栗っこ農業協同組合は,平成27年12月25日に栗原市の「この花さくや姫プラザ」で,「平成27年度JA栗っこ”ぽっちゃり栗原米”作付推進大会」を開催しました。
栗原市は一等米比率の高い良質米産地として知られていますが,今後さらに競争力の高い米の生産が必要となることから,平成28年に向けて「売れる米づくり・特色ある米づくり・環境にやさしい米づくり」を実践し,安全・安心ではり・つやのある米づくりを目指して開催されました。
初めに,JAから,推進体制として部会を設立することと,主力の「ひとめぼれ」・「つや姫」の高品質・良食味化を目指すこと等について説明されました。また,株式会社ヤマタネから,JAと連携した「萌えみのり」の販売戦略として,契約栽培の状況や今後の栽培に対する要望が紹介されました。
次に,栗っこ米の品質向上を図るために,「平成27年産生産概況と品質向上について」と題して全農みやぎの水多主管の講演が行われました。講演では籾数管理のための肥培管理や土づくり等について説明があり,参加者は基本技術の重要性を再認識し,平成28年産米の生産に向けて意識を新たにしたようです。
最後に,平成28年産米より販売戦略に基づいた品種選定と作付の誘導等を実践し, 産地の活性化に取り組むことを大会宣言として採択し,閉会しました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-5795・6144