経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月18日 ◇咳を軽視せず ◇ウォーキングの方法5 ひざ上げ歩行で大腿四頭筋を強化

2024-11-19 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月18日 ◇咳を軽視せず ◇ウォーキングの方法5 ひざ上げ歩行で大腿四頭筋を強化 ◇歩きスマホは未必の故意殺人!! 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月18日

 丑三つ時と同じくらいの暗さの中、早朝ウォーキングをスタートしました。

 藤原道長が、下記の有名の歌を謳ったのは、満月と思われていますが、やや欠けた月であったのが事実のようです。当時は、満月の前後3日を「満月」と言ったので、満月と言っても差し障りはないのでしょう。

  この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧(かけ)たることも なしと思へば

 今朝がちょうど道長が謳った月のはずなのですが、曇っていて見ることができませんでした。

 それどころか、途中で雨が当たり出し、すぐに本降りになってしまいました。

 早朝ウォーキングを始めて十余年になりますが、傘なしで本降りの中を歩くのは数えるほどです。

 幸い、撥水性のあるジャンパーを羽織っていましたので、下着までずぶ濡れになることはありませんでした。

 帽子の上に、ジャンパーのフードをかぶせましたので、帽子もぬらさずに済みました。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆2章 ウォーキングの方法
 早朝ウォーキングといいましても、ただ漫然と歩いているのではもったいないです。効果的な歩き方で、結果として”一層”健康に結び付けることができると考えます。
 それをマーケティング・ミックスになぞらえて「ウォーキング・ミックス」という言葉を作りました。
 すなわち、いろいろな歩き方を組み合わせると効果が高まるという考え方です。
 ここでは、ウォーキングの種類といいますか、いろいろな歩き方を紹介します。
 それらを適切に組み合わせることにより、ウォーキングの効果を高めていただきたいです。
【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

6) ひざ上げ歩行で大腿四頭筋を強化
 健康のことを考えると、車に乗ることをできる限り押さえ、歩いたり、自転車に乗ったりしています。毎朝ウォーキングをしていますので、脚には自信があったのですが、自転車に乗ると太ももが痛くなったり、つったりします。
 ウォーキングは、有酸素運動であり、健康効果も認められていますが、足で歩いている割には太ももの運動になっていないようです。
 このことに気づいてから、歩行法のひとつに、意識して膝を高く上げて歩くことが必要と考えるようになりました。足を上げるときに、膝を高く上げることを意識します。
 腰の高さくらいに膝が上がっても、実際には腰までは上がっていません。高さを意識しすぎますと、バランスを崩したりしますので、高さはあまり厳密に考えず、「腰の高さくらいに上げよう」と意識をするだけで充分と考えます。
 上り坂でひざ上げ歩行をしますと、結構きつく、はじめは直ぐに息が上がってしまいましたし、太ももが直ぐに疲れました。続けているうちに、これらは改善されてきました。
 有酸素運動の効果を高めることができるようです。

 ただし、膝を痛める可能性もありますので、ご自身の状況を見ながら続けていただき、調子が悪ければ、様子を見ることをお薦めします。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報 健康】「」を甘く見ずに、かかりつけの医師に

 「病にかかって初めて健康の有り難さを知る」というようなことをよく耳にします。それほど健康があたりまえになってしまっていて、健康を軽視しがちです。
 近年、健康志向の高まりで、サプリメントをとったり、ジムに通ったりする人が増えてきています。その中で、「都市伝説」が横行して、信じ込んでいることも多いです。健康に影響しやすい、環境問題と共に、効果的な健康法を基本から見直すことも必要なのではないでしょうか。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  喫煙者は未必の故意で殺人者になるかもしれません b18

 都内では、主な通りは歩行喫煙が禁止されています。この面では神奈川県・横浜市が進んでいて、公共の場での喫煙が禁止されています。

 当ブログで以前にもお話しましたが、公共の場での喫煙は全面的に禁止して欲しいです。

 「受動喫煙」という理由は当然のことながら、世の中には喫煙が命に関わる問題の人もいるのです。「喘息」というとそれほど重態な影響を及ぼすという認識が一般にはありません。

 最近、企業ぐるみとか、建物ぐるみで禁煙されているところが多く、その結果として歩道などに喫煙コーナーが設けられているところが結構あります。喫煙している人は、当然の権利と考えて喫煙しているのですが、歩道を歩く人間には大変な迷惑です。

 迷惑どころか、喘息患者には発作が起こる可能性があるのです。新幹線で喫煙車両を通過しただけで発作が起こってしまう話を当ブログで紹介しました。このように、ちょっと吸い込んだだけでも発作を起こすことがあるのです。

 路上を歩行しながら歩いている人は、ひょっとすると自分では意図せず殺人者になるのかもしれないのです

 喫煙する人には、喫煙が受動喫煙の問題以上に命の問題であることを強く認識して、喫煙の場所を選ぶことを強く望みます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 11月19日 ハイビジョン・ウィーク 鉄道電化の日

2024-11-19 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月19日 鉄道電化の日 ハイビジョン・ウィーク

 一年365日、毎日が何かの日です。  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 鉄道電化の日

 1956(昭和31)年11月19日に、東海道線で電化が為されていなかった米原と京都間がようやく電化され、東海道本線全線が電気で結ばれました。

 これを記念して、鉄道電化協会が1964(昭和39)年に、11月19日を「鉄道電化の日」として制定しました。

 新幹線が数分おきに走っている今日では、想像がつかないことです。

 最近は鉄道ファンが多くなってきているようで、それも男性だけではなく「テツ女」などと女性愛好家も増えているようです。

 鉄道ファンと一口に言ってもいろいろと専門分野があり、その中身も深いようです。

【Wikipedia】

1.1 車両研究 1.2 鉄道写真 1.3 録音・音響研究 1.4 鉄道模型 1.5 コレクション 1.6 旅行・乗車 1.7 時刻表・駅研究 1.8 施設・運転・設備研究 1.9 歴史・業務研究・その他 1.10 鉄道趣味サークル 1.10.1 日本の学校鉄道研究部・研究会 1.10.2 一般鉄道サークル 1.10.3 鉄道高校(鉄道学校)

 推理小説が好きな人は時刻表を使ったトリックを題材とした小説が思い浮かぶのではないでしょうか。その第一人者の一人が西村京太郎氏でしょう。

 時刻表も、最近は電子化され、無料で利用できることから売上が下がっているということも聞いています。しかし、あれをめくりながら旅程を組むことに固執している人もまだまだ多いようです。

 私は、ヨーロッパの出張をユーレイルパスで何度も行いましたが、便利ですし、第一安いですね。当時は99日の有効期間で3万円強だったように記憶しています。

 パスを買うと、ポケット版の時刻表をいただけ、それを使いながら国から国へと1ヵ月ほど、旅をしました。旅と言っても、仕事ですが、色々な人と会うことができました。

 ちょうど、チェルノブイリ原発事故の時、デンマークからストックホルムへ向かう寝台車の中で、スエーデンの大学の教授と同じコンパートメントに乗り合わせました。

 原発問題や酸性雨など、一晩中語り明かしたことを思い出します。

■ ハイビジョン・ウィーク

 今日から11月25日の「ハイビジョンの日」までの一週間を「ハイビジョン・ウィーク」といいます。

「ハイビジョンの日」は、走査線の数が1125本であることに因んで、郵政省(現在の総務省)とNHKが1987(昭和62)年に制定しました。

  昨今では4K/8Kの出現で、ハイビジョンの影が薄くなってしまっています。

 しかし、ハイビジョンが出て、鮮明さもともかく、奥行きの深さを感じたときの感動は、今でも忘れません。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 

 since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

【ブログ 経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。  このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

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【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 31 経営理念の役割・必要性・効果

2024-11-18 12:03:00 | 【心 de 経営】 あたりまえ経営のすすめ5 経営戦略編

■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 31 経営理念の役割・必要性・効果   

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 管理職も、“真”のプロ管理職にならなければなりません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 1970年代から、半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■【経営支援編】第5部 経営戦略編 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る 3章 経営理念の構築・再構築に取り組む

