クリスマス前からフトアゴヒゲトカゲのフレディコが
脱皮を始めた。
ケイジの中は裂け落ちた小さな皮が散乱
そうかと思うと
背中の皮は
ぺろりとはがれていっている。
新年を前に脱皮をするなんて
良いタイミングじゃなぁい？
さて
明日は大晦日
ニューイヤーズ・イブを盛大にお祝いするアメリカで
私達夫婦も
バーやホテルで催されるイブパーティーで
毎年のように新年を迎えた事でしたが
今年は勿論
そんな予定もなく
家でタイムスクエアのカウントダウンを見て
新年を迎えます。
３人とも仕事があるので
一番先に帰宅するジェイク君が
その夜の夕飯担当
”イブの夜なので
ステーキとエビにしよう”
と
数日前から材料も構え
献立を組んでいる。 笑
タイムスクエアでの今年のコンサートは
無観客で催され
Andra Day がヘッドライナーを務める。
皆さん
２０２１年もどうかよろしく
私が働くスーパーでは
パートタイマーも
週２０時間以上
１３週間働くと
医療保険に加入することが出来る。
バッキーが務める会社のデンタル保険の条件が
良くないことから
私が働く会社のデンタル保険に加入する手続きを取った所
その保険会社と契約している歯科にかかる必要が出来た。
私が今かかっている歯科医は
その保険会社のネットワークに加盟していない為
新しい歯科医を探す事になった。
ネットで探しだしたいくつかから
私の職場に近く
リビューもいい歯科医院に決め
月曜日
けいちゃんたちをアイオワの家に送った後
その歯科医院を訪問し予約を入れて来た。
初診は
レントゲン撮影も含め無料
というのに驚いた
”３月までには歯のクリーニングの予約を取りたい。”
と言うと
問題なしとの事
写真は新しいおもちゃで遊ぶキャシュミィア
ジェイク君のお母さんからのクリスマスプレゼント
土曜日
クリスマスの集まりに行く為
ルームメイトのジェイク君は実家に帰った。
以前はそうやって
接触する人たちが広範囲になっていく事が
気になっていたけど
いつの間にかそれも薄れてきた。
そんな土曜日の昼過ぎ
けいちゃんとかめ君が我が家にやって来て
２泊する事になった。
我が家に着くや
けいちゃんから
キューリと酢味噌のリクエストがあったのが
何より嬉しかったかなぁ
食べてる所を写真に撮ろうと居間に行ったら
あっという間にキューリ１本を平らげてて
指で酢味噌のディップまでなめていた。 笑
ホームパーティーなどで
大きな木製のプレートやテーブルを
沢山のフィンガーフードで
敷き詰めて
出す方法が人気を呼んでいる。
敷き詰めるほどの量がなく
隙間だらけだけど
朝食のパンケーキを
果物と一緒にまな板にのっけて
二人に出してみた。
そんな作業をしていて
ここに野菜や果物をカービングしたもので埋めると
二人とも目を見張るだろうな、、
なんて思い始めた私は
急に野菜や果物のカービングに
興味を持ち始めワクワク。 笑
他にも学びたい事は
いろいろあるけど
どれも指を使うことばかりだ。
この指が器用に動けるうちに
始めなくては
思うだけで終わってしまう。
去年
ジェイク君とバッキーに
クリスマスプレゼントを用意していなかった私は
今年こそ
と
早くからその準備を始めた。
ジェイク君にはカーハートの Hooded Sweatshirt
バッキーの誕生日にこれをプレゼントしたら
”うらやましいなぁ”
と
欲しそうに言ってたんで
その時
ジェイク君へのクリスマスプレゼントは
これにしよう
と
決めていた。
１０年ぐらい前の写真にも
今着ている服で写っているバッキーに
”古い服を捨てる時よ”
と
主に彼が好きなブランド カーハートのシャツを
プレゼントした。
去年まではアグリーセーター姿で
クリスマスパーティーを楽しんでいる人たちの写真投稿が
多かったけど
今年のクリスマスは
家族で過ごす家庭が多いからなのか
お揃いのパジャマを着た写真と一緒に
メリークリスマス
と
フェイスブックで挨拶をする人たちが
驚くほど多かった。
