リタイヤ親父の暇つぶし

ぼけ防止に日常のこと、趣味の燻製、スキーを書いています

ロースハム

2016年06月04日 | ロースハム
5月18日にヤマギシから購入した5個の豚ロースブロック1kgのうち2個を燻製と湯煎しました。今回は塩漬け時の塩分を2.1%から2.2%に変更したものです。湯煎はいつもと同じ62℃×12時間です。

できばえは変わりません。12時間の湯煎によりピンクの肉汁が中に残ること無く完全に火が通っています。中央部を温分濃度計で測定すると0.8%でした。一切れ試食すると丁度よい辛さでした。昨日スーパーで試食したハムは塩辛かったが、このハムは塩は薄い方です。残りの3個はもう1週間冷蔵庫で寝かせて仕上げます。

美味しいロースハムが出来ました

2016年05月03日 | ロースハム
4月9日にヤマギシから購入した豚ロースブロック8個(1kg/個)のうち4個を燻製と湯煎しました。一度に8個は出来ないので妹から頼まれていた4個を先に作りました。

作り方はルーティン化されています。湯煎の62℃×12時間は厚みのある肉でも中に赤い肉汁が残りません。1切れ試食しました。薄味の割には臭みは全くなく美味しいハムです。材料の良さが出ています。残りの4個は2日後に作ります。
最近のロースハムの作り方
豚ロース肉1KGブロック(ヤマギシ)
ヒマラヤ岩塩21g、三温糖 15g、ブラックペッパーとオールスパイス適量
真空パックして冷蔵庫(-3℃)で3~4週間
水洗い(塩抜きはしない)
乾燥(普通の冷蔵庫)3日
燻製(乾燥55℃で4時間、65℃で3時間、チップは桜またはヒッコリーの棒を1/2使用)
燻製後そのままジプロックに入れ62℃で12時間湯煎(ANOVAを使用)
水で冷やし1晩冷蔵庫で寝かす
翌日カットし真空パックする。
ポイント
塩抜き工程を廃止している。塩分2.1%と決めている。若干薄味である。
新しい肉は香料で臭みを消す必要はないので香料は種類と量を減らしている、
氷温冷蔵(-3℃)で熟成。
ANOVAを使った燻製後の62℃12時間の湯煎。殺菌とジューシーさの両立が実現
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5月6日
残りの4個が出来上がりました。

上々の出来です。塩は薄味です。個人的にはもう少し塩味が欲しいところです。次回は2.1→2.2%に上げてみます。
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5月7日
雀友のゆみちゃんがこのハムを食べた感想を載せています

ロースハム用の肉の購入

2016年04月09日 | ロースハム

最近ロースハムを定期的に作っています。今回仕入れに当たって希望を聞いたところ1kg
ブロック5個の注文があったので自家用も含め1kg×8個ヤマギシに注文しました。送料も含め合計18,664円でした。1kg2,333円になります。1kg当たりヒマラヤ岩塩21g、三温糖15g、オールスパイスとブラックペッパーをまぶし真空パックして-3℃の冷蔵庫で3週間ほど熟成させます。出来上がりはゴールデンウイーク頃です。

また美味しいロースハムが出来ました

2016年03月19日 | ロースハム
3週間ほど前にヤマギシから購入した豚バラ1kg×4個と豚ロース1kg×7個を3日前から今日にかけて2回に分けて作りました。ロースハムは塩を2.1%で塩抜きはしません。燻製は55℃×4時間の乾燥と65℃×4時間の燻煙で燻製完了後直ぐに真空パックし62℃で湯煎しました。

ANOVAをで62℃×12時間湯煎します。2回ほどお湯を追加するだけで何もすることはありません。

真空パックのまま水で冷やし取り出します。

表面にはゼラチンが付着しています。美味しく出来たサインです。

切ってみると中まできれいに仕上がっています。塩分濃度を測ると1.1%と丁度良い塩加減です。一切れ味見してみました。柔らかくてジューシーで塩加減も丁度よく、今回も最高レベルのものができたようです。一晩冷蔵庫で寝かして真空パックします。

ロースハム

2016年02月08日 | ロースハム
1ヶ月前に購入した豚ロース1kgブロック4個の燻製を2月6日~7日にかけて行いました。条件は55℃×4時間の乾燥、65℃×4時間の燻煙、62℃×11時間の湯煎です。

最も肉の厚みのあるものを切ってみました。脂肪の中にピンク色のゼラチン化した肉汁が残っています。十分過ぎる殺菌時間をかけているのでそのまま食べても問題ないと思っています。

ロースハム作り(1日目)

2016年01月09日 | ロースハム
ロースハム用の豚肉1Kgブロック4個(送料込みで9,824円)をヤマギシから購入しました。


千枚通しで穴を明けます。

ヒマラヤ岩塩21g(2.1%)

三温糖15g(1.5%)

