
地域資源を活用した新たな商品の開発を進めるため,2月8日(水)岩出山公民館調理実習室で大崎市産業経済部との共催により「ドレッシング商品開発講習会」を開催しました。
農産物直売所等で販売するため,特別な加工場が無くても取り組むことが出来る品目としてドレッシングに着目し,全国の地域特産ドレッシングの商品開発に携わっている(株)キースタッフ高橋征雄講師を招いて,ドレッシングを調合する際に注意することやそれぞれの成分の役割などの講義の後,鬼首のブルーベリーを使った乳化液状ドレッシングと,岩出山のラズベリー・ブラックベリーを使った分離液状ドレッシングの開発実習を行いました。試食・情報交換では,「おいしい」,「次は別な食材で作ってみたい」,「イチゴにかけるとイチゴの甘みが増すようだ」などの感想があり,果物のドレッシングは果物と相性がいいという発見もありました。高橋講師からは,「皆さんの目の輝きを見て,商品化されるのが楽しみです」とのコメントがあり,参加者もドレッシングの商品化に意欲を見せていました。普及センターとしては今後とも,意欲ある農業者の商品開発を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910