HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

当院での治療をまとめてみたら、印象とは違って… ^_^

2014-12-14 13:01:13 | クリニック
 日頃、目の前の患者さんひとりひとりに対していろいろな状況を
考えながら治療を考え、薬も選択しています。
自分の診療に対してボンヤリとイメージを持っていますが、
振り返った数字でまとめてみると、予想していた結果と
かなり違うことが…

今回は某所での勉強会のために「高血圧」に対しての
当院での治療の現状をまとめてみました。





今まで、データ化したことがなかったので、どうなるかと
思っていたら、予想とかなり違ってビックリ!




最近の患者さんで「高血圧」がメインの治療の方についてまとめました。
心不全でも同じような治療薬を使うのですが、今回の検討には
入れませんでした。
また、僕自身が降圧薬を選んだ場合と、他の先生が選択して
僕が引き継いで処方している場合があるので、すべてが
僕の選択ではありませんが…

個人的な予想と違うことは、利尿剤がかなり少ないということと
レニン・アンギオテンシン系阻害薬が多いということです。
日本人は塩分摂取が多いので、利尿剤が血圧を下げるのに有効と
いわれています。
当院では、「塩分制限」を推奨しているので、できるだけ利尿剤以外の
降圧剤を選択して、降圧剤が3つ目になると利尿剤を使うことが多いからでしょうか?

他の病院やクリニックとはやや異なった降圧剤の選択になっている気がしますが、
その成果はどうなのか…
これもいずれはまとめてみたいと思います 
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