香料はブラックペッパーとオールスパイスを4ブロック分用意し、砂糖と塩に追加して混ぜる。


肉にすり込み、真空パックする。

-3℃の冷蔵庫で2~4週間氷温熟成させます。

肩ロースハム

2015年12月27日 | ロースハム

12月9日に仕入れたヤマギシの肩ロース1Kgブロック2個を燻製しました。

ピチットシートで1晩乾燥。

紐でしばり燻製します。

燻煙後62℃で12時間湯煎しました。表面にはゼラチンがまとわりついていました。

切断面です。いい色に仕上がっています。1切食べてみました。出来たてで少し柔らかく、塩は薄味でした。1晩冷蔵庫で寝かせれば食感はよくなります。


ロースハムの湯煎時間延長

2015年09月30日 | ロースハム
ロースハムの燻製後の湯煎時間は標準として8時間に決めましたが、前回作ったものはピンク色の肉汁が残っていました。
肉と肉の境界面のところにピンク色の肉汁が滲み出ています。肉の中央部は充分火が通っています。殺菌はされていると思いますが。食べるときは気持ち悪そうです。
今回は湯煎時間を3時間延長して62℃11時間としました。


指で押さえて肉汁を滲み出させると透明な肉汁が出てきました。
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加熱不足の場合は切断すると肉自身はローストビーフのようなロゼ色をしますが、加熱により肉汁は外部に出て来るが性質が違う境界面には肉汁が留まるようです。赤身ばかりのアメリカ産のロースではこのような現象は見られなかったので脂身が影響していると思います。脂身は肉汁をブロックしているのかな。
10月21日
今回も62℃×11時間湯煎しました。

ピンク色の肉汁は見られなかったです。

62℃湯煎のロースハム

2015年08月04日 | ロースハム
3週間前に仕入れ塩漬けしていた豚ロースを62℃湯煎でロースハムを作ります。
前回の62℃湯煎のロースハムに比べ湯煎時間を2時間短縮して行います。

さらしで巻いて凧糸で縛ります。縛り方はブログから習った方法です。

燻製器で55℃3.5時間乾燥、その後65℃3.5時間燻煙し真空パックして62℃湯煎します。湯煎時間は前回は中心が設定温度になるまでの5時間+保持時間5時間でしたが、今回は保持時間を3時間に短縮し計8時間の湯煎をします。

今日は孫たちがいるので屋外で湯煎しました。冷蔵庫で一晩寝かして明日試食します。
8月5日(水)
ハムを切断して試食してみた。


固くならずに中まで火が通っている。食感は文章で表しにくいが、滑らかさはないが柔らかいということかな。数日後に味が落ち着くのでその時評価してみる。
ロースハムの燻製と湯煎の標準
燻製は乾燥加熱55℃×2.5~3.5時間、燻煙は65℃×3~3.5時間
(燻製の香を付けるなら乾燥と燻煙を長くする)
湯煎は62℃×(肉の厚みcm/2cm+3時間)

殺菌条件は黄色の丸で示したところに位置する。73℃×1分相当になる。



63℃湯煎のロースハム

2015年07月22日 | ロースハム
前回は62℃で合計10時間の湯煎でしたが今回63℃で合計8時間の湯煎でロースハムを作りました。

1晩冷蔵庫で寝かしたあと試食しました。62℃に比べるとしっとり感が不足のようです。やはり62℃の方が良さそうです。次は62℃×8時間(中心が62℃に達する時間5時間+保持時間3時間)でテストします。

ロースハムの燻製条件の標準化の確認

2015年06月30日 | ロースハム

今回この標準案に基づきロースハムを作りました。燻製と湯煎時に肉の表面と芯部の温度測定を実施しました。


青色は肉の中心に黄色は表面2mmの位置に差し込みさらしを巻いて固定しています。
薫製後すぐに真空パックの袋に入れ湯煎の鍋に沈めて空気を抜き湯煎中の温度も測定します。熱電対の線があるため真空パックはできません。

湯煎の加熱器は新しく購入したANOVAのPrecision Cookerです。
今回使用した豚ロースはさらしを巻いた後では直径90~100mmありました。

乾燥2時間燻煙3時間後では表面芯部とも約37℃でこのまま61℃の湯に浸けます。肉のサイズが大きいため湯煎の目標温度にするには5時間もかかりました。ここで温度測定は終了し引き続き12時間、合計17時間湯煎します。

やっと出来ました。

冷蔵庫で3時間寝かし、断面を見てみました。綺麗に火が通っています。食べてみると赤身は柔らかく、脂身は滑らかで美味しいかった。低温湯煎の効果がでています。
ハムとベーコンの燻製温度と時間の暫定標準です。但し、赤身がもう少し歯ごたえがあっても良いかと思います。湯煎温度を62℃で時間短縮もトライしてみます。
ハムの燻製標準
(1)55℃で2時間 (2)65℃に上げて燻煙3時間 (3)61℃で湯煎、時間は肉の厚み(cm)÷2+12時間(もしくは62℃で肉の厚み(cm)÷2+5時間)
ベーコンの燻製標準
(1)55℃で2時間 (2)65℃に上げて燻煙4時間 (3)61℃で湯煎、時間は14時間(もしくは62℃で7時間)
8月7日(月)標準条件見直しました。
ハム
(1)55℃で3.5時間 (2)65℃に上げて燻煙3.5時間 (3)62℃で湯煎、時間は肉の厚み(cm)÷2+3時間
ベーコン
(1)55℃で3.5時間 (2)65℃に上げて燻煙4時間 (3)62℃で湯煎、時間は5時間