W家のクリスマスパーティーは
去年から
６番目の義弟家族の家で開くようになった。
今年は勿論キャンセル
誰からもパーティーを開くか
どうかの話は出ず
無言の了解
障害をもって生まれた
６番目の義弟の娘さんアシュちゃんも
今年２５歳になる。
コロナは風邪みたいなものだ
と
軽く考えている人もいるけれど
私が知るコロナに感染した人たちは
皆 口を揃え
”二度と罹りたくない”
と
言うほど
辛かったらしい。
そんな思いを誰よりも
アシュちゃんにはして欲しくなかったから
クリスマスパーティーがない事を喜んだ。
Tさん家族には
障害を持つ高齢の叔父さんがいる
クリスマスには毎年
その叔父さんを施設から呼び
お祝いをするTさん家族は
コロナ禍の今年もそれを諦めなかった。
クリスマスの２週間前から
家族皆で自宅隔離をし
施設に住む叔父さんを家に呼ばれた。
”ドリンクを入れる器が大好きな叔父さんに
今年はこの器が大ヒットした”
と
クリスマスの日の話と一緒に
投稿されていた叔父さんの笑顔を
思い出すたびに
胸がじーんと熱くなる。
小さなビジネスが助け合って生きていことが
大切な今
自分の理髪店の
２件隣にある小さな花屋さんから
ジェイク君は時々花束を買ってくる。
買ったまま花生けにポンと入れるのでしょうね
なんだか変な姿
そんなふうにクリスマスの日は開け
バッキーが作った朝食を食べた後
私はまたフィンガーフードのことを考え始めた。
残り物の生春巻も食べきりたいし
他のフィンガーフードと一緒に出すことにし
ハムとピクルス巻
それにチーズとサラミのお皿をかまえた。
すると
”おいイジー
こっちに来てみろ”
と
私を呼ぶ声がし居間にいくと
去年の写真をテレビのスクリーンで見ていた二人が
写真の中に私を見つけるや
”若かったよなー オマエ”
と
同時に言う 
確かに
老いが早いのは
鏡を見るたびに思う。
花びらを閉じても
つんと雄しべをたたせたまま
すとん
と
落ちるハイビスカス
姐さん粋だね
２５日のクリスマスの日は
ハムやプライムリブ、七面鳥やチキンなどのご馳走が
テーブルに並び
イブの夜は
数々のフィンガーフードを用意する家庭は多い。
そんな準備にスーパーはこの数日客で賑わっている。
フィンガーフードの中にも入る寿司の注文も
２４日の日は多かった。
フィンガーフードをリクエストされていたイブの夜
エビたっぷりの生春巻きや
揚げ物を作った
手で掴んでサラダが食べれる生春巻きは
簡単に作れ
具を変えれば
いろんな味も楽しめて重宝だ。
トルティーヤの皮に具をのせて
巻いて食べるWropより
お腹に軽いのもいい。
イブの朝目を覚ますと
ハイビスカスが数日前より
多くの花を開かせており
また目を見張った。
花の命は２日ぐらいだけど
小さな蕾が開くのも早いように感じる。
合弁花のハイビスカスは
花弁がしぼむと
ポロッと落ちる。
仕事を終えてから
末娘一家の家にクリスマスプレゼントを持っていった。
家の中に入る前に
まずは写真 笑
孫４人分のクリスマスプレゼントは
いつの間にか
２０個近くなった。笑
”一つだけプレゼントを開けても良いよ。”
と言うと
大きな箱でなく
小さな箱を選ぶ。笑
大きな箱は明日の楽しみに
取っておきたいんだろうかね。
その小さな箱から出てきたのは
ブルーライトをカットするメガネ
コンピューターのスクリーンを見る時間が
長くなったんで
一つあってもいいかな
と
思って選んだ。
これが予想外にも子どもたちに大受け
メガネをかけるのが
楽しくて仕方ないみたい
今年のクリスマスは親戚で集まらないことになった。
皆が集まるにぎやかなクリスマスも
それはそれで楽しいけど
ひっそりと家で迎えるのも
それはそれで満足。
私は明日から５日間
仕事も休みだ。
イブの夜は
手で掴んで食べられる
フィンガーフードのリクエストが入ったので
明日は料理に精を出し
いろいろ作ってみまぁーす。
週末 バッキーとジェイク君が
ハムをスモークしてくれた。
