Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

逆走事故の背景は・・

2010-01-13 07:45:00 | インポート
各位、お早うございます。当地名古屋も、寒い朝を迎えています。
これから明日にかけ、当地にも大型寒波が到来、明朝は平地にても積雪が予想されています。

お陰様で、胃腸風邪の腹症はどうにか治りましたが、今度は出退勤時などの交通安全に気をつけた方が良さそう。先日成人を迎えた若い各位を初め、お互いご安全に。

少し余談になりますが、一昨日の、その成人式の祝日に、回復記念をもかねて、静岡県下へカメラを携えて出かけてみました。その前日の日曜夜、今は盆暮れや春休みのみに走る夜行列車にて名古屋を発ちました。
その途中、静岡県下のN駅にて異変に気がつきます。ここは時刻表通りなら、3am過ぎに発っていなければならないはずですが、時計を何度見ても4am。数十分の遅れが生じていますが、案内放送はなし。5am過ぎの下車駅、横浜の直前でようやく放送にて、先行する貨物列車が人身事故に関った為の遅れである事が判明した次第。最近の鉄道人身事故の原因は、自殺を図る為のものも少なくなく、事実とすれば大変遺憾。この問題は、又追って詳しく触れたく思います。

確かに、乗務の方々の「寝た子を起こすな」的優しさからの配慮である事は分る。しかしながら、幾ら臨時の夜行列車と言えど、終点東京より更に遠方へ乗り継ぐ各位も少なくないはずで、そうした方々の利便にも配慮しなければならないのも事実。
ここは、遅れが判明した所で、放送ではない口頭でも良いから、直ちに乗客に伝える勇気を持って頂きたかったと感じたのは私だけでしょうか?

本題に入ります。先日、首都圏の高速道にて、又も逆走による衝突事故が発生、事故を起こした高齢者が落命、巻き添えの一家が負傷する惨事となりました。まずは、巻き込まれたご一家に一言お見舞い申す事とします。

それにしても、今世紀に入っての高速道逆走事故は無視できない頻度で生じ、運転の機会も多い私も、関心を払っている所。少し背景を見てみる事とします。
まず、申したくはないが、事故を生じる加害的立場の方は、圧倒的に高齢者が多い。一度事故が生じれば、その多くが生還叶わなかったり、生涯深手を背負うケースが多い様です。これは勿論、相手方の被害者各位も、そうした状況になってしまう恐れがあると言う事です。

今回事故を生じた当事者も、90代だった由。自動車交通、モータリゼーション勃興の遥か以前に成人した高齢各位は、あるいは後から発達した高速道の走り方に慣れておらず、その為にしてはならない本線上のUターンとかもしてしまうのかも知れません。
それと、懸念されるのが高齢者ご自身の認知症による不確かな運転の危険性ですね。これは自覚がないだけに、恐ろしいものがあると強く思います。

交通警察も、こうした問題の増加に対応して高齢者向けの免許更新検査の充実を図っている様ですが、まだ十分なレベルとは言い難いのではないでしょうか。
認知症と疑われる症状の有無の検査と共に、やはり高齢者に向けた高速道安全の啓蒙を行った方が良い。
敢えて、逆走の様な危険な事態が起きており、それに備えての知識や行動も必要な事を認めるやり方で、再教育した方が良さそうです。

もう一つ、これは以前から指摘されている事ですが、都市部のできる所より、高齢者が自家用車によらない方法で移動できる交通手段を普及させる。そこから、地方へもそうした動きを広げる努力も必要でしょう。
その意味で、今春より岐阜県下にて実施される、鉄道線路と道路の両方を行ける両用車両、所謂DMVの実用試験を、私は心より見守りたく思います。*(車)*
コメント
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