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-3 経営理念の構築・再構築に取り組む
 経営理念とは何かについて、共通認識ができましたら、実際に経営理念構築・再構築の実務編に入りたいと思います。
 経営理念をどの様に構築・再構築するか、その方法となりますと一般的には確立されていないといえます。他社の事例を参考にして経営者が、エイヤーッと作成したり、経営コンサルタントに依頼して作成したりとするケースが多いようです。
 ここでは、経営理念だけではなく、経営基本戦略や中長期経営計画など、経営管理を行う上で、関連する次項を念頭において、経営コンサルタント歴40年余の実績から、経営理念構築・再構築の方法をご紹介します。

5-31 経営理念の役割・必要性・効果
 経営理念を、なぜ必要なのか、「必要性」と「事例」いう観点を勘案したうえで、その役割をみてきました。その中で、各社はどの様な考え方で経営理念を構築しているのかをご紹介しました。
 ここでは、経営理念を実際に構築したり、すでに経営理念がある企業では、それを見直したりする具体的な進め方についてお話します。

 経営理念に関する本を読んだり、セミナーを聞いたりした経営者から、「経営理念を新たに作っていただきたいのですが、おいくらくらいかかりますでしょうか?」という問い合わせを時々いただきます。
 新曲の歌詞を作詞家の先生に依頼するように、経営理念を専門としているコンサルタントに依頼すれば、立派な経営理念が出来上がるとお考えの経営者が結構いらっしゃいます。
 作詞家のような経営理念作成家というような先生がいたとしたら、さぞかし美しい日本語の経営理念が出来上がるのでしょう。しかし、そこに魂を宿らせなければ、絵に描いた餅、「経営理念もどき」にすぎません。
 経営理念は、汗水流して、自社で創りあげるべきものです。


 実際に、経営理念構築・再構築の前に、再度「経営理念のあり方」を確認しておきましょう。
 経営理念は、「企業内の人間と、その諸活動全体の精神的な支柱となるべき思想」で、下位概念がぶれずに規定でき、展開できる原点でなければなりません。すなわち、経営基本戦略、経営方針、経営ビジョン、経営計画、行動指針・行動基準などのベクトルを、経営理念にあわせられなければならないのです。


 経営理念が、企業経営の最上位概念であることは、再三申し上げているとおりです。
 これを経営活動面から見ますと、図のように階段状で表記することもできます。経営理念を最上位概念とし、「上位概念整合性」という、下位の概念は直上の概念と整合性を持たなければならないという考え方で、こちらも他項でご紹介しているとおりです。
 「上位疑念整合性」を階段状に表記することで、その理解を全社員に共通認識させるときに有効でしょう。
 この経営理念構築におきましては、こちらもすでにご紹介しましたように「ビジョン・ミッション・ストラテジー」という考え方で、まず、経営理念の骨格を築くときに有益な方法の一つといえます。
 このように、「経営理念」という抽象的な概念を決める時には、関連する要素を分解して、すなわち「要素分解法」という考え方を用いて、経営理念構築・再構築を進めてゆきますと良いでしょう。

 企業が、反社会的では、周囲の人達だけではなく、社員ですら、その企業の存在意義を高く評価し、その企業の商品・サービスに信頼を置くことはできません。近年、コンプライアンス意識の高まりと共に、社会的責任性を見る目が厳しくなってきています。
 「わが社の経営理念の思想に基づいて行動すれば、必ず成功する」と社員が固く信じることができれば、この会社で自分を成長させることができるという意識も高まり、当然定着率も改善します。経営理念に社員が賛同できれば、モチベーションも上がります。
 経営者も、自社をどの様に育てて行ったら良いのかをイメージしやすく、経営理念実現の強い意志を社員に感じさせることができるでしょう。管理職に指示を出す際にも、方向性がぶれたりせず、自信を持って行えますので、管理職も経営者の自信や確信を感じ取れます。管理職が、部下に対しても同様に、自信ある話し方で接することができれば、社員も上司を信頼するでしょう。

 経営理念構築・再構築作業に取り組む前に、これらを念頭において、取り組めば、社員だけではなく、ステークホルダーも、会社を強くサポートしてくれるでしょう。

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月17日 ◇美しい日本語再入門 ◇カシャリひとり旅 北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)

2024-11-18 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月17日 ◇経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント ◇将棋 ◇徒然草 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月17日

 地球温暖化が進みますと、2050年にはコーヒー栽培の土地が半減すると懸念されています。そのような中で、アメリカのスタートアップ企業が農業廃棄物を原料として、緑茶から抽出したカフェインなどで香りを再現し、代替コーヒーを開発しました。
 実際に飲んでみないと「代替」できるのかどうか解りませんね。「ディカフェネイティド(カフェインレス)コーヒー」の味が、今ひとつであることを考えますと、発想はいただけますが、あまり期待できそうもありません。
 原料が、「農業廃棄物」といいますからSDGsとしては評価をされますが、「農業廃棄物」ということに、私は引っかかってしまいます。嗜好品の原材料として。頭では理解できても、感覚的に受け付けがたいです。

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ある経営者・管理職の集まりで、1時間ほどお話させていただきました。

経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。ホンモノの経営コンサルタントに依頼すれば「投資対効果」は結果として表れます。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

これまでどのような実績があるかを見ると、自社に適しているかどうかを判断しやすいでしょう。いくつかの切り口から見てみましょう。

 経営者・管理職向けではありませんが、「経営コンサルタントへの道」も併せてご参照くださることをお薦めします。ここでは、経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのかについて書かれています。裏を返しますと、経営コンサルタントを選定するときに、大いに参考となるでしょう。

 逆に、本件も経営者・管理職向けの記事ですが、裏を返しますと、経営コンサルタントは如何にあるべきかということを考えるヒントとなると思います。

  https://www.jmca.or.jp/keieijouhou/consulerabikata10/

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第134段 高倉院の法華堂の三昧僧

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【経営コンサルタントの独り言】 

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 将棋を通した無二の親友 b17

 将棋と言いますと昨今では、藤井聡太氏を連想する方が多いでしょう。

 私が子供の頃、同級生で将棋の強い男の子がいました。

 勉強では、彼に負けませんでしたが、将棋ではこてんぱんに負け続けました。

 後に、東京教育大学(現筑波大学)数学科に進学するほどの理数系の人ですので、将棋に強い理由がわかるような気がします。

 今でも付き合いのある、私の無二の親友の一人です。(無二が複数いるのはおかしいですね<笑い>)

 彼は論理思考ができる男です。

 孫には彼のような素晴らしい人間になってほしいと願い、将棋セットを買ってあげました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【今日は何の日】 11月18日  肺癌撲滅デー 音楽著作権の日

2024-11-18 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月18日  肺癌撲滅デー 音楽著作権の日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 肺癌撲滅デー

 11月18日は、「肺がん撲滅デー」です。

 2000(平成12)年9月に、東京で開催された国際肺癌学会が制定しました。アメリカでも11月第3週は「たばこ警告週間」となっています。

 日本肺癌学会は、昭和35(1960)年に肺癌研究会として発足し、昭和41(1966)年に日本肺癌学会と公称されるようになりました。平成19(2007)年9月3日に特定非営利活動法人日本肺癌学会として法人化されました。今日では正会員が7,000名を超えています。

 同法人サイトには、その目的として下記のように記されています。

 この法人は、肺癌及びこれに関する領域の研究の進歩ならびに知識の普及をはかり、もって患者をはじめ広く人類の健康と福祉の増進に寄与することを目的とする。

■ 音楽著作権の日

 1939年(昭和14年)11月18日に、日本音楽著作権協会(JASRAC)が設立されました。それを記念して制定されました。

「JASRAC」は、音楽の著作物の著作権を保護し、あわせて音楽の著作物の利用の円滑を図り、音楽文化の普及発展に寄与することを目的としています。

 英語表記のJASRACは、「Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers」を略記したものですです。表記にありますようにJASRACは、国内の作詞者(Author)、作曲者(Composer)、音楽出版者(Publisher)などの権利者から著作権の管理委託を受けるとともに、海外の著作権管理団体とお互いのレパートリーを管理し合う契約を結んでいます。

