Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

北京五輪等問題の続きー岸田政権は、中共の人権抑圧と対峙できるか

2021-12-09 13:08:45 | 国際・政治

第 207臨時国会が続く折 第一野党・立憲民主党が 先の衆院選で「一応連携した」日共から距離を置こうとしている様だ。基本的には 泉新執行部の主体的方針で進めれば良い事だし、その方向性につき 拙者などは元より多くを期待しない者だが、対する日共は不興の念を抱いている様だ。このまま放置ではどの様な策に出られるか分からず、後々厄介な気もするがどうだろう。

本題です。前回触れた 北京五輪及び障碍五輪に際して政府レベルの使節を送らない「外交的ボイコット」に踏み切る諸国が増える傾向だ。最初に表明の米・豪両国に続き、英・加両国が同じ方針を固めた模様。まだ欧州各国が態度を固めていない折 我国としても同盟国・米合衆国に直ちに続く訳には参らぬ事情も分からぬではないが、時期を逸さず 先進諸国 G7の協調を乱さぬやり方での措置表明に踏み切るべきは。理想は勿論 前述 4カ国同様の「外交的ボイコット」だが。

この件に際し、与党・自民保守側からは 流石に岸田政権の手ぬるさを批判する声も聞こえる様で。以下 今日の讀賣新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「自民党内で強まる 中国(大陸) への強硬論。日本政府の姿勢を『生ぬるい』と見ている保守系議員ら」

自民党内で、中国(大陸) 政府による人権侵害への懸念や批判が強まっている。保守系議員は、新疆(しんちゃん) ウィグル自治区や香港などでの人権抑圧をやめるよう求める対中非難決議を今国会で採択したい考えだ。来年 2月の北京冬季五輪に政府関係者らを派遣しない「外交的ボイコット」を求める声も出ている。

「批判の矛先は (岸田)首相にも」

自民党の髙市政調会長は 12/8、保守系議員でつくる「保守団結の会」が国会内で開いた会合で、出席議員から北京五輪の外交的ボイコットの是非を問われ「やるべきだ」と明言した。

この日は、ウィグルやチベットなどに関する自民有志や 超党派の五つの議員連盟も合同で会議を開催し、対中非難決議の採択を目指す方針を確認した。保守系議員による「日本の尊厳と国益を護る会」も 12/7、岸田首相(党総裁) に早期採択を申し入れており、対中強硬論の勢いが目立つ。

保守系議員が動きを活発化させているのは、人権問題で中国(大陸) に厳しい姿勢を強める米欧に比べ、日本政府の姿勢を生ぬるいと見ているためだ。先の通常国会で 対中非難決議を採択できなかった苦い経験があり、北京五輪に先立ち 今国会で採択にこぎ着けたい考えだ。下村博文(しもむら・はくぶん)・前政務調査会長は 12/7夜の BS番組で「基本的人権などが担保されている前提の中で 平和の祭典を開いてもらいたい」と強調した。

日中関係では、中国海警船による沖縄県・尖閣諸島周辺での挑発行為など、主権侵害の問題も横たわる。中国が台湾へ軍事的圧力を強めていることも、日本の安全に直結する問題だ。

米国や豪州は 人権問題を理由に北京五輪の外交的ボイコットに踏み切ることを決めたが、日本政府は対応を決めていない。自民党内では「首脳や閣僚の五輪参加は良いメッセージにはならない」(佐藤正久・外交部会長)として、尖閣問題なども踏まえて外交的ボイコットをすべきだとの声が出ている。

強硬論の矛先は、態度を鮮明にしない岸田首相にも向き、日中友好議員連盟の会長だった林外相の起用には 批判がいまだにくすぶっている。首相は 12/3夜、岸田派に所属していた元議員と会食した際「中国(大陸) に媚びる 媚中派と言われるのは不本意だ」と不満を漏らした。

党内には「多様な (外交)ルートをしっかり持っておく必要がある」(福田総務会長)として、政府の外交方針に理解を示す声がある。保守派の勢いがさらに強まれば、強硬論に慎重な議員との対立が浮き彫りとなる可能性があり、岸田首相は難しいかじ取りを迫られそうだ。(引用ここまで)

欧米をメインとする先進国 G7の多くが同一歩調を取る前に、我々日本人も 一定は厳しい対中姿勢を表す必要があると心得る者だ。岸田政権は 欧米の厳しい人権姿勢に留意しながらも、地理的に近い中国大陸との軋轢をなるべく少なくし 和らげたい意図があるのだろう。前回の続きは承知だが、改めて欧米勢に準じた姿勢を打ち出せる様 確かな腹積もりを願いたいものだ。

自民党内にも 福田元総理や二階前幹事長らのグループを初め 媚中勢力が相当数に上る事と、連立を組む公明党がこれ又媚中志向である事は認めるし、そこからのまとめの難しさも分かりはするが、人権問題を含む 外交安保の事共で「圧せば屈する国」だと思われるのが一番いけない。岸田総理、ここは毅然とした覚悟で臨まれるべきだろう。今年も、冬場の工場夜景撮影に好適な時期となった。先年ので恐縮だが 当地南郊、三重・四日市市内にてのを一枚。当初記した 愛知・東海市方面は誤りにつき、お詫び訂正の次第。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) “平和と人権の公明党”代表のあきれた人権認識 - 政治 (fc2.com)


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2 コメント

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Unknown (ココ)
2021-12-10 21:10:53
私が決めます!・・・岸田さんなんか最初は歯切れが良いけど
やっていることは・・・・(;´д`)トホホ
ぶれまくり・・・
そんな所ばっかりが見てきているから
余計に北京五輪問題が心配です。
ところで四日市のコンビナートの夜景撮りに行かれたんですねぇ~~ヽ(^。^)丿
信念ある「聞く力」でないと (HAKASE(jnkt32))
2021-12-11 00:14:07
ココさん、今回もご見解を有難うございます。

岸田総理は、仰る様に 当初より腰が据わっていない
印象がありますね。菅前政権と似た様な、発進力の心
もとなさ。「聞く力」は良いですが、やはり人として
の信念の裏打ちがなければダメでしょう。嘆

四日市の工場夜景、過日撮られた貴画像の現場へ行っ
て参りました。初回でしたので余り上手く行きません
でしたが、拙方からのアクセスは分かりましたので
、又年内にでも撮り直しをと思う所です。

今回画像は、前述現場の近くで昨年捉えたものです。
まずは、お礼まで。

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