6月17日(金)に農業振興課及び仙台並びに亘理農業改良普及センター共催による「平成28年度水稲直播栽培現地検討会」を,被災地の農事組合法人など水稲直播栽培を指向する農業者約80人の参加を得て開催しました。
今回は,生産コストの低減や生産安定による収益性の向上などを目的に設置している(農)井土生産組合(仙台市)及び(農)林ライス(岩沼市)の乾田直播栽培ほ場において,普及指導員,法人代表,東北農業研究センターから,耕種概要や今後の栽培管理などについて説明した後,意見交換を行いました。
農)林ライスでは,麦の播種用に使われる「グレーンドリル」による条播栽培(東北農研方式:6ha区画ほ場)と,作溝と同時に播種・施肥を行うV溝播種栽培(2haと1ha区画ほ場)が設けられており,播種方式や栽培管理が異なるほ場を比較し,活発な意見交換が行われました。
ほ場の大区画化と担い手の組織化が進む当管内では,今後更に担い手への農地集積が進むことが予想されることから,水稲直播栽培が果たす役割はますます重要になるものと考えられます。今回の現地検討会において,その最新技術のメリットや課題,可能性などの一端に触れたことで,各法人等の今後の大規模稲作経営のあり方を検討するきっかけになったことと思います。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143
今回は,生産コストの低減や生産安定による収益性の向上などを目的に設置している(農)井土生産組合(仙台市)及び(農)林ライス(岩沼市)の乾田直播栽培ほ場において,普及指導員,法人代表,東北農業研究センターから,耕種概要や今後の栽培管理などについて説明した後,意見交換を行いました。
農)林ライスでは,麦の播種用に使われる「グレーンドリル」による条播栽培(東北農研方式:6ha区画ほ場)と,作溝と同時に播種・施肥を行うV溝播種栽培(2haと1ha区画ほ場)が設けられており,播種方式や栽培管理が異なるほ場を比較し,活発な意見交換が行われました。
ほ場の大区画化と担い手の組織化が進む当管内では,今後更に担い手への農地集積が進むことが予想されることから,水稲直播栽培が果たす役割はますます重要になるものと考えられます。今回の現地検討会において,その最新技術のメリットや課題,可能性などの一端に触れたことで,各法人等の今後の大規模稲作経営のあり方を検討するきっかけになったことと思います。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143