宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

管内の公共牧場で放牧を開始しました

2014年06月03日 14時06分08秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成26年5月23日,石巻市河北上品山牧場で牛の放牧が始まりました。東日本大震災後,平成25年6月に放牧を再開し,今年で2年目になります。
 昨年同様,4月に土壌診断では適正範囲であり,5月に牧草の放射性物質検査を行い,基準値を下回っていることが確認されました。昨年は例年より約1か月遅い放牧(再開)でしたが,今年は例年どおりの時期に放牧できるようになりました。
 当日,河北地域,河南地域及び桃生地域の黒毛和種雌牛51頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定,牛体の放射線量の測定等を行った後,広々とした牧場を駆け回っていました。放牧期間は11月4日までです。
 普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら土壌診断や牧草の放射性物質の検査を行い,牧場の安全性を高めていきたいと考えています。

  

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  TMR(混合資料)の先進事例... | トップ | 気仙沼市階上地区でいちご若... »
最新の画像もっと見る

安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営」カテゴリの最新記事