楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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芭蕉庵史跡(芭蕉の道を歩く 5)

2009年02月18日 13時58分00秒 | 芭蕉の旅


(芭蕉庵史跡展望庭園)
芭蕉記念館を出て、約200mも歩くと信号のある交差点に出る。
左折すると、稲荷神社の赤い旗がひらめいているのが見える。
あるいは芭蕉記念館の裏口を出て200m隅田川テラスを歩くと、
芭蕉庵史跡展望庭園入り口に出る。

ここから左折すると左側に芭蕉稲荷神社が見える。
まず芭蕉展望庭園の門をくぐると、
先が階段になっており、上のほうは左に曲がっている。
芭蕉翁の坐像があり、後ろ側に芭蕉の木が三株植わっている。

ここに最初の芭蕉庵があった。
芭蕉翁は隅田川を向いているが、
左手の先に清洲橋、
右手の先に新大橋が見える。
「右手の先」としたのは、
新大橋までの中間地点に芭蕉記念館があるからである。
また、「左手の先に」と書いたのは、
左手には小名木川が流れているからである。
つまり、左手から小名木川が隅田川に合流している
三角点の角に旧芭蕉庵はあった。
小名木川はどこから流れてくるのかボクは知らない。
しかし、芭蕉が「奥の細道」に旅立ったとき、
舟で、この小名木川を通り、
隅田川をさかのぼり
千住大橋北側付近に上陸したと考えられているからだ。
ここは芭蕉庵史跡展望庭園と名づけられ、
隅田川の堤防より高いところにあるので、
隅田川の清洲橋、新大橋はもちろん広い川の流れを行き交う大小の船、
屋形船、コンテナ船、荷物船、漁船からモーターボートまで
お見通しの場所である。
芭蕉翁坐像の後ろには、
芭蕉庵を模写した絵の数々が展示されている。
後に芭蕉庵図の模範となった
「芭蕉文集」の芭蕉庵を載せておきたい。


ぼくの一句、

・水ぬるみ 旅立ちの日 待ち遠し    hidebach   
コメント
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