去る7月22日(木)に,栗原市志波姫「この花さくや姫プラザ」と志波姫刈敷中沖地区の大豆ほ場を会場に,宮城県大豆研修会を開催しました。研修会は,“大豆作の効率的な管理作業のために”をサブタイトルとし,大豆の収量・品質向上のために新技術や機械除草等の紹介を行いました。
当日は,県内の大豆栽培農業者をはじめとして,関係機関・団体の担当者を含め200名を超える参加者がありました。
研修会の前半はこの花さくや姫プラザで,古川農業試験場の担当者が雑草防除を主題とした大豆作生育中・後期の管理と,総合的病害虫管理(IPM)についての講演を行ないました。
また,第38回全国豆類経営改善共励会で生産局長賞を受賞した登米市登米町の栽培方法を優良事例として,登米農業改良普及センターの担当者が発表しました。
後半は,会場を大豆の栽培ほ場に移し,主要農機メーカー4社と作業機製造会社1社による大豆の中間管理作業機の実演会を行いました。実演では,新たに開発した中耕培土機や,有芯部分耕播種機などを各社がはじめに説明し,実際にほ場で動作させ作業の様子や効果などを参加者に確認してもらいました。
研修会全体をとおして,参加者は,新たな情報や技術・機械・機種に興味を示したようで,最後まで真剣に耳を傾け自身の目で確認していました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144