千一夜第3章第348夜 やっぱりサーフは良いね

2022-09-11 22:35:25 | サーフ

2022.09.11(日)

最近の釣行は6月が1回、7月が2回、8月が1回と過去最低の釣行記録である。しかもカレイ狙いは6月1日以来3か月以上もご無沙汰だった。そして私のホームとも言える徳山築港のこの釣り場も5月17日以来である。
今朝は来た早々、先ずはあけぼの丸の前船長や馴染みの乗組員らが、「久し振りですね」と挨拶に来る。そして次には月丸の船長、同じく「久しぶりですね」で会話が始まる。最後に常連の散歩人(双眼鏡が趣味の年寄り)も、「久しぶりですね」と挨拶、今日はロッド持参だった。約4か月振りの釣り場なのでみんな久し振りなのだ。あっ、もう一人忘れていた。以前、割と大きいチヌを差し上げた犬の散歩人のおばさまも同様に挨拶された。

今朝は釣具店経由で釣り場に着いたのが5時過ぎ、釣り場の先端(私のサーフ場所)には既に釣り人が一人、アオリイカ狙いの釣り人だった。サーフ方向には台船が埠頭先端まで出張っている。台船からサーフ出来るので丁度良いと思い釣り具を運ぶ。あけぼの丸の船員が、日曜日には作業は無いので台船は終日このままだと言う。台船に横付けされているあけぼの丸も6時過ぎには出港するとのことなので、何時もより15~20mも遠投できる。殆どサーフしたことが無いポイントへサーフ出来るのだから期待も高まる。この時季はまだ水温も高く、カレイは深場に移動しているので思惑は一致する。

今日は5時20分サーフ開始、4本の竿を出した。まずめ時は曇っていて湿度も高い。ジワリと汗が滲んでくる。サーフし終わってからは、埠頭のエギング人や船員等と暫く歓談する。
6時15分に竿先が大きく揺れる。こういうアタリはタイ系のアタリである。竿を引くと魚が頭を振る。まず十中八九チヌかキビレである。この感触も久し振りなのでゆっくりリールを巻き上げる。足元近くまで寄せてやっぱりキビレかと納得。31㎝と小振りではあったが引きは充分楽しませて貰った。キビレは持ち帰らないので直ぐにリリースした。この後、6時40分にも同サイズのキビレが釣れた。

キビレが釣れた直後、別の竿で10㎝強のピンギスが釣れた。
冒頭にも書いた常連の散歩人氏、今日はロッド持参である。狙いはキスとのこと。ここ最近は毎朝、下松第2埠頭の中電前に通っているとのこと。前回、8月10日に私がキスを釣りに行った場所である。この時はピンギスを20尾程度揚げたが、最近は大きくなっているとのこと。18㎝前後のものが殆どだと言う。昨日はこの人では無いが、別のキス釣り人が28㎝のキスを揚げたとのこと。正しく肘叩きである。エソと見紛うほどのキスであるが、こんなものは一生に一度釣れるかどうかのキスであろう。私はまだ肘叩き級は釣っていない。今朝も第2埠頭へ行ってからここに来たとのことだ。しかし、私が見ている限りここでは全く釣れた気配は無い。私が納竿時、この日3尾釣ったピンギスを全部進呈した。氏のクーラーには第2埠頭で釣ったと思われる数尾のキスが入っていた。

6時30分、1本だけ台船から真下に落としていた仕掛けにゴンズイが釣れていた。このゴンズイ君、非常に大きい。鰭に触れると大変な目に合う。猛毒を持っているので、ゴンズイの上にタオルを掛け、足で踏んずけて針を外した。不用意に置いておいて他人に危害が及ぶといけないので、直ぐに海に戻す。よく見ると口の両端から触角が2本出ている。ナマズのようである。ゴンズイってナマズの種類に入るのかなあ。調べたことが無いので不明。

