Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大阪の国有地払下げ問題 大茶番

2017-02-23 13:59:13 | 国際・政治

大阪府下にて開校準備中の小学校用地を巡り、騒動が起きている様だ。見方によっては「バカ騒ぎ」に映るかも知れない。

確かに、当該元国有地の払い下げ価格は「破格」と言うには不適当な安価かも知れない。不動産業者の見立てにもよるが、一説には10億円を下らないと言う、約8000平米とも言われる土地が、1億円代前半で売却された事実は重いだろう。敷地にあった、大量のゴミ処理費用を差し引いた額だとの事だが、これは一応の説明で済むレベルではないだろう。更に、この新設校の名誉校長に、安倍総理大臣夫人 昭恵女史のお名前が挙がっていると言うのだ。安倍政権、そして財務省は、この件につき、我国民市民の得心が得られる様、根拠を挙げて正確で誠実な説明をお願いしたい。これは、民進以下左傾四野党の攻勢に備える意味でも、必要な事だ。又、安倍大臣ご夫妻も、安易な名貸しは、思わぬ災禍を招く恐れがあり、慎重を期すべきは勿論だろう。

もう一つ、前述の学校法人が運営する幼稚園にて、園児の虐待疑惑もあるやに聞いた。この件についても、文科或いは厚労、当該省庁は踏み込んだ調査をすべき。同法人トップは、教育勅語の趣旨を尊重した教育方針の由。それ自体は、教育者の裁量に任すべき所もあり、踏み込んだ言及は控えるが、これから認可を得る学校として、疑惑を持たれたままであるのは、やはり拙いだろう。

それにしてもこの用地問題、ネット報道では早くから上がっていたのに、新聞とかの主要メディアが取り上げるのは随分遅かった。まさか、安倍政権に過分に配慮し萎縮している訳でもなかろうが。まあ「安倍(総理大臣)の葬儀は、ウチが出す」と、掲示板2chによくある「死ね!」レベルの低劣言動を平気で載せる、朝日新聞の系統は論外としても、もっと早くに報じて良い事共だったのは事実だろう。

民進党議員団が、早速現地調査に赴いたのは良いが、これ又恥ずかしい失態を演じた。調査を主導したた玉木、辻元の両衆議が、開会中の衆院予算委員会を、正当な手続きなしで無断欠席だと。オイオイ、立法の専門家衆が何やってんだよ?当該用地の現地調査なんて、事前にその必要が分ってたんだから、代理出席などの事前手続きをしてから赴くべきは当然だ。党としては、失態を謝罪する声明が出されたが、当該衆議達からその言葉は聞かれない。そのまま放置すれば「自らの非を認めない」悪しき前例となる恐れがある。これは、当該衆議達も頭を下げるのが当然だろう。何もしないでは、トイレの後始末を分っていてしないも同然ではないか。

国会予算委は、特に重要な法案や事案の審議の為開かれるもの。それを粗雑なやり方て欠席したのは、普段与党への攻勢の為折々口走る「国会軽視」そのものではないか。民進党大阪府連の県議に、代理で調査を指示する方途だってあったはずだし、議員活動の健全性からも問題があろう。これも折から問題視される、文科省天下り斡旋疑惑や、与党が陥り易い「政治とカネ」問題と並んで、我国民市民が問題視しなければならない事共だ。穿った見方だが、大阪府は、辻元民進衆議の選挙区がある所。もしかすると、遠からず実施の、衆院解散総選挙向けの得点稼ぎの意味合いもあるかもだが。

それ以上に問題なのが、冒頭新設校が、既設の幼稚園同様、教育勅語を重視する学校教育を始める事への牽制に思えてならない。民進党以下、容共諸野党が目の敵にする教育勅語は、それは時代ズレ部分もありはするが、良き日本人の教導の為、有意義な文言も多く、その教育自体を簡単に揶揄するのは自重すべきだろう。むしろ、民進党調査の真の目的は、用地問題と共に、日本国家やその象徴たる皇統を否定する、共産勢力温存の為と言うのは考え過ぎか。勿論これが杞憂なら、それはそれで良いのだが。今回画像は、当地西方の岐阜・滋賀県境辺りの、JR東海道線の様子。時折、この様に在来線の試験列車「ドクター東海」がやって来る事もありまして。

コメント (4)
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