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大豆の放射性セシウム基準値は,暫定規制値から新たな基準値に移行するまで一定期間の経過措置がとられていましたが,平成24年12月末で終了し,平成25年1月から食品中の放射性物質の基準値である100Bq/kgとなります。
国等の試験研究機関では土壌中の放射性物質が大豆子実へ移行する関係を調査・研究中ですが,まだ不明な点が多く,吸収要因の解明と有効な吸収抑制対策の確立が急務となっています。
今回,農林水産省では,大豆の放射性物質吸収要因調査のため全国に試料の提供を依頼しており,宮城県には30地点の協力依頼がありました。当普及センター管内では11月に6地点の聞き取り調査と試料の提供を行いました。今回の調査により一刻も早く,生産現場で営農技術指導等で活用できる放射性セシウムの吸収抑制及び回避技術が確立されることが期待されます。
普及センターでは,今後も安全で安心できる農畜産物の生産支援をしていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910