令和5年7月7日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の中間検討会が開催され、生産者及び農薬・肥料メーカーの担当者等約10人が参加しました。
部会では、肥料の脱プラスチックを目的に、ウレアホルム肥料、硫黄コーティング肥料、有機一発肥料(プラスチックのコーティングではなく、微生物で分解されて肥効が出る緩効性肥料)等の検証を行っています。
今回は試験肥料を施用した7筆を巡回し、これまでの栽培履歴やほ場の状態を確認するとともに、葉色と幼穂長の測定を行って追肥の要否と時期について検討を行いました。
いずれのほ場も著しい葉色の低下は見られず、順調な生育でした。部会では今後の葉色の推移を注視し、来年以降も継続して脱プラスチック対策肥料を使っていけるかどうか検討する予定です。
普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522