カットに行く

もう髪の毛がもさもさで、たまらん。と、美容院に行くことにしました。
「一番乗りは、恥ずかしい。」と、ダラダラしながら時間をつぶします。
もう、そろそろいいか。と、重い腰を上げて、自転車を走らせます。

美容院に着くと、もう1番手、２番手のお客さんが来ていて、少し待つことになりました。
まあ、すぐに終わるからいいや。と、ゆっくり構えていると、すぐに順番が回ってきます。

私の髪はくせっ毛で、裾が広がってしまいます。
いつものごとく、「髪をくくれるぐらいで。」と、注文を付けるのです。
本当は、女性の店員さんにやってほしかったけど、手慣れた男性の店員さんです。
「ちょっと、下を向いていてくださいね。」と言われ、「はい。はい。」と、下を向くことに。
本当は、そのほうがよかったんです。
まともに鏡で自分の顔を見るのは嫌だったから。

カットが済んで、「また、来年もよろしくお願いします。」と、言われ、「こちらこそ。」と、返事をしました。
また、来年も通うぞ。と、思いながら、お安くしてもらって、うれしいお店です。