大崎市農業委員会では全国からも注目される取組として,農業委員会の役割や農地行政への理解と,女性の視点からみた農業振興方策への意見を聞く場として,年に2回「一日女性農業委員会」を開催しています。その中で農業経営方針や家族それぞれの役割・働き方について,家族みんなで話合いながら取り決める「家族経営協定」の講義を普及センターが行いました。
講義の内容としては,家族経営協定とは何か,何のために結ぶのか,制度上のメリットや協定に盛り込む事項,結ぶことで得られる効果等について事例を使って説明しました。
一日女性農業委員からは,書面にすることへの抵抗や,文字にしなくても家庭の中ではうまく回っていること,自分の立場から協定の話題を出すことは難しいという意見がありました。同席していた女性農業委員から「協定を結び部門分担や労働報酬を明確にすることは,確かに責任も大きくなるが,それ以上に働くことに『やる気』が起きて『自信』につながって更に頑張ることができる」という体験談が語られると,「後継者の結婚等の節目に協定を検討したい,経営主や家族にも協定がどのようなものか伝えてほしい」という前向きな発言が出されました。
普及センターでは「家族経営協定」をとおして,引き続き農村女性の社会参画を推進してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910
講義の内容としては,家族経営協定とは何か,何のために結ぶのか,制度上のメリットや協定に盛り込む事項,結ぶことで得られる効果等について事例を使って説明しました。
一日女性農業委員からは,書面にすることへの抵抗や,文字にしなくても家庭の中ではうまく回っていること,自分の立場から協定の話題を出すことは難しいという意見がありました。同席していた女性農業委員から「協定を結び部門分担や労働報酬を明確にすることは,確かに責任も大きくなるが,それ以上に働くことに『やる気』が起きて『自信』につながって更に頑張ることができる」という体験談が語られると,「後継者の結婚等の節目に協定を検討したい,経営主や家族にも協定がどのようなものか伝えてほしい」という前向きな発言が出されました。
普及センターでは「家族経営協定」をとおして,引き続き農村女性の社会参画を推進してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910