「日本は国債破綻しない」の著書を、昨日購入した。なぜ、日本は破綻しないのか。野田首相や、経済学者などの論議のなかでは、出てこない意見である。ギリシャや欧州諸国の危機と比べて、どこが違うのか。日本の場合は、国民が国民から借金しているだけであって、外国から借りているわけではないから意味が違うという。
そして、国債と家計を一緒にしてはいけないということ、家計が貯蓄に励んでしまうと、個々の節約が、経済のしくみが、うまくまわらないこと、などが著書に書かれている。この主張が、正論なのかどうなのかは、あまり、議論になっていないようだが、消費税増税の根拠がまったくデフレ状況のなかで、いいことではないと明確に指摘しているわけで、こうした議論がもっと、マスコミでも展開されるべきだと思う。
この議論は、たまたま、インターネットで知ったわけだが、書店でみると、三橋氏の本は、平積みされており、相当に売れているようである。日本は、世界一の金持ちだそうである。まっとうな議論がもっともっと展開されて、真相が明らかにされるべきである。
