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平成24年10月1日,平成23年度新規需要生産拡大緊急対策事業により導入された,全国初の飼料用米専用カントリーエレベーター(CE)の起動式が行われました。事業主体はJA加美よつばで,処理量2,000トン(面積換算338ha)の施設となり10月10日より本格稼働になります。
JA加美よつば管内では,昨年度飼料用米の作付面積は170haでしたが,今年度は400haに達し管内の飼料用米全量を専用CEで乾燥調製する予定です。JAでは平成20年度から山形県にある平田牧場との契約を本格的に開始し,栽培面積を拡大してきました。飼料用米生産拡大にあたっては低コストでの栽培技術の確立と乾燥調製時の水分ムラによるカビの発生などが課題に上げられます。今回の飼料用米専用CEが稼働することで,徹底された乾燥調製を行うことで品質向上が図られます。普及センターは,飼料用米の安定生産と施設の有効活用を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910