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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ラグビーWC 日本代表大殊勲!アイルランドに勝利!

2019-09-28 20:51:30 | スポーツ & スポーツ観戦

 まさかまさかの大殊勲だった!世界ランク第2位のアイルランドを相手にして、日本代表は一歩も引けを取ることなく、堂々と渡り合って歴史的な勝利を挙げることができた!素直に日本代表の勝利を喜びたい。

      

     ※ 対戦前、国歌を斉唱する日本代表選手。ラグビーは登録選手全員が整列するんですね。

 今日は私にとってスポーツサタディだった。昼からまずはラグビーのアルゼンチン対トンガ戦でアルゼンチンの勝利を見届けて(正確には最後まで見られなかったのだが)、続いて15時からのサッカーJ1の札幌対鹿島戦の引き分けの戦いを見て、そのあとすぐに録画した日本対アイルランド戦を見届けたところである。

 私にとってはラグビーWCも関心事だが、J1札幌の戦いの行方はもっと大切な関心事のためラグビーWCを録画して観戦することにした。また、正直に言って対アイルランド戦はどう見ても日本に分がないと思えたこともそうした順序に繋がった。

 ラグビー日本戦の放送(NHK)は五郎丸選手をはじめとした関係者による戦前の予想を長々と放送した。そこで語られたのはあくまでも日本の側に立った見方で、けっして弱気な予想は誰も立てなかった。しかし、彼らも内心では「とても歯が立たないだろう。善戦をしてくれれば次戦以降に期待が持てる」程度のことだったと思われる。何せ日本はこれまでアイルランドとの対戦成績は10戦全敗だったのだから…。

 試合が始まった序盤には日本にもチャンスがあったが、予想どおり13分、20分と立て続けにアイルランドにトライを許し、「やっぱりアイルランドは強いや」との思いを強くした。

 その間、田村のPGで点は入れていたものの、この時点で3対12となり「これ以上開かないでくれー」という思いで見つめていた。しかし、日本もトライは取れないものの相手陣で粘り強く戦い、相手のファールを誘い、田村の2本のPGが決まり、前半を9対12と射程圏内で折り返せたのが大きかった。

          

          ※ この日14得点を叩き出してキッカーの田村選手のキックシーンです。

 後半に入り、日本は前半の戦いから自信を得たかのような戦いぶりを見せた。特にFW陣のディフェンスが光った。相手ボールになっても前で前で止めてアイルランドを前進させないディフェンスは素晴らしかった。そうしているうちに日本にチャンスが巡ってきて、後半18分、途中出場の日本のスピードスター福岡が逆転のトライを決め、田村のゴールもなって16対12とこの試合初めてリードを奪う展開となった。それから一進一退の攻防が続いたが、後半31分難しい位置から田村がPGを決めて19対12とし、例えアイルランドに1トライ&コンバージョンゴールを決められても同点という展開とした。こうなると日本の大声援を受けた日本は強い!あわやもうワントライというシーンも作って最後まで守り抜き、大金星を挙げる結果となった。

         

         ※ 途中から出場した日本代表のスピードスター福岡選手の逆転トライのシーンです。

 4年前、私はあの歴史的な対南アフリカ戦の勝利をパブリックビューイングで観戦し感激に浸ったが、その勝利に勝るとも劣らない感激を本日味わうことができた。

 予選Aプールの試合は、まだ対サモア、対スコットランド戦が残っている。本日の勝利で予選突破が濃厚となったが、まだまだ分からない。気を許すことなく(そんなことはないと思うが)残り2戦も全力で勝利を目指してほしいと思う。

     

     ※ 試合後、勝利を悦ぶ日本代表フィフテーンです。   

      ※ 本日掲載の写真は全てウェブ上より拝借しました。