マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

癌性かの血液検査

2018年02月11日 | 医療

頻尿である。一杯呑んで口が軽くなって、帰途にその事を知人に告げると「医者に行った方が良い」と言われた。それもあり、掛かりつけの医院に行った時にその旨を告げようとしたら、ドクターの方から「最近血圧が高いですね。睡眠の質が悪いと血圧が高くなります。頻尿などありませんか」と言われてしまった。これで語り易くなり、あれこれ相談した。

 「それでは泌尿科を紹介しますが、大学病院と、信頼のおける個人医院とどちらを希望しますか」と問われ、暫く考えて個人医院への紹介状を書いて頂いた。いずれ大学病院にお世話になるかも知れないが、まずはじっくり話を聞いてくれる、個人医院の医者の方が良い、とは長年の経験で知り得た知恵だ。

 根津にあるその医院をH医院としておこう。今年になって初めてH医院を訪ねた。初診の私にHドクターは器具を使って、前立腺肥大などについて懇切丁寧な説明をしてくれた。無知だったその方面のあれこれを知った。その後下腹部のCTスキャンと尿検査。
 私の目の前でCT写真に操作を施し、数値を読み取り「前立腺は肥大とは言切れません。血尿も蛋白もない綺麗な尿です。しかし膀胱内に腫瘍らしき影が見えます。癌性か否かの血液検査をしましょう」となり、血液を採られて帰って来た。

 私にも遂にその日がやってきたと思った。自ら進んで内視鏡検査をしてもらったことはあった。大腸の精密検査で腫瘍が1個見つかり、その場で摘出されたものに癌性はありませんでしたとの診断結果を