材料は以下
ベーコンを編んで
ハムの上にのせてスモークする事にしたジェイク君は
それが
ちょっと自慢だったんだろうね。 笑
ベーコンを編み始めるや
居間にいた私に
”イジーはベーコンを編んだことある？”
と
訊いてきたので
キッチンに行って
彼が料理するのを見ることに、、、。
私は自分が料理する所を
見られるのは苦手だけど
ジェイク君は見てもらいたいタイプだ。笑
そうして
誰かと一緒に料理をするのが好きだなぁ
あの子
手際よく
編んだベーコンをハムの上に
するっとのせる。
そして
アップルサイダーを加え
このままスモーカーに入れ
１時間後ぐらいに出来上がり
ジェイク君は献立に
肉、野菜
そして炭水化物を入れることに
気を使ってくれる
ハムはアップルソースと一緒に食べるのが私は好き。
翌日は
私が作る番
残りのハムを使って
家にあったじゃがいもやオニオン、チーズを利用して
キャセロールを作った。
小麦粉、バターそれにミルクでホワイトソースを作り
じゃがいもは薄くスライス
オニオンはフライパンできつね色にフライ
ハムは小さくカット
ソース、じゃがいも、ハム、オニオン チーズの順に
幾重にのせていき
チーズを上に置いた状態で
オーブンで焼く。
私にはハムの塩分が多すぎたけど
アメリカ人の二人には受けました。
自分へのクリスマスギフトに
先月アマゾンで
オーダーしたチェアーが → （自分へのXmasプレゼント）
今日
届いた。
アマゾンのアカウントは
バッキーの名前なんで
連絡は彼に入る。
”コロナで少人数のため発送が遅れる。”
というメールは
バッキーに届いており
これと言って急いでいなかった私は
ゆっくり構えていたけど
１２月も中旬になると
バッキーとジェイク君がイライラ 笑
ジェイク君など
店で売られている似たような椅子を見つけ
”これなら僕たちが店に取りに行くことが出来るから
すぐに使えるよ”
と
言い始める。
”いや 私 急いでないし、、。”
その椅子がカリフォルニアから発送された連絡が
数日前に入り
今日 無事 配達された
思ったより小さな箱に入り
本体と背もたれの２つに分かれていた
マッサージやヒーティング機能もあるので
電源コード付き
具合よく
この椅子を置く後ろの壁にはコンセントがある。
マッサージに関しては
期待していなかったけど
やはり思ったとおりだった。
ヒーティングもたいして暖かくはならない。
でも
ぐるぐる回るし
ロッキングもするし
足を伸ばすことも出来
私はそれですっごく幸せ！
サイズも私に丁度良い。
ドリンクホールダーも
肘置きの両方についてて
一つには缶ビール
もうひとつにはスマホが入れられる。
１００キロ以上のバッキーが座っても
壊れなかった。 笑
発送が遅れた詫びにと
５０ドル返金されるらしい。
老人ホームに住む人たちの中には
誰からも訪問を受けない人たちも多い。
そんな彼らに
クリスマスカードや
ささやかなギフトを送ろう
と
フェイスブックを通して
皆に声をかけたローラは
それだけでなく
自分の足で多くの店も訪れ
寄付を集め
こんなにも多くのギフトバッグを
用意した。
それぞれの老人達が
何を必要とし
何に興味を持っているかなどの情報も得
それらを考え合わせて
一つ一つのバッグにギフトを詰められたらしい。
この老人ホームには
９１歳になる彼女のお母さんが住んでおられる。
コロナで面会もままならず
そんな寂しさが
今回のこの催しに繋がり
催しを進めていくに連れ
彼女の熱意は深まり
それと同時に
自由に母親に会えない寂しさは
埋められていったのではないかなぁ
と
ひとりで勝手に想像している。
コロナが収まっても
きっと
この老人ホームには
毎年
シークレットサンタ ローラが
訪れることだろう。
今年は自宅で料理をする家庭が多くなった事からか
スーパーの売上が大幅に伸びた。
私がパートで働くスーパーは
丁度今年が会社設立９０年ともあり
様々なお祝いをし