3分後の6時33分には小マダイが釣れる。小さくても頭をフリフリする。掌に伝わって来る感触はノッキングである。この釣り場では時々ではあるが、良型のマダイが釣れる。この小マダイも即リリースである。
以上が6時台の釣果である。一時期に比べると比較にならないほど魚の活性は上がっている。本命のカレイは揚がらないが、これだけでも十分に楽しめた。
この頃には、空は晴れ上がって釣り気分も良かったが、湿度が高いので汗びっしょりである。頭から汗を掻き首筋に流れ、顔からも汗が滴り落ちる。堪らずに車に駆け込み涼を取る。

7時20分にも結構良いアタリ、またキビレかと思ったが今度はギザミだった。良型のギザミで広島では高級魚として食される。こちらでは嫌と言う程釣れるのに所変わればというやつである。7時40分にも同型のギザミが釣れる。ギザミも私は持ち帰らないが、時々貰って帰る人がいるので納竿時までバッカンに入れていた。今日は誰も欲しいと言う人が居なかったので帰りにはリリースした。

さてさて、やっとと言うか、遂にと言うか、来ましたよ、カレイが。
8時47分、アタリは見なかったが、竿を引くと重い、それにぴくっと掌に伝わって来るものがあり、これは何か魚が付いているなと直感。リールを巻き上げる途中で、カレイ独特のノッキングがあり確信する。大して大きくはなかったが、煮付けサイズの25㎝、今日はこれでも十分である。久し振りのカレイである。この勢いを今後に引き摺っていきたい。

9時40分、餌切れ納竿とした。常連の散歩人さん、今日はキス釣り人であるがまだ粘ってやられるようだ。私はお先に失礼。
8時以降はカレイ1枚とキス2尾、そして最後に毒が無いという大きなフグが釣れた。しかし持ち帰りはしない、リリースした。今日は暑くはあったが、気分良くサーフ出来た。台船の上の広々とした所からサーフしたせいもあるだろう。持ち帰りはカレイ1枚のみ。

釣行日:9月11日
旧暦:8月16日
場所:徳山築港
時間:05:20~09:40
天候:曇りのち晴れ
気温:6時30分28℃ 8時30℃
風 :東弱風
月齢:14.8
潮   :大潮 満潮08:58潮位330cm 干潮03:10潮位89cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:25cm カレイ1・キス3進呈・キビレ2R・ゴンズイ1R・小マダイ1R・ギザミ2R・フグ1R

【9月11日過去の釣行記録】
・2005年粭島小瀬戸、18:30~21:30、小潮、釣果=アジ6・キス1
・2010年笠戸深浦港防波堤、18:08~20:10、中潮、釣果=アオリイカボウズ
・2011年粭島小瀬戸~大島大原、18:40~21:00、大潮、釣果=40㎝チヌ・メバル1・アジゴ多数

【この日の釣り情報】
・2007年日石前防波堤、夜、大潮、釣果=アオリイカ2人で8
・2009年日石前防波堤、夜、大潮、釣果=コウイカ1

【旧暦8月16日釣行記録】
・2006年10月07日、華西防波堤、17:30~00:30、大潮、釣果=メバル11・アジ5・タナゴ1
・2009年10月04日、洲鼻港、09:00~10:00、大潮、釣果=マダコ1
・2009年10月04日、日石前防波堤、夜、大潮、釣果=アオリイカ2
・2010年09月23日、日石前防波堤、18:20~20:00、大潮、釣果=アオリイカボウズ
・2012年10月01日、日石前防波堤、19:00~20:30、大潮、釣果=マダコ1

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2 コメント

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Unknown (lilyalley)
2022-09-12 13:49:03
こんにちは。

いつもありがとうございます。
路地裏で逢いましょうlilyalleyです。

むかし徳山市には友人がいました。
徳山港から大分までフェリーが出ていたような記憶があります。
コンビナートの夜景もきれいでした。
確か今は徳山市ではなく周南市なんですよね。
更新を楽しみにしております✨ lily*
Unknown (lennon)
2022-09-26 09:03:13
徳山-大分間のフェリーは周防灘フェリーと言います
片道2時間の船旅となります
徳山港へは朝6時20分着というのがありますが
釣り場前を通過するのが6時過ぎです
乗り場まで1分も掛かりませんが
係留に時間が掛かります
釣行時にはフェリーの発着が時間の経過の目安になります
冬場と夏場では時間の感覚が全く違うので戸惑うこともあります

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