数日前にバッキーが仕事に疲れている話をした。
今週バッキーが仕事に費やした時間は長くて、火曜日なんて朝6時前に出勤して帰宅したのは夜の10時近くだった。
ただ、バッキー上機嫌。
その日あった楽しかった事を1時間近く私に話す程。
新しい会社のオーナーになって以来、仕事上での人間関係は楽しんでいる。
それは確か
ただ仕事の内容が大変になってきたようで ストレスはそこから来ている。
翌日の水曜日は、なんと5時半帰宅
ブログをしていた私は
”めんどくさい奴が帰ってきた。” とそんな表情で迎えてしまった。😜
お腹が空いたというので夕飯の支度にはいった。
居間のリクライナーに座ってトレジャーハントのような番組を観ていたバッキーを覗きこむと、口を開けてすっかり深い眠りの中だった。
”これで少しでも疲れが取れると良い。” とバッキーの顔を見ていた私は90年代に働いていた老人ホームでの出来事を思い出した。
ある日、亡くなった老人の清拭を一人でする事があった。
老人の介護は2人がチームになってするので、一人で亡くなった方の清拭をする事はまずないのだけど、ランチ時間とぶつかってそうなったんだった。
あの頃、あの老人ホームでは、ビニール製の幅3−5センチほどの長い紐を使って下顎を閉じ頭の上で縛っていた。
それが上手く出来なくて、縛っては外れの繰り返し。😭
眠りこけているバッキーの開いた口を見ていると、その時のその老人の開いた口が思い出され、急に心配になった私はバッキーが呼吸をしているか胸元に目をやった。
ゆっくりと上下に小さく動いている胸元に
”あー 生きてる。” ってホッとした。