 JASRACは、膨大な数の管理楽曲をデータベース化し、演奏、放送、録音、ネット配信などさまざまな形で利用される音楽について、利用者が簡単な手続きと適正な料金で著作権の手続きができる窓口となっています。

 デジタル化により、近年はしらずしらずのうちに、著作権違反をしている可能性が高いですね。

  日本音楽著作権協会   https://www.jasrac.or.jp/

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

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【日本庭園を知って楽しむ】4-31 日本庭園の分類1 自然風景式庭園 - 書院造系庭園を知る

2024-11-17 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

  【日本庭園を知って楽しむ】4-31 日本庭園の分類1 自然風景式庭園 - 書院造系庭園を知る   

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■4 三分類法による日本庭園の鑑賞法
 既述の通り、ここでは、日本庭園を自然風景式庭園、枯山水庭園、露地庭園という三分類を核にしてご紹介します。
 すでに紹介済みであった内容と重複することもありますが、その三分類をさらに細分化したり、切り口を変えたりして、初心者なりの鑑賞法をご紹介します。専門家の先生方には侮蔑されるかも知れませんが、私なりの分類法をご紹介して参ります。
 なお、本章でのご紹介は、コトバンク、Wikipediaや上述の宮元健次氏等々を参考にし、宮元健次氏の分類法をもとに、初心者が独断と偏見に基づいた内容です。また、当ブログですでに紹介した内容を繰り返し掲載することもあります。勝手ながら、正式な情報は、読者の皆さんのお考えに基づいてお探し下さると幸いです。

■4-31 日本庭園の分類1 自然風景式庭園 - 書院造系庭園を知る
 自然風景式庭園のひとつ、「書院造系庭園(書院造庭園)」を理解するには、まず、書院造とは何かについて理解しておきますと、前者の理解が早まります。書院造につきましては、【Wikipedia】を中心にまとめてみました。

 書院造(しょいんづくり)は、日本の室町時代から近世初頭にかけて成立した住宅の様式です。寝殿を中心とした寝殿造に対して、書院を建物の中心「主室」にした武家住宅の形式のことです。
 書院とは、書斎を兼ねた居間の中国風の呼称です。その後の和風住宅は、書院造の強い影響を受け、かつては「武家造」とも呼ばれました。中世以降、武士の住居が発展する中で生まれてきたのです。

 書院は、時代とともに、日常的な住まいから接客空間としての広間へ、さらに儀式の場としての対面所へと変遷してきました。換言しますと、武士の社会的地位の変化にともなう、公的空間へと変化して来たのです。
 平和な平安王朝期と異なり、戦乱の多い武士の時代には、座敷が交渉や情報交換などの接客の場として重要性が増したため、このように変化して来たと考えられます。当然、儀式を要しない階層の武士の間では接客空間としての書院造は健在で、後に洗練の度合いを増し数寄屋の座敷を生むことに繋がります。

 寝殿造では十分でなかった間仕切りですが、書院造では大いに発達しました。
 引き違いの建具によって分けられた畳を敷き詰めた室(座敷)が連なります。その室の床には高低差が付けられ、一段高い主室を上段、ときには上々段と呼び、低い室を下段と呼び、席による階級差を明瞭に示すようになりました。
 一般的には、主室には、書院、押し板、棚、納戸構(帳台構・武者隠し)が設けられます。それらの壁には淡彩や濃彩の障屏画が描かれ、上段に座す高位者を荘厳にみせる演出がなされました。
 主室に必ずある「書院」とは、本来書斎の意で、畳を敷いた二畳程度の小スペースに書見のための造りつけの机を置いた室です。その正面には、南に向けて明かり採りの窓「書院窓」を開け、傍らには書物や硯を置く棚も設けられました。
 後にこの書院は、物飾りのスペースであった押し板と一体化して座敷の「床の間」となります。書院窓も書見という目的から離れて床の間の明かり採りとなり、「付書院」と呼ばれるようになりました。
 連なる各室を仕切るのは引き違いの建具「襖」です。これにも、しばしば障屏画が描かれました。
 寝殿造では円柱であった柱が、ここでは面取り角柱となり、その面取りも時代とともに小さくなってゆきます。
 外回りでは、舞良戸を多用し、それに併置して明かり障子が設けられました。
 連なった室の南側には、畳を敷いた廊下である「入り側」が設けられました。さらにその外側には、濡れ縁である「落ち縁」が設けられています。
 桃山時代頃には「雨戸」も発明され、半戸外であった入り側も室内空間になりました。
 寝殿造の中門廊は、簡略化されて「中門」となり、ときに南庭に突き出たテラス、あるいは車寄せ、玄関へと変化をしてゆきます。

 上述の書院造の説明に、「座敷」、「床の間」、付書院、棚、角柱、襖、障子、雨戸、縁側、玄関という現代和風住宅を特徴付けるすべての要素が含まれていることが分かります。今日では、宴席で、しばしば床の間の位置によって「上座(かみざ)」「下座(しもざ)」などと座席位置が決められることがあります。これも床の間との位置関係が身分序列の確認を促した書院造の伝統といえます。


(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 5 謙虚な態度

2024-11-17 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 5 謙虚な態度    

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。

 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質

 前述のように、一口に経営コンサルタントといってもいろいろなタイプがあります。この種の人が経営コンサルタントに適していると言うことは断定できませんが、業務をこなすためには、最大公約数的に共通する資質というものがありそうです。
 もし、これらの資質の多くを持ち合わせていないと自覚できるようでしたら、きつい言い方ですが、経営コンサルタントになることは慎重に考えた方がよいでしょう。経営コンサルタント資格修得をしただけでは、有能な経営コンサルタントとは言えません。
 しかし、私自身が経営コンサルタントになる前は、これらの条件をあまり満たしていませんでした。ですから、この要件を満たさないからと言って、即諦めるのも如何かと存じます。
 1.人間性
 2.お節介焼き精神
 3.知的ハングリー精神

謙虚な態度   

企業の問題発見の場や業績を向上させる方策の大半は現場にあり、現場の人が知っているのです。経営コンサルタントは聞き上手になって、問題点を探り出し、それを解決し、改善する方策を現場の人から聞き出すのです。聞き出したものに、自分のこれまでの知識や経験をベースにした「智恵」を付加してアドバイスをしていくのです。


もし、「俺は何でも知っている」というような態度をとりますと、「知っている人に話す必要はない」と判断され、相手は言ってくれません。また、そのような態度をとりますと、えてしていわゆる「大きな態度」になってしまいがちです。態度の大きな人に対しては誰しも好感は持てません。好感を持たれると相手も口が軽くなりますが、悪意を持たれると意図的に何もしゃべってくれなかったり、情報の出し惜しみをされたりしかねないのです。


しかし、卑屈になりすぎると相手はこちらを見下し、馬鹿にし、こちらの言うことを聞こうとしません。卑屈になりすぎず、謙虚な態度をとるという微妙なバランスが重要です。

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月16日 ◇コンサルタント起業体験記 ◇元気な会社 ある若者の人生を変えた日本シリーズの名場面 ◇住居表示変更

2024-11-17 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月16日 ◇コンサルタント起業体験記 ◇元気な会社 ある若者の人生を変えた日本シリーズの名場面 ◇住居表示変更 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月16日

