうり,秋には新米・りんごが並びます。加工品では漬物の他に色麻町特産である「えごま」のお菓子やお豆腐,りんごジュースも販売しています。
おまつり当日は,仙台から車で40分という近さから「また来ましたよ」と穀菜会スタッフに声をかけるお客様も多く,「お茶っこ」コーナーでは山菜を使った料理や漬物の話で盛り上がっていました。直売所に隣接する「かっぱの湯」の利用者は浴衣姿で新鮮な野菜を買求め,穀菜(買物)券が当たる抽選に挑戦していました。正午には穀菜会会長がお客様に感謝の言葉を述べ,会員手づくりの「まいたけご飯」が振舞われました。
普及センターでは野菜や花きの技術指導を行いながら,開設16年目に入った平沢穀菜センターの会員個々のステップアップと組織の活性化を図ってまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910