12月22日、着つけ班会。着物を着て、大須観音でも行きましょうかと予定していたが、先生がなかなか来ない、電話しても通じないが、やっと通じると、時間を間違えていたということである。まあ珠にはこんなこともあるわいと、あわてて飛んできてくれたけど、来年にゆっくりいくことになる。もう名古屋帯の結び方を忘れてしまっている。もう一度しっかり覚えなくてはいけないね。二人で久しぶりに十四山の「ほっとハウス」にいき、着物を店に行く。障害者の人が「ワアーきれい」とうれしそうに見つめてくれる。いつもの違う格好で行くと、私にもうれしそうに声をかけてくれる。
昼食用にパンを買って帰ると、夫が「ずいぶん早いんだな」と驚いていた。午後からは、写経をして心を落ち着かせようとするが、いま生死をさまよっている彼の顔を思い出すたびに涙が流れてくる。人生ってわからないものですね。先日東北で瀬戸内寂聴さんが被災地を訪問して「人生は定められているんです。その人の生死を止めることはできない。生きている人がその人の分まで元気に生きていくことが供養になる。神や仏は目に見えない。心の中に生きているんです」そんなようなことをいっていた。人間つらいこと、悲しいことがあると神仏の頼ることがよくわかるようになりました。友人いわく「宮本さんも悟ってきたんだね」ですって。年のせいかもしれませんね。
今日の万歩計は、8,342歩でした。