 ネットで募集された闇バイトによる強盗事件が多発しています。その影響でしょうか、最近、宅配便の受け取り方が変わってきているようです。
 従来は、判子を押したり、サインを入れたりしましたが、上記の理由から、対面受け取りですと危険が伴います。その対応策として「置き配」が増えているそうです。ドアを開けずに、ドアの前に置いてもらう方法です。
 これですと、不在の時でも、再配達をしてもらう必要がありません。マンションなどでは、宅配ボックスがあるのが一般的です。ところが、戸建てなどではそれがありません。安全のために、戸建ての家でも宅配ボックスを置いている家を見かけるようになりました。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 今日の会社は、重考高盛する人であるから、アンテナ感度の良い人であるからこそ、良い会社を経営できるのだと実感させられた事例です。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 ある若者の人生を変えた日本シリーズの名場面 2323-3b16
 1987年、プロ野球日本シリーズは西武と巨人の対決だった。西武の3勝2敗で迎えた第6戦も西武がリードしたまま9回となり、2年連続の日本一まであとアウト1つの場面。そのとき、守備に就いていた西武の清原和博選手(当時)が突然、号泣を始めた。甲子園で大活躍したものの、ドラフト会議で憧れの巨人から指名されなかった清原選手は、西武に入団し、日本シリーズで巨人を倒すことを目標に掲げていた。その達成を目前にして感極まったのだ。プロ野球史に残る名場面の一つで、その後もプロ野球関連番組で繰り返し放送されている。そして、そのシーンがある若者の人生を大きく変えた。

 洋傘の企画・販売を手掛けるB社(東京都世田谷区)の創業者で代表取締役のW氏は大学卒業後、婦人服メーカーで営業を担当していた。時はバブル景気の真っただ中。とくにアパレルに興味があったわけではなく、「なんとなく就職して、なんとなく働いていた」という。そんな折、過去の名場面として放送された清原選手号泣のシーンをテレビで目にした。「清原選手は自分の仕事で目標を達成したから、あんなに泣くことができた。はたして自分はどうだろうか」。そう考えたW氏は、情熱を傾けられる別の道を模索。知人の勧めで1993年に傘のビジネスで起業したのだ。

 しかし、世の中は甘くなかった。バブルが崩壊し、景気は急降下。「もう傘ではやっていけない。他の商品を扱おう」と考えたW氏は、都内で洋服店をチェーン展開する知人の経営者に相談してみた。すると知人は激怒。「売れないのはアイテムのせい、景気のせい、天気のせい」と考えるW氏に向かって「悪いのは、そんな考え方をしているお前の方だ」と一喝した。それを機に、どこかバブル気分が残っていたW氏の意識は変革した。「売れないのは自分の責任。ならばどうすれば売れるのか」。そんな変化が功を奏し、97年頃から経営は上向いていった。

 その後、同社は株式会社化し、さらに本社移転、初の社員採用と、順調に推移。今や本社のほか、神奈川県内に物流センター、中国・アモイに事務所を構える企業に成長した。そして、次なる目標としてASEAN諸国での販路拡大を掲げる。現在5~6%程度の海外比率を3年以内に20%に引き上げたいとして、昨年春からは中小機構の海外展開ハンズオン支援事業を活用するなど着々と準備を進めている。野球のワンシーンに感化されて脱サラしたバブル世代のビジネスは、さらに成長を続けていきそうだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】『書話力』を高める 7102 理解させ、印象に残る話し方

 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。
 一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドはありませんが、少しでも「美しい日本語ですね」と言われるように努力をしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 4 母の思わぬ言葉

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ イロの世界を究めるには? b16

 江戸っ子は、「し」と「ひ」の発音の区別ができず、「飛行機」を発音しようとしますと「シこうき」になってしまいます。

 それとは、少々異なりますが、私の知っている新潟の人ですが、「い」と「え」が逆になってしまうようです。

 例えば「石」は、「エし」とエに近い発音に聞こえます。

「絵師」は、「イし」とイに近いエとなってしまうようです。

 従って「色」は「エロ」に近くなってしまいます。

 11月16日は、「いい(11)いろ(16)」の語呂合せから、「いいいろ塗装の日」として制定されています。

 塗料というのは、ご存知のように、溶剤による分類には、油性と水溶性があります。

 用途別の分類の中には「防錆」塗料があります。

 金属がさびないような性質を持ったもので、これを塗ったり、メッキをしたりすることにより、腐食から金属を保護します。

 数年前に、高速道路のトンネルの天井版が、固定しているボルトがさびて落ちてしまうという大事故がありました。

 もし、ボルトがキチンとした防錆処理をしてあれば、この事故は防げたでしょう。

 あるベンチャー企業が、防錆性の高い塗料やメッキの材料を開発しました。

 それを自動車メーカーや橋梁メーカーに売り込みに行きましたが相手にされません。

 前者は、会社の決まりで、後者や入札要件で決まっているので、新たな材料を使うわけにはいかないと言うのです。

 とるにたりないような小さなベンチャー企業を、はなから相手にせず、貸す耳を持たないのです。

 大企業病、お役所仕事という、日本の経済にマイナス効果を与えていることを軽視している判断が厳然としているのは、寂しい次第です。

■住居表示変更にご注意を

 東京には、江戸時代の名残の住居表示が多数残っています。

 それが、祭を始め、その地域・地方の名前として残っていたりして、風情があるといえます。

 ところが、郵便配達など、場所を特定する場合など、一部では、不便をきたしているようです。

 それまでは「○○寺町〇番地」だったのが「△△×丁目×番×号」などと機械的な名称に変わってしまうと、風情も何もありません。

 それだけなら、効率化という観点で住民も協力せざるを笑ませんが、住居表示変更後の手続が大変です。

 法務局に、住所変更を出さなければなりません。

 住む場所が変わったわけではないのに、銀行の手続、これが四角四面の対応で時間がかかります。

 保健など、お金が関わるところの手続は面倒ですね。

 運転免許の住所変更で、警察署に足を運ばなければなりません。

 勤務先や知人・友人に連絡をします。

 私のようなコンサルタントを始め士業従事者は、顧問先に振込先変更依頼をしておかなければなりません。

 あれやこれや、結構大変です。

 住居表示変更が住民に提示された時は、すでに変更が決定していて、いくら反対運動を起こしても、後の祭りです。

 協力をする気持ちはあっても、その煩わしさや風情を失うなど、その影響を考えると反対したくなります。

 住居表示変更の時は、転居とは異なるわけですので、手続を簡素にするとか、居住者が何もしなくても当該者の方がそれを行う様にすべきではないでしょうか。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


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■【今日は何の日】 11月17日 将棋の日 スエズ運河開通の日

2024-11-17 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

  【今日は何の日】 11月17日 将棋の日 スエズ運河開通の日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 将棋の日

 将棋の日(しょうぎのひ)は、日本将棋連盟が1975年に定めました。この日の前後には毎年将棋にかかわるイベントが開催されます。

 その起源を辿りますと、八代将軍徳川吉宗のころ、毎年11月17日に「御城将棋の日」として将棋大会を行っていたので、この日を選んで、「将棋の日」としたといいます。

 因みに徳川家康は、将棋や囲碁が大好きであったと言われていて、、幕府がこれを公認したことが、吉宗の時代にまで繋がったようです。

 子供の頃、叔父が私に将棋を教えてくれました。将棋が強い級友がいて、彼にはどうしても勝てませんでした。これが契機で、彼とは今でも親友として付き合っています。

 勝てないわけで、彼は後に教育大学(現筑波大学)数学科にストレートで入学した、数学の天才(秀才くらいかな)でもあったのです。

■ スエズ運河開通で大きな恩恵

 スエズ運河は、エジプトのスエズ地峡に、地中海と紅海を結ぶことでヨーロッパやアジアとを結ぶ運河とし1859年11月17日に、フランスの外交官であり、実業家でもあるレセップスにより建設されました。

 パナマ運河のように、山を越えるために水面調整をしなければならない運河の方式とは異なり、海面と水平な運河です。

 建設当初は164km、推進8mだったのですが、船舶の大型化などから何度も改修が行われ、現在では全長193.3km、推進24mとなりました。幅は、205mもあり、大型の船舶が複数の航路で行き来できるほどまでになっています。

