Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

民進は 自民都連の真似をして

2016-12-15 13:54:44 | 国際・政治

国民的関心を集める、日露首脳会談が、間もなく開幕の見通しだ。プーチン露大統領の本国出発が遅れたとかで、その開始も数時間遅れそうな気配。同大統領は、重要な会談にもしばしば遅れる事があるとかで、それには保安上の理由があるのかも知れないが、余り気にする必要がなさそうなのも事実。

最大の議題、北方領土の帰属問題についてだが、歴代の露元首、そしてプーチン現大統領のこれまでの言動から、余り希望的な観測はできないかもだが、安倍大臣には、くれぐれもこの諸島が、我国の主権下に置かれるべき事を念頭に、解決への糸口だけでも掴める様、対応をお願いしたい所だ。経済協力にしても、北方四島の開発整備には、我国として最大限慎重な姿勢と取扱いで臨まねばならず、又、よく話題にされる、サハリンから北海道へのLNGパイプライン建設構想にしても、エネルギー安保の見地からも、余りに多くを頼るのは危険との見方もあり、これも慎重な向き合いを望みたい所だ。後、第二シベリア鉄道の日本延伸とかの夢物語も聞いたが、余りに非現実的と思われるので、これは別の機会に言及したく思います。

さて昨日、国会参院にて年金改革関連法、衆院にて総合リゾートIR法案が成立した。制度の永続化の為、急を要する前者の成立は当然だが、後者の緊急性は疑問がある。来年初は、衆院解散総選挙が噂され、地域経済への一定貢献の効果がある可能性は分るが、選対を考えれば、継続審議となった、過重労働対策としての、改正労働関連法規の成立を優先すべきだったし、同じく継続の、自衛隊関連法も、なるべく速やかな成立を期するべきだろう。むしろ、IR法案を継続審議にすべきだったと愚考するのだが。

終盤臨時国会への与党対応は、決して適切とは言えないものだが、それ以上に拙劣なのが四野党、特に民進党の低級な姿勢だろう。

よく、豊洲新市場の立地問題や、2020=平成32年開催予定の、次期東京五輪及び障害五輪の開催施設問題などで鋭く対立する小池東京都知事と、自由民主党東京都連合のあり様が注目されるが、民進党の国対姿勢は、正にこの自民東京都連の、拙劣部分を真似しているのでは?と揶揄したくなるものがあろう。

先日、自民都連は東京都議会にて、対小池知事質問に臨むに当たり、事前通告をせず、議事本番で同知事が詳しく答弁できない手法で、明らかに無理があると思われる諸質問を浴びせた揚句、複数の野次などで、同知事への嫌がらせと見られても仕方がないあり様を呈していた。「児戯レベルである」との見方もあり、こんな出方を繰り返していると、自民都連は次期都議選で、苦杯を仰ぐ事にもなりかねない、と拙方は見ている所だが、臨時国会終盤の民進の出方は、立場こそ違え、自民都連と似たり寄ったりの所多いと見るのは拙者だけか。

蓮舫民進代表は、相も変わらず、年金改革法案、IR法案のいずれの扱いにしても「対案より廃案」の硬直姿勢から一向に抜け出せていないし、両法案成立後の、気の抜けた様な会見は「一体何だ?」との印象が強かった。こんな事では、大方が心得ている様に、再度の政権交代目標も「虚偽」と読み換えられても仕方がない。

もう一つ、呆れてものが言えないのが、IR法案の衆院修正審議時に上程された、(ポンコツ四野党の)「内閣不信任案」のあり様だ。直接は、IR法案の審議不十分を理由とするものだったが、趣旨説明に立ったのは、枝野前幹事長。「内閣不信任案」程の重大案件であれば、当然に、衆院民進トップの野田幹事長(蓮舫代表は参院)が説明に立つべきであり、又、修正審議が遅い時間である事を鑑みて、説明時間は十数分以内で終わる様心がけるのが筋だろう。それをほぼ三十分も延々と行ったと言うのだから、他意があると見られても仕方なかろう。

今秋も、安倍大臣や稲田防衛相に対し、嫌がらせまがいの不良質疑をぶつけた民進他の議員が複数あったが、いずれも、自民都連がとった不良言動と大差ない、「児戯」どころか「四足」レベルの低級な政治闘争でしかないのではないか。偏見覚悟で申せば、枝野前民進幹事長は、過激勢力とも近いとの指摘も聞いており、意外とこの線からかも知れない。又、今の民進執行部が左派主導であるとの指摘は以前からあり、この事が、日共社民の政略とも、簡単に共鳴する体質になり下がっているとの見方もできる。「日共に譲歩し過ぎ」との批判は、他ならぬ民進内部からも上がっているのだ。

夜景の美しい時季となりました。今回画像は昨年末、当地名古屋の高層建物から臨んだ、JR名古屋駅の、これも高層現駅舎。駅舎と言っても、駅の機能は下方に集中し、高層部分の多くは、ホテルや百貨店、賃貸の企業事務所などの様な、商業棟となっている訳でありますが。今年末は、拙事情などもあって、中々に、こうした魅力の夜景や電飾のあり様を捉えに出かけられないでいる所であります。


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2 コメント

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あなたへの敬意 (onecat01)
2016-12-15 22:00:22
HAKASEさん。

 いつ見ても、あなたの列車の写真は、抜群です。
芸術的美しさに、しばし見とれたりします。

 それにもまして、最近のあなたのご意見は、偏らない視線の確かさに感服させられることが多くあります。日本において、真性の保守とは、右より少し真ん中、つまり正しい意味での中庸だと、そんな主張をする人もいます。

 極端な右は保守でなく、単なる右翼だとその人物は言いますが、あなたのご意見を読ませていただきますと、納得させられるものがあります。

 これからもよろしくお願いいたします。
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ご見解感謝 (HAKASE(jnkt32))
2016-12-16 09:18:18
みみず(onecat01)先生、ご見解を有難うございます。
仰る様に、思考や言動にあたり、ど真ん中少し右を狙い続けるのが、結構難しいですね。
プロ野球の投手などが、狙い通りのラインを維持するのが難しいのと似てまして。苦笑
まあ、拙視線なんて、まだまだ「確か」まで行ってませんから、
貴方を含め、多くの諸先輩のご指導を仰ぐ必要ありの現状ではありますね。
そう言う意味では、鉄道画像も同様に難しいですね。
何しろ、スピードを伴って動く相手ですから、失敗も思いの他多いです。
大事なのは「これで好い」と、決して思わない事かも知れませんね。
ですが、国土の果てまで続く二条の線路と、行き交う多くの列車が、
拙方に「日本とは何か」の大きな問いを投げかけてくれたのは事実です。
まずは、お礼まで。寒さ増す時季。どうかご自愛下さる様。
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