大崎市内の2ヶ所で果樹の導入による売上アップを目指して,ぶどうを始めとした果樹の栽培講習会が行われました。
大崎市内には水稲育苗用のビニールハウス等を利用してぶどうを栽培する農業者が多く,なかには品質優良な果実を生産し,農産物直売所等で販売する方もいます。
こうして生産される果実をより多く販売に仕向けようと,各直売所や農業者団体では生産技術の向上を図る研修の機会を設けています。
12月12日には大崎市あ・ら・伊達な道の駅の直売部会が参加者10名を集めて,ぶどう,もも等の栽培講習会を開催しました。
また,12月13日にはJA古川清滝支店の支援を受けて,大崎市清滝地区の農業者団体がぶどうの栽培講習会を開催し,14名が参加しました。
いずれの講習会でも参加者は年間を通した栽培管理の説明に聞き入り,せん定で行う枝の配置や切り戻しの方法について,質疑を行いながら熱心に学んでいました。
今後も当普及センターでは関係機関と協力しながら,直売所の売上や農家所得の増加を目指すための活動を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
TEL:0229-91-0726
FAX:0229-23-0910