 平時はもとより、有事の際でも、たとえ軍事目的の船舶であっても、どこの国であっても航行が認められています。いわば公海と同じですが、有料であるところが異なります。

 スエズ運河を通過しなければ、アフリカのケープホーンを経由することになり、時間と共に燃料費を節約できることから、その費用対効果は大きいといえます。

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【カシャリ!ひとり旅】 清水園庭園3 清水谷御殿 池泉 新潟県新発田市の名園

2024-11-16 17:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 北陸

  【カシャリ!ひとり旅】 清水園庭園3 清水谷御殿 池泉 新潟県新発田市の名園 

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが<笑い>、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 下手の横好きで続けていますが、その一環で訪れた名所旧跡・庭園等を順次紹介してまいりたいと思います。

 

 
   新潟県新発田市          
 清水園庭園(清水谷御殿)    
 

 清水園は、新潟県新発田市にある池泉廻遊式日本庭園です。新発田駅西口から、徒歩で10分ほどのところにあります。

 清水園は、江戸時代に新発田藩により造られた庭園です。近江八景を取り入れ、中央には草書体の「水」の字をかたどった、大きな池があります。

 池の周囲には、五つの茶室が点在しています。園内の中心となる建物である「清水谷御殿」は、約80坪もありますが、簡素な数寄屋造りの書院ですが、重厚感があります。これは庭園よりも歴史が古いそうです。

 2003年に「旧新発田藩下屋敷庭園および五十公野御茶屋庭園」の名称で、国の名勝に指定されました。

 清水園の庭園は、近江八景を表現した池泉廻遊式日本庭園です。池は、珍しい形をしています。心字池などと言われ、「心」という字をかたどったものが多いですが、ここは、『水』という字の草書体で描かれています。

 四代藩主・溝口重雄(しげかつ)の時代に、幕府庭方であった茶人・縣宗知(あがたそうち)を招きまして、ここに庭園を造営しました。

 池泉の周辺には、5つの茶屋があり、四阿はありませんが、腰掛待合がその代わりをしています。洲浜や中島、小滝など日本庭園に欠かせないものも揃っています。

 新潟を代表する大名庭園のひとつといえ、下越を訪れる機会がありましたらお寄りすることをお薦めします。

 

【アクセス】

 〒957-0056 新潟県新発田市大栄町7丁目9-32

 JR白新線・羽越線 新発田駅より徒歩10分
 開園時間:[3〜10月] 9:00〜17:00・[11〜2月] 9:00〜16:30

 入園料: 大人 700円 小中学生 300円
 

 

 清水園の中心的な建物が「清水谷御殿」です。寄棟造杮葺き平屋建ての極めて簡素な数寄屋風の書院で、約80坪あります。
 江戸幕府に対する政治的な配慮から、簡素を旨としたと考えられます。当時の下屋敷の面影が色濃く残っているといえます。

 

 清水園の庭園は、近江八景を表現しています。池は、珍しい形をしています。心字池などと言われ、「心」という字をかたどったものが多いですが、ここは、『水』という字の草書体で描かれています。
 四代藩主・溝口重雄(しげかつ)の時代に、幕府庭方であった茶人・縣宗知(あがたそうち)を招きまして、ここに庭園を造営しました。

 1946年に、北方文化博物館の分館となった時に、豪農・伊藤文吉により、全体的な修復が行われ、庭師・田中泰阿弥が庭園を復元しました。田中は、新潟県出身で、京都の世界遺産『銀閣寺』の出入り庭師でした。
 清水園を復元した田中泰阿弥自筆の歌碑です。清水園修復に十年かかりましたが、その間に、蛙の鳴き声を詠んだものです。
 2003年に国指定名勝に指定されたときに、五十公野御茶屋庭園とともに、「越後を代表する大名庭園である」と評価されました。
 

清水谷御殿 池泉

 

 ナレーションつき映像

 https://youtu.be/1gC3rzQ34_o 23分25秒

 

溝口 重雄(みぞぐち しげかつ)
 江戸時代前期から中期にかけての大名。越後国新発田藩4代藩主。
 3代藩主・溝口宣直の長男として誕生した。幼名は久三郎。初め宣廣(のぶひろ)と称し、のち重雄と改める。
 寛永17年(1640年)徳川家光に初御目見する。慶安4年(1651年)に従五位下・信濃守に叙任する。寛文12年(1672年)、父の致仕により家督を継ぐ。天和元年(1681年)以後数度にわたり、松平光長改易後の高田城三の丸の守衛を務める。また元禄12年(1699年)には江戸麻布新堀の普請を務めた功によって、幕府より褒美を賜った。
 宝永3年(1706年)7月19日に致仕して家督を長男の重元に譲り、悠山と号す。同5年(1708年)9月4日に76歳で死去した。法号は勝林宗慧悠山院(悠山院殿前信州大守勝林宗慧大居士とも)。墓所は江戸駒込の吉祥寺。子は4男7女。
 重雄の治世は、前代に大火と震災で焼失・破損した新発田城の再建をはじめ、法制の整備や総検地の実施など積極的な政策がとられ、新発田藩政の確立期であると評される。重雄自身は文芸・芸能にも心を寄せた人物で、致仕に際しては刀剣のほかに冷泉為尹筆の『古今和歌集』や冷泉持為筆の『後撰和歌集』を将軍家に献上している。溝口悠山の名で茶人としても知られ、怡渓宗悦の教えを受けて同人の流派を藩内に伝え、越後怡渓派の基礎を築いた。また父・宣直が造営した清水谷御殿に、江戸より幕府庭方の県宗知を招いて庭園を築いた。これが現在の清水園(国指定名勝・旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園)である。
 

 カシャリ! ひとり旅 


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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー04 規矩準縄 ベクトルをあわせて全社一丸~物事や行為など意思決定の判断規準 ~

2024-11-16 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー04 規矩準縄    ベクトルをあわせて全社一丸~物事や行為など意思決定の判断規準 ~   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第4章 判断力を養いベターな意思決定
 ビジネスだけではなく、日常生活におきましても、私たちから「判断」をするという作業を切り話すことはできません。同じ状況においても、人により判断結果は異なります。例え論理思考で現状や状況分析をキチンとできても、また例え思考力の高い人でも、判断の仕方次第でものごとがうまくいくこともあれば、うまくいかなかったり、さらには悪循環に陥ってしまったりすることもあります。
 四字熟語の中には、私たちが判断に迷わないように、また迷ったときのヒントを与えてくれたりもします。迷ったときに、答を教えてくれるわけではありませんが、解決の糸口が見つかりやすくなったり、解決の時間を短縮してくれたり、よりよい解決策を見出したり、現状が悪化するのを防いでくれたりと、ヒントを与えてくださる時にはそれにより助けられることもあるでしょう。
 4ー04 規矩準縄    ベクトルをあわせて全社一丸
      ~ 物事や行為など意思決定の判断規準 ~


