医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

連携の秘訣

2017-03-06 05:52:51 | 薬局
気が付くと…。

もう3月に入っていた。
時は過ぎるのが早い。
まさに“光陰矢のごとし”である。
そして着実に2018年の報酬改定へと向かっている。

来週はいつもよりちょっと早い「薬局経営研究会」が水曜日から始まる。
内容は2016年度を振り返る復習を主体に話を進めたい。
何事にも振り返りが大切で、これを忘れると次への改善が生まれない。
大きな意味でのPDCAのP(計画)のD(実行)に対するC(評価)とA(改善)である。
お陰様で「薬局経営研究会」も丸2年を終えようとしている。

あるコンサルの方が「よく毎月話す話題があるね」などと言われたことがあるが、情報は常に変化している。
その変化を分かり易く、現状に照らして話をしていると毎月でも足りないくらいだ。
方丈記じゃないが「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で、薬局を取り巻く環境は絶えずして、しかも去年とは異なる。
「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」ではないが、小売業の動きは常に新しきを求めて、従来通りの業態など通用しない。

そんな「薬局経営研究会」も3年目が4月から始まる。
今回は来年の調剤報酬改定を控えているので気になる人も多いと思う。
正直なところ、既に準備の時期は始まっている。
先ずは、「調剤基本料」を41点に維持させる対策が必要になる。
処方せんの枚数は減らしてはいけない。
増えても集中率が低ければいい。
これをどうやるのかが今からの対策になる。
80%未満にはしておきたい。

「基準調剤加算」も重要になる。
無くなると利益へのダメージが大きい。
最近、この「基準調剤加算」の要件をチェックリストにしてみた。
このチェックリストに基づき実績をしっかり確認して欲しい。

もちろん「後発医薬品調剤体制加算」も重要であるが、2018年度からは下限も出てきそうだ。
出来れば50%以上の数量目標を何とか確保すべしだ。
処方元の医師に「薬局が成り立つ条件に後発医薬品の数量制限がある」って相談してみてはいかがだろうか。
ちゃんと話せば理解してくれると思うが…。
ビビりすぎ。

さらに将来に向けた準備がある。
それは「連携」である。

あら、残念ながら今日の字数目標になってしまった。
詳しくは大阪、広島、福岡の「薬局経営研究会」で一緒に研究したい。

札幌の家は暖かい。
アンダーシャツで過ごせる。
外は、1℃だそうだ。





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