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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

情熱と明るさと暗さと・・・菅首相誕生

2010年06月05日 06時54分48秒 | 思考試行
菅首相が誕生した。早くも、小沢氏がどう言った、グループ内でどんな話がでた、云々の報道がなされている。政治家も人間の集まりだから、さまざまな人間感情が、交錯する。

どのように、推移していくのか。たいへんな課題を、持ちながら、新体制が出発する。世襲議員ではない菅さんは、やはり、庶民感覚という点で、鳩山さんとは違うが、二人が、なかよくしている様子は、本当に仲間という感じがある。ヨコの関係である。

それに比べると、小沢グループは、タテ社会の感覚が強い。タテ対ヨコという風に、ゲンバ先生が説明していたが、そのように見受けられる。中華料理店での、会合に向かう姿は、親分子分の世界を垣間見せる。

政調の復活や、党の全員参加を言うと、これは、小沢氏とは真逆の行き方である。政治と金の問題も、襟を正して、などといえば、まともに、ヤリをつきつけたようなものだし、しばらくは静かにといわれたら、怒るのも無理はない。

だが、明るく、シタタカに、小沢氏がツメツメの日程を準備していたものを、まずは、ひっくり返して、自分のペースにもちこんだ菅さんサイドは、まさに、本格政権を目指す構えである。

対して小沢氏は、ビデオレターを地元に送っている。参議院選挙後にむけて、自分は、先頭に立って、頑張ると言っている。9月には、代表戦に立つつもりであろうか。

これでいいのだ、と思う。競うなかで、緊張感を持って、仕事に取り組むということになる。菅さんは、若いときから、政治に関わってきた。その姿勢や良し、彼の手腕に大いに期待したい。

政権交代の、本当の意味が、いよいよ始まるという予感がある。政治が本当に弱者のサイドに眼が行き、国民第一の政治が、どのように、展開されていくのか、また、誰が、どのように、これに挑んでくるのか、よくよく、国民は見抜かなければならない。

ワタベコウゾウさんの、表情の明るさは、素晴らしかった。暗雲たれこめる民主に、光がさしこんだ雰囲気をよく示している。


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