「規矩準縄(きくじゅんじょう)」の「規」は「規則」などという言葉からも推察できますように、何かの「規準」を表し、看護の影響を受けている日本語でも「コンパス」などを指すときに用いる漢字で、出典は「孟子」です。
 多少脱線しますが、広辞苑によりますと、「規準」とは、「何かを行う際に、手本や標準とすべきもの」とあります。同書では「道徳の規準」「社会生活の規準」「規準をはずれる」「順守すべき規準」などという用例が列挙されています。
 おなじ「きじゅん」でも「基準」という字があります。こちらは「物事を判断するためのよりどころ。また、標準とみなす数値など(広辞苑)」という意味で、「選考基準」「労働基準法」「建築基準」「前年度実績を基準にして算定する」などの用例も併記されています。
 両者は、大変類似した意味を持ちますが、前者が比較的定性的な判断のよりどころとして用いられるのに対して、後者の「基準」は、定数的な判断のよりどころ的な用例が多いように見えます。
 話を「規矩準縄」に戻しますが、「規」は「コンパス」のように方向性を決めるときなどの判断のよりどころなる言葉です。それに対して「矩(く)」は、「ものさし」とか「定規」のような判断のよりどころで、どちらかといいますと「基準」という言葉に近いようです。
 「準」は「水準器」という言葉に見られますように「水平線」を指します。「縄」は、大工さんが使う「墨壺」の糸などを指す「墨縄」のことです。墨壺を使って基準となる線を引いてから、のこぎりで板を挽いたり、柱を切ったりします。「規矩」も「準縄」もいずれも「規則」とか「法律」という意味で、規矩準縄という四字熟語は、同じような言葉を重ねて、意味を強調して用いられます。
 似たような言葉で「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」という四字熟語があります。「一定の基準や形式にあてはめる」という意味ですが、一般的には「規則などにとらわれすぎて融通が利かない」というマイナスのニュアンスで使われます。「融通無碍(ゆうづうむげ)」ともいいます。同様に「四角四面(しかくしめん)」も「大変まじめ」という原意よりも、後者のように、「まじめすぎて融通が利かない」という意味で用いられます。

 企業経営におきましては、判断業務の連続といっても過言ではありません。経営上の判断をするときには、経営理念が規準になります。その経営理念を基に、経営戦略が練られ、それが経営計画に織り込まれます。経営計画に基づき、各部門長は部門計画を立てます。その部門計画を実践し、計画通りの結果を出すために、各担当者は自分自身の計画を立てます。
 例えば、営業パーソンが営業活動をするとします。その際に、自分の年度計画に基づいて作成された月次行動計画書を参照して、日々の行動計画を立てて、PDCAに基づいて行動します。
 このように、企業における計画は、ひとつの目標に向かってベクトルがあっていなければなりません。また、階層化され、それぞれが上位計画を規準にして決められています。例えば、顧客を訪問したときに、値引き要請をされたとします。値引きをどこまでしたら、その商談が成立するかということを推測すると共に、自分に許されている値引き範囲基準と比較します。もし、後者の基準内に前者が入っていれば、その場で即決して受注に結びつけます。逆に、前者、すなわち顧客の要望金額に、自分が許されている値引き基準が至らない場合には、上司に相談することになるでしょう。
 このようにビジネスパーソンは、行動するときに、常に規矩準縄を意識することで経営がスムーズに進むのです。
 経営では、経営理念や経営計画などという企業の目標が規矩準縄として、全社員がめざして、「個を全体に」すなわち個々バラバラではなく、統一した方向に向けて心を一つにして努力することで業績に結びつけていくことに繋がります。
 ベクトル合わせという観点で代表的な四字熟語として「上意下達(じょういかたつ)」があります。「トップの意図に基づく指示・命令を下部のものに伝え徹底する」ということで、報連相の基本です。ただし、「下意上達(かいじょうたつ)」という四字熟語もあり、トップの意図が一方通行でないことが重要で、「上意下達」と報連相はセットで体得させる必要があります。因みに「体得」とは、知識として頭で理解できているだけではなく、言動にそれが表れることを指します。
 またベクトルあわせということでは「一致団結(いっちだんけつ)」という言葉もあります。説明する必要もない四字熟語で、大勢の人が、共通の目的に向かって心を一つに合わせて、その実現のために力を合わせることです。類似な四字熟語として「一致協同(いっちきょうどう)」「一致協力(いっちきょうりょく)」があります。
 また、「一味同心(いちみどうしん)」という言葉もあります。上記が、心を一にするという抽象的な概念を表すのに対して、こちらは、心を一つにして、同じ目的を実現するために、集まっている「人」に重点がおかれています。平家物語にも使われている四字熟語です。「情意投合(じょういとうごう)」「意気投合(いきとうごう)」する組織作りにも繋がります。心と体が一体となるかのように、心を一つにする強い結びつきのことを「一心同体(いっしんどうたい)」とか「異体同心(いたいどうしん)」と言います。
 これによく似たのが「一味徒党(いちみととう)」です。有名なアレクサンドル・デュマの「三銃士」という小説があります。その中に「一人はみんなのため、みんなは一人のため」という台詞がありますが、まさに一味同心を示しています。
 企業経営では、一味同心達が、規矩準縄で心を一にし、一致団結することにより、「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」が実現できます。一粒の種でもこれにより万倍の収穫に繋げることができようになります。このことから「一粒万倍」は、小さなことから大きな成果を得ることができるたとえとして使われます。また、一つの善行から、多くの恩恵が得られるという意味でも「報恩経」の中で使われています。「一日一善(いちにちいちぜん)」が万倍の成果として結実すると言うことです。
「一日一善」は、一日に一つの善い行いをしなさいという教えです。その積み重ねが、人生を明るくしてくれるという前向きな言葉です。「積善」という言葉がありますが、この四字熟語と同じように、善行を積み重ねることをいいます。因みに「積善」は「せきぜん」という読みと共に「しゃくぜん」という読み方もあります。
 善い行いをしますと、相手も自分も気持ちが良いモノです。孟子に出てきます「浩然之気(こうぜんのき)」の「浩然」は「広く、ゆったりしている」ことを指しますので「天地に恥じない正しい行いをしました時に感じる清々しい道徳的な感覚」を指します。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月15日 ◇現場百遍、ウラを取れ やり方を間違えていませんか? ◇京都の着物姿

2024-11-16 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月15日 ◇現場百遍、ウラを取れ やり方を間違えていませんか? ◇京都の着物姿 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月16日

 JR東日本は常磐線など首都圏の主要路線で、運転士だけのワンマン運転を、26年春から開始すると発表しました。将来的な人手不足を背景とした取り組みの一環です。
 ワンマン運転をの安全対策として、乗客の乗降確認ができるモニターを設置し、また、加速や減速、停車を自動で行う「自動列車運転装置(ATO)」を搭載するそうです。
 安全第一ですので、ラッシュ時などは問題ないのでしょうか。
 人手不足は、これから深刻になると思います。自動車の自動運転技術が高度化している中、レールの上を走る電車の自動運転を、なぜ、いま以上に、真剣に取り組まないのでしょうか。

 コンサルタントを目指す人達の集まりで、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をしています。

 本日は、下記のようなテーマでお話しました。

◆ 06 現場百遍、ウラを取れ やり方を間違えていませんか?

 ある人から、「社内に嘘つきがいる」ので、どの様に対処したら良いのかという相談を受けました。

 私は、平素から「人間は失敗をしないと成長しません。失敗しながら成長しよう」ということを言っています。その対応法として「答を言わずに、考えさせ、失敗させ、そこから学ばせる」という支援法を採ってきました。

* 

 その相談者は、自分は、嘘が嫌いで、全うに生きていくことを信条として、これまで生きてきたと自認するほど、間違えたことが許せない人です。

 ここでも答を言わずに、まず、下記のようにあおり運転の話から「ゆがんだ正義感」もあるということをお伝えしました。

 あおり運転をする人というのは、ある種の正義感を持って行っていることが多いようです。
 「なぜ、あのような下手な運転をするのか」、「そんなこともわからないのか・・・」
 そのような思いから「それをわからせてやろう」という気持ちとなり、基本がわからない運転者に、それをわからせるためにあおり運転をするのだという人が多いそうです。


 その上で、次のようなことをお話しました。

 私は、ウソにもいろいろあると思います。
 今回のケースの場合に限定しますと、下記のような三種に分類わけして考えてみたいと思います。

 ①真のウソなのか、②悪意なくして言っているのか、③ウソを聞いた側の誤解に基づいてウソのように聞こえるなか、いろいろなケースがあると思います。

 ①は、多くの場合に③であることが多いと思います。
 見る角度によっては、ウソではなく、それなりの合理性を持っていて、これは③に分類されるべきものです。

 ②は、本人に悪意がないだけに、本人が改める機会が少なく、信頼できる人が、気づきを与えるなどが必要になると思います。

 多くの場合は、③のケースが多いように思えます。
 嘘をつかれたと思っている人が、その大半のケースにおいて、思い込みの物差しで測って、その結果、誤解や誤認をし、その上で、「それはウソである」と判定していることが多いように思えます。

