宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎地域加工・業務用野菜生産振興研修会を開催しました。

2015年03月16日 11時27分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
3月5日に加工・業務用野菜の生産者や農協,流通・中間業者,実需業者,種苗メーカー,機械メーカー,関係機関,行政(市町・県・試験研究)を対象に「大崎地域加工・業務用野菜生産振興研修会」を北部地方振興事務所農業振興部が開催しました。参加者は110名と多数の参加がありました。
基調講演では北海道フード特区機構の小野部長様からフード特区機構の取組について講演をいただきました。イスラム圏への北海道産米とミネラルウォーターのセット販売やエダマメ等を輸出する取組の一方で,国内に占める海外から輸入農産物を北海道産の農産物に置き換えて行くために,北海道の農産物を商品化する取組や産地育成事例について紹介いただきました。
 また,加美よつば農協営農販売部の後藤部長,(株)石巻青果の遠藤副部長,農研機構東北農業研究センターの山崎上席研究員から取組状況について,それぞれの分野から紹介いただきました。
 美里農業改良普及センターからはニンジンの品種比較について情報提供し,大崎農業改良普及センターからたまねぎとキャベツの機械化一貫体系の紹介と加工・業務用野菜のリレー出荷・産地間連携及び加工・業務用野菜の協議会設立について提案しました。
 参加者のアンケートには,「たくさんの話が聞けて有意義であった。産地間連携は必要だ。水稲作付け重点から土地利用型野菜に転換を図りたい。」という意見が多くありました。
引き続き,大崎農業改良普及センターでは加工・業務用野菜の生産振興に向けて生産者,流通・中間業者,実需者,種苗メーカー,機械メーカー,関係機関を対象にした研修会や様々な分野の方々が意見交換できる場を提供して参りたいと考えています。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「栗原ふぁーみんぐ女子会」... | トップ | 農事組合法人たてファーム・... »
最新の画像もっと見る

先進的技術に取り組む経営体の育成・支援」カテゴリの最新記事