Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

修学旅行不祥事に見る 教育環境の不良

2016-11-12 19:27:20 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!大韓民国政界の動揺が、更に深刻化している様だ。朴現大統領の支持率は、年代によってはゼロに近いそうで、閣僚の人選も、野党の同意をすんなりとは得られない状況に陥ったと言う。都市部をメインに、有権者多数による退陣要求も続き、同大統領の不徳があったは事実なるも、同国が政情不安に陥る事のない様祈りたいのも事実。一番あってはならないのは、北鮮の工作員暗躍と、その軍事的南下のはずだから。

さて本題。先月下旬、徳島県下から大阪市内へ修学旅行中の男性小学校教諭が、宿泊中の不適切な性風俗利用のかどで、懲戒免職された由。報道によれば、小6生徒と同一の宿舎に、前述の女性従業員を出向かせ、いかがわしい特殊マッサージのサービスを初め、無理かつ違法な要求をも通していたとか。当該従業員が店舗側と相談、事態が発覚して示談により幕となった様だが、生徒達の大切な思い出作りの場である就学旅行先での不祥事は、正に言語道断。教育者として、根本の資質が問われる事態だろう。懲戒免職処分だけで済む問題ではなかろう。問題の教諭を採用した教育委員会の品性も問われるべきだし、監督する文部科学省も、そのあり様を糾されるべき。そしてもう一つ、絶対に抑えなければならないのが、教職員組合、つまり日教組の姿勢の悪さである。

問題の教諭が、日教組に加わっていたかは不明だが、この事件の少し前、前日教組委員長が不倫騒動を起こし、組合資金の不正流用疑惑もあって辞任に追い込まれたのは記憶に新しい。明らかに、教育各所の綱紀が緩んだ結果と言えはしないか。或いは、前日教組委員長の不倫問題は、教育者の間では相当に知られていて、他の教諭など関係者間でも「少し位は」の空気があったのかも知れない。その事が、人を育てる教育者の自覚とモラルを落とし、前述の様な事件の引鉄になったと見る事もできるだろう。日教組は折々、道徳教育の再建に「軍国主義復活」などと愚にもつかぬ理由で「反対と言う名の妨害」を続けて来ただけに、尚更だ。

全国に広がるいじめ自殺の問題でもそうだが、教委や教組に、こうした生徒達の人間レベルの諸問題に、全うに向き合う能力があるのだろうか?と言う疑問を持たれてしまうし、又、そうなっても仕方のない現状だろう。文科省も全国の教委も、この事件を重く受け止め、学生生徒を正しく教導できる様、綱紀粛正を強く願いたいもの。又、教育方針でかねてより問題姿勢の多い日教組は、前委員長がこの様な事件を起こしても、反省への本気度が感じられない。だから類似の事件が続発するのである。組織として残りたければ、本当に「粛清」位してもらいたいものだが、無理なら解体されるべきだろう。組合は、職員の不祥事をかくまう組織ではないはずだ。

今回画像は、過日捉えた、完全復元なったJR東京駅丸の内口の威容。三階建ての、魅力的なドームを再び見る事ができる様になったのは、喜ばしくはありますが、これも前世紀初めの、国家レベルの全力を上げた国民教育の賜物であるのは事実。今回の組合最高幹部と、小学校教諭の下劣な不祥事を見ると、我国の教育の将来が思いやられる所ではありますね。教職員やその組織、監督省庁、組合に対する国民市民の監視の目を強化すべき時かも知れません。又、これら教育者の事件を、正面から報じようとしない、大手マスコミの見識も疑われるものがありましょう。


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