 私は、自分の会社のことを、時々「私を育ててくれたこの会社」という表現を使います。
 私自身が、この会社に所属したために、多くのことを経験できたり、学んだりすることができました。
 その感謝の気持ちを、このように表現しています。

 この言葉を部下や、私の講演などを聴講するビジネスパーソンの皆さんに伝えるのは、多くの人が私と同様に「この会社に出会えて良かった」と思って、その会社への愛社精神や先輩・同僚やその他の関係者に感謝の念をもてるようであって欲しいという思いがあるからです。

 ところが、「私を育ててくれたこの会社」を短縮して「私の会社」と聞き違える人が意外と多いということに気がつきました。
「私の会社」というのでは、たとえその会社の創業者であっても、その会社を私物化しているかのように解釈されてしまいます。

 聞き手の傾聴力に問題があるといえますが、むしろ、このような誤解はつきもので、それが伝聞となりますと、さらに違った形に変形したり、歪曲されたりして広がって行くのだと考えるべきです。
 そして、できる限り誤解されないように表現する努力をするようにしています。

 それでも上述のように誤解され、「悪事千里を走る」状態は続いてしまうのです。

 お互いの信頼関係ができていれば、「あの人が、会社を私物化するなんてあり得ない」と相手を評価してくれるでしょう。
 ところが、信頼関係が不十分ですと、その様な修正作用が働かず、「私物化している」と誤解されてしまいかねません。


 一方で、聞く側としては、漫然と聞くのではなく、傾聴をすることがポイントです。

 私は、「ウラを取れ」「現場百遍」と刑事ドラマに出て来るようなことをしばしば口にしますし、自分でも、その様に努力をしています。

 ところが、意外と、自分の仮説や考え、以前に入手した知識や情報の正当性に固執し、自分が入手して情報・データに対する自分の解釈を正当化し、それを裏付ける情報ばかりを集めがちなのです。いわゆる「正当化バイアス」が働いてしまい、それでウラを取ったつもりになってしまいがちです。

 「伝聞、私見、事実」を切り分けなさいという話をしばしば聞くと思います。管理職が、部下から報告を受けるときに気をつける事項でもあります。

 上述のウラを取るときに、複数の伝聞に耳を傾けたので、ウラを取ったつもりになってしまっていることが大半です。

 正しくない情報、不正確な情報をいくら集めても、それは「事実の裏付け」とはいえません。

 信頼できる情報源からの報告なのか、そうだとしますと、その情報源はどこかを明確にすることが必要です。単なる「伝聞」であっても、情報源が明確なのかどうかによって、情報・データの信憑性に差異が出てきます。

 「私見」なのか、伝聞なのか、事実なのかが不明瞭な報告もあります。自分の考えを入手した情報であるかのように語る部下もいます。一方で、自分の考えを持つことも必要ですので、「私見」は、「これは私の考えですが・・・」というような前置きをすることを習慣づけることが大切です。


 入手した情報・データの信頼性の問題ですが、たとえば「信頼できるあの先生が言っているのだから間違いない」という理由から、それが「事実」だと誤認してしまうようなことが多いと思いませんか。

 その先生がいうことに正当性があったとします。しかし、それを聞いた人が上述のように誤認・誤解してしまい、先生が言った内容が変形したり、意図的に歪曲されてしまったりすることもあるでしょう。

 情報やデータは、二次や三次情報・データは参考にはなっても最終的な、とりわけ重大な判断材料にしてはいけないと考えています。

 一次情報・データですら真実ではないことが多いですが、やはり、ウラを取るときには一次情報・データを中心に収集し、それらを総合的にみて、最終的には、それを鵜呑みにするのではなく、自分で判断すべきと考えます。

 その時に、自分の都合の良いように解釈してはならないのです。


 えらそうなことを長々と書いてきましたが、これは自戒のつもりでいます。おはずかしいことに、この年になっても、まだ、誤解されるようなことを、自分では気づかずに、多々行っているだろうと反省しています。

 世の中、生きていくのは大変ですね。<笑い>

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 ■【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

 「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営

 あたり前は、人により、企業によりレベルが異なります。

 上がり前のレベルを上げてゆくことが、成長の証しです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 京都の街並みと着物姿 B15

 11月15日は、七五三です。

 子供の頃、七五三で学校を休める子供がうらやましく思ったことを思い出しました。

 授業がつまらなく思えた訳ではないのですが、なぜかそのように思えたのです。

 関西の方はご存知ですが、京都嵐山の渡月橋から嵐山の西方、山腹に五重塔が見えます。

 法輪寺というお寺さんです。

 嵐山や嵯峨野に行かれた方が多い割には、その塔を見るものの訪れたことがあるひとは意外と少ないのです。

 ここは、七五三でも知られているお寺さんです。

 七五三といいますと、私などは神社にお詣りするものと思っていましたので、少々奇異に感ずるところがありますが、風習ですので、受け入れることにしています。

 土地により風俗習慣は異なりますが、日本古来からの伝統的な衣装である和服は、戦後は次第に着る機会は少なくなってしまいました。

 ところが、最近の京都では、着物姿の人をしばしば見かけます。

 着物を着て、お店などで買い物しますと割引をしてもらえたり、入場・拝観料でも特典があったりするそうです。

 貸衣装屋さんも繁盛ですね。

 西洋人が、着物姿の人と一緒に写真撮影をする光景を見ることもあります。

 ところが、その女性が、韓国や中国などからの観光客であることが多いのです。

 着物姿でありながら、マナーがなっていなくて、西洋人から見たら、日本人は何とマナーが悪いのだろうかと誤解するのではないかと心配になります。

 毎年京都を訪れますが、この一~二年、日本人の着物姿を見る機会が急速に多くなってきました。

 マナーの悪のは、海外からの人だけではなく、着物姿の日本人も同様のようになったしまっているような気がします。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 4 母の思わぬ言葉

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【今日は何の日】 11月16日 いいいろ塗装の日 ■ 録音文化の日

2024-11-16 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月16日 いいいろ塗装の日 ■ 録音文化の日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ いいいろ塗装の日

 「いい(11)いろ(16)」の語呂合せから、この日は「いいいろ塗装の日」として制定されています。

 日本塗装工業会が、その創立50周年をむかえた1998(平成10)年に制定しました。

 同工業会のサイトでは、下記のように説明されています。

 社団法人日本塗装工業会は、建設塗装工事業者約2,500社で構成された唯一の全国団体です。  溯ること昭和23年4月に設立され、その後60有余年にわたり技術・技能の研鑽と向上に努め、社会の信頼に応えています。

 我々は、建設産業の一翼を担う専門工事業者として、今後も団体の諸事業に真摯に取り組むとともに、各会員が仕事を通じて社会への貢献に邁進する所存です。

 「色」というと、余りにも我々の日常に溶け込んでいて改めに考えることが多くの人にはないのではないでしょうか。

【Wikipedia】

 色(いろ)は、可視光線の組成の差によって質の差が認められる視覚である色覚、および、色覚を起こす刺激である色刺激を指す。

 色は視覚を通して得られる感覚のひとつであるが、質量や体積のような物理量ではなく、音の大きさのように心理物理量である。例えば、物理的な対応物が擬似的に存在しないのに色を知覚する例として、ベンハムの独楽という錯視現象がある。ベンハムの独楽とは独楽の上面を白と黒で塗り分けただけであるのに、回転させると色知覚が生まれるという実験を指す。

 印刷の世界では、「色」でいろいろと苦労しています。色の三原色には加算混合と減算混合があることはよく知られています。前者は光の三原色とも言われるように三色を混合すると「白色」になります。

 後者の減算混合は、絵の具に代表されるように反射光で色を認識します。三原色を混ぜると黒に限りなく近い色となります。

 印刷業界では、プリプレスと言って印刷の前工程はDTP(Desk Top Publishing)という、パソコンのプリンターでおなじみのRGBに色分解して印刷機にかけるデータに変換して、それをもとに刷版という印刷用の大きなハンコを作ります。

 ところが、印刷機では、上記の三色であるシアン、マゼンタ、イエローという版に、スミという黒色インクを重ねて印刷をします。

 当然、色の決め方が異なるので、刷り上がりが、DTPの画面で見たときと微妙に異なり、「色校正」という作業を通じても、お客様とトラブルになることがあります。

 因みにRGBと印刷三色とでは、カバーできる色相や色彩などが異なるために上記のようなトラブルになってしまうのです。

 色というのは、男女の問題もそうですが、難しいですね。

■ 録音文化の日
 日本記録メディア工業会が制定しました。

 1878(明治11)年11月16日に、東京大学にお雇い外国人教師として招聘されたイギリスのジェームズ・ユーイングが、持参した蓄音機を使って日本初の録音・再生の実験を行ったことを記念しています。

 記録メディアの代表は、紙ですが、古くは木簡や竹簡が使われていたことは周知のことです。

 近年は、「記録媒体」といいますと、電子媒体(でんしばいたい)を刺すことが多くなっています。

 ウィキペディアによる記録媒体についてご紹介します。

 記録媒体には、非電子的および電子的な媒体があります。映像機器や音響機器での映像や音楽の記録再生や、電子計算機(コンピュータ)での情報処理に使用する記録媒体の総称をいいます。

 電子媒体としては、構造的にはテープ、ディスク、メモリータイプに大別されます。

 コンピュータで扱う情報については、記録内容は全てデジタルデータですが、映像機器や音響機器においては、アナログ方式が多いかったのですが、近年は劣化の少ないデジタルデータとして記憶されることが多くなっています。

 私が、初めてパソコン(当時は「マイコン」と呼んでいました)を購入したときは、内部メモリーがわずか8KBしかありませんでした。

 外部記憶装置としては、さすがに紙テープではなく、カセット式の磁気テープでした。

 その後、フロッピー・ディスクが出現してきて、大きな8インチをはじめは利用していましたが、5.25インチ、3.5インチと小さくなり、便利さが格段と上がりました。

 なんと言いましてもハードディスクが内蔵されたときには、夢のようにさえ思えました。ディスクも光ディスクで容量が拡大したときには、顧問先とのデータのやりとりには大助かりでした。

 今日では、考えられないような感動がありました。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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【話材 ブログでつぶやき】 考え続ける人は成長する

2024-11-15 17:03:00 | ブログでつぶやき

【話材 ブログでつぶやき】 考え続ける人は成長する  

 経営コンサルタントとして感じたことを、経営コンサルタントの視点で、毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。
 ユーチューブなどを通じて、映像でもお届けしています。

■ 考え続ける人は成長する
 経営コンサルタントとして成功する人としない人の違いは何か、ということを考えることがあります。
 かつては、「頭が良い人」が成功しているのではないかと思い込んでいました。ところが、頭の良い人というのは、あれこれと考えすぎてしまうのか、成功しているコンサルタントというのは、学歴が低かったり、有名国立大学卒でなかったりという人が多いのです。
 また、「一芸に秀でる人は、多芸に通ず」という茅誠司先生の名言がありますが、このような人も、経営コンサルタントとしてはあまり成功していません。コンサルタントというのは、アイデンティティが明確である必要があり、このような人は、なんでもできてしまうので、専門性が薄れて見えてしまうのです。

 サラリーマン時代に、デスクの上が、整理整頓できている人に仕事ができる人が多いと感じたことがあります。デスクの上が整理・整頓されていますと、気分がいいです。それが仕事への意欲を高めてくれているように思えます。
 一芸に秀でる人は、多芸に通じるので、頭の中がごちゃごちゃになってしまっているのではないでしょうか。
 真に頭の良い人は別にして、大半の頭の良い人の頭の中も、机の上の整理・整頓ができていないように、頭の中も整理・整頓ができていないのではないでしょうか。

 「頭の良い人」として、ここでは「真に頭の良い人」は除いて考えます。
 頭の良い人というのは、ちょっとうまく行かなかったり、想定通りに進まなかったりすると、考えすぎて、「これはうまく行かない案件なのだ」と、考えてしまうのではないでしょうか。すなわち先が見えすぎて、リスクを早めに感知して、リスク回避行動を起こしてしまうのではないでしょうか。
 「自分は高い能力を持っていない」と思っている人は、成長の可能性が残されています。そのような人は、自分を過信していません。ですから、ビジネスがうまくいかなかったとしても「いつものこと」としてとらえることができます。それで終わりにしてしまう人は成長がストップします。
 うまく行かなかったときに「では、どうするか?」と考える人は、うまくいかないことの改善策・善後策を考えるので、前進していくのです。
 


■ 毎日複数回、ブログでつぶやいています。

 経営士ブログ https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
 老いぼれコンサルタントの日記

■ 毎日、X(旧ツイッター)でもつぶやいています。


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■【カシャリ!ひとり旅】【庭園めぐりの旅】

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【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 4 母の思わぬ言葉

2024-11-15 12:03:00 | 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 4 母の思わぬ言葉 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれるのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりで、実務支援だけではなく、存在の有り難さに感謝を竹根です。

◆6章 苦悩
 商社マンは、商品を輸出すれば良い、というのが、それまでの商社の生き方でした。はたしてそれで良いのか、疑問に纏われながらの竹根好助でした。その竹根が、何とか現状で仕事をしながら活路を見いだそうと考えていました。
 しかし、問題は、そんなに簡単なものではなく、苦悩する竹根です。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆6-4 母の思わぬ言葉
 正月は、母と二人で近所の天神様にお参りに行った。
 竹根が日本に一時帰国していることは誰も知らないので、年賀状は来ない。来ないはずが、一枚だけ、好助の名前が書かれた年賀状が来ていた。見慣れた文字に、竹根の心が騒いだ。
 竹根宛の年賀状が一枚だけなので目立ったのであろう、母が、どのような女性なのか、興味を持ったようである。竹根は、はじめは福田商事の社員で、日本での竹根の連絡係を務めてくれていると簡単に説明をしたが、母は満足しないでいる。しかたなしに、これまでのことを簡単に説明すると竹根が予想だにしない言葉が母の口から出た。
「すぐ電話しなさい。私と一緒に、先方に行ってきましょう」
 竹根には、その言葉の意味が一瞬理解できなかった。
「だって、お母さん、先方は、千葉の大地主で、地元の名士なんだよ。しかるべきところへでもなければ、嫁になんか出さないよ」
「そんなことを言って、好助、おまえはそんなよいお嬢さんを他の男に取られてもいいのかい?」
 そういわれると、竹根は逆に否定したい気持ちになった。
「それは、俺もあの人ならいい嫁さんになってくれると思う。でも、世の中というのは、そう言うモノでもないだろう。いつも、お母さんが言っているだろう」
「それは、それ、これは、これ」
 理屈にもならない、母らしからぬ言いぐさである。
 有無を言わさない母親のことをよく知っている竹根である。とりあえず、年賀状に書かれている電話番号に電話をかけた。
「はい、相本でございます」
 中年の女性の声である。
「私、福田商事で相本かほりさんにお世話になっている竹根と申します」
 竹根が話しかけると「お嬢様は、ただいま初詣にお出かけです。お帰りの時間はわかりません」ととりつく島もない冷たい言葉が返ってきた。
「では、竹根から電話があったとだけお伝えください」
「竹根さんですね。わかりました。お伝えはいたします」
 若い男からの電話なので、つっけんどんである。結婚前の娘にかかってきた電話が不愉快なのであろう。元日早々からのこの出来事が、逆の立場なら竹根にもわかる気がする。
――これで、完全に壊れてしまっただろうな――
 自分のことを思ってのことであるのに、何となく母が恨めしく思える竹根であった。
  <続く>

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