伸びた売上を従業員に分け与えてもいる。
そんな中
ホリデーを祝い
各店舗で毎日
抽選が行われ始めた。
賞金は
当たるとそれこそ
自然と唇がアマゾンのロゴになる額
２５０ドル（２万５千円）と１００ドルだ。
カウンターで寿司を握っていると
ヒューマンリソースのチャズさんが
”イジー 当たったわよ。”
と
１００ドルのビザカードを手渡してくれた。
抽選に当たる事がほとんどない私は
これだけで
ツキがまわってきた気分
そんな時
他州から訪れた一人のお客さんから
彼が好む具で
寿司を巻くよう注文があった。
特別注文なので
それなりの金額を加算し
請求したにも関わらず
帰りしな
”美味しかったよ ありがとう。”
と言って
５ドル札を手渡してくれた。
レストランならまだしも
スーパーで寿司のパックを作る私達は
チップなど貰うことなどないので
驚いた。
話と無関係な最初の写真は
食べれる花を加えて焼かれたクッキー
今朝目覚めると
鉢植えのハイビスカスに６輪も花が咲いていた。
まだまだ沢山の蕾がついているので
しばらくの間
花を楽しめそうだ。
この鉢植えを買ってもう５年ぐらいにはなるだろうか
ハイビスカスの花が好きで
この鉢植えを買ったのではなかった。
編み込まれた幹に
目が惹かれ
大きなサイズのプラントでもあったのに
２５ドルほどと安価だった事から
買うことを決めた。
買ったからには枯らせたくない
十分な陽をあてる事や
気温が低くなったら室内に入れる事などには
気を使っていた。
買った時は平日アイオワの家で暮らしていた頃だったので
気温差が大きな春や秋には
けいちゃんとかめくんに手伝ってもらって
毎日のように朝夕
重い鉢を移動させていた。
ある日の午後
天候が悪くなって
強風が吹きはじめ
仕事をしていた私が
外に置いたままのハイビスカスを心配して帰宅したら
けいちゃんとかめ君が
すでに鉢を家の中に入れてくれていた。
言われなくとも
ハイビスカスを守ってくれた二人の気持ちが
そんな二人の優しい心に触れた事が嬉しくて
それ以後
更に
このハイビスカスは大切な物になったんだ。
我が家は
老犬チャンスと
猫のキャシュミィア
オカメインコのスパイク
そして
フトアゴヒゲトカゲ ( bearded dragon)のフレディコを飼っている。
フレディコが我が家に来た頃は
手のひらにすっぽり入るほど小さかったのに
いつの間にか
こんなに大きくなったよ。
大きくなると同時に
ケイジから出しても
一箇所でじっとしている時間も長くなってきた。
私がブログをしている時も
肩の上で静かにしているので
いることを忘れるほど
そのフレディコの身体の一部が
白くなっているのに気づいた。
脱皮の前みたい。
昨夜は
仕事を終えた後
末娘ニックママ一家を訪問した。
目的は老人ホームに住む人たちに送る
クリスマスカードを作る事
キッチンのドアから入ると
大きなダイニングテーブルは
マーカーやペーパーで溢れており
野球の練習で留守だったかめ君以外の3人が
それぞれの先生やコーチに宛てたカードを
作っていた所だった。
グッドタイミング
末娘夫婦は数週間前から
キッチンの模様替え？を始めた。
キッチンの戸棚を全て取り外し
壁をペイントし
そこにパイプシェルフを取り付け
オープン収納棚にした。
娘婿はバッキーやジェイク君と違って
家の仕事をするタイプでない。
庭も荒れ放題だし
大工仕事も自分からする事はない。
その彼が
キッチンの戸棚を外し
パイプシェルフを取り付けた
と
知った私は
棚を目の前に
只々呆然と立ちすくんでしまった。
”やれば出来るじゃないの この男。”
と
感心した私は
”Great job！”
と
それこそお腹の底から声を出していた。
バッキーとジェイク君に言わせると
娘は婿にやる気を出させるのが上手い
と、、、。笑
ミドルスクールで働く娘も
老人ホームにクリスマスカードを送る話を喜び
”生徒たちにも書いてもらうわ。”
と
この催しの輪は広がって行っている。
