現在各自治体で策定中の第6期介護保険事業計画では、①新しい総合事業(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000064533.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000064538.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000064538.pdf)、②地域支援事業による在宅医療・介護連携推進事業(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000064540.pdf)、③「認知症初期集中支援チーム」(http://vexon-intnl.com/dasc/h25text.pdf)(http://dasc.jp/)(http://dasc.jp/wp-content/uploads/2014/05/c3dff154bb1efd88c140ccc28a66d035.pdf)(http://dasc.jp/wp-content/uploads/2014/05/6f0f6c627d0dab6b66d88dcca7183aa7.pdf)などが大きなポイントであろう。地域包括支援センターを中心に取り組むことになるが、地域包括支援センターだけでは厳しいのは間違いない。①東京大学「在宅医療・介護連携の体制構築に関するアンケート調査 報告書」(http://chcm.umin.jp/education/ipw/enquete/140521iryokaigo_report.pdf)、②日本看護協会「地域包括支援センター及び市区町村主管部門における保健師活動実態調査報告書」(http://www.nurse.or.jp/home/publication/pdf/senkuteki/2014/25-chiikisien.pdf)、③厚労省資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oxhm-att/2r9852000001oxlr.pdf)p17~19の「地域包括ケアに関する保険者の評価項目」、④「介護保険の保険者機能強化に関する調査研究報告書 保険者機能評価指標調査結果」(http://www.murc.jp/uploads/2014/05/koukai_140513_c1.pdf )をみると、非常に厳しい状況がわかる。一口に「市町村」「郡市医師会」といってもピンキリである。保健衛生ニュース1月5・12日合併号の座談会「地域包括ケアの構築における自治体、保健師の役割」をみると、①「予防的介入の重視」が保健師の専門性、活動の基盤とされている点、②住民活動・住民組織を巻き込むプロセスが紹介されている点、③総合的な認知症対策(精神分野との連携含む)が地域包括ケアの重点に位置付けられている点、④県の役割(広域的・専門的な立場での人材育成、関係機関調整、人材育成等)が明確化されている点、⑤ニーズ調査、要介護認定率、介護給付費、人口統計調査等の分析評価が位置付けられている点、⑥障害者・児や難病患者支援も含めた地域包括ケアが位置付けられている点、⑦医療計画・地域医療ビジョンを通じた在宅医療・医療介護連携の推進が位置付けられている点、⑧保健所と市町村の連携・協働(資源把握、課題分析、会議、研修等)が位置付けられている点、⑨保健所長の役割(医師会長・病院長・首長との調整・働きかけ、専門職種の総合調整等)、保健所保健師の役割(市町村保健・保険部門や地域包括支援センターとの連携)が明記されている点、⑩広域的な退院支援調整、保健師・看護師の看護職同士の連携が位置付けられている点、⑪地域包括ケアが特別視されず(従来からの活動の延長)、自主性・主体性が認識されている点、⑫新総合事業の自由裁量が高く評価されている点、⑬健康づくりと介護予防との一体化が認識されている点、⑭地域特性・市町村格差が認識されている点、⑮重層的なケアシステム(疾病予防・介護予防・生活支援、医療介護ネットワーク)が認識されている点、など、参考になるポイントが少なくない。市町村は地域包括支援センターが市町村内外の関係機関・団体と連携・協働できるか、であり、平素からのコミュニケーションがカギを握るのは間違いない。役所地域包括ケア担当部局は、住民に対して、自助、共助、互助を呼びかけながら、自分たちはどうであろうか。
goo blog お知らせ
最新記事
カテゴリー
- Weblog(18327)
最新コメント
- グローバルストライベック/チームによるがん診療
- Unknown/チームによるがん診療
- キングダム/チームによるがん診療
- ああ言えばこう言う熱力学/チームによるがん診療
- 名無し/公立病院の再編
- what is tadalafil/DPCと急性期医療の標準化
- wel/イベルメクチン(ストロメクトール®)
- wel/Care222®
- Unknown/新型コロナ後遺症
- 久野/ファビピラビル(アビガン®)隠し!?
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- 参議院
- 衆議院
- 病院情報局
- がん登録・統計
- 内閣府世論調査
- 保険医団体連合会
- 厚生労働省審議会・研究会
- 日本産婦人科医会
- 全日本病院協会 医療行政情報
- 医療情報サービス Minds(マインズ)
- 国会提出法案
- フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- オープンコンテントの百科事典
- 保健指導リソースガイド
- Web医事新報
- 発生動向調査
- 日本精神科病院協会
- 日本医師会
- 医療保険データベース
- 国保中央会保健事業関連資料
- 医療介護情報局
- 介護保険最新情報
- 総務省行政評価局
- 電子政府の総合窓口
- CBニュース
- FNNプライムオンライン
- 時事
- NHKnews
- 読売新聞
- livedoor news
- 介護ポストセブン
- プレジデント
- 朝日新聞ニュース
- AERA
- 文春オンライン
- 現代ビジネス
- TBS NEWS DIG
- 日刊ゲンダイ
- 東京新聞
- 東洋経済オンライン
- JBpress
- 共同通信
- 田中宇の国際ニュース解説
- HUNTER
- SmartFlash
- SlowNews
- マスコミに出ない政治経済の裏話
- 新ベンチャー革命
- 鳶の羽
- 時事直言
- 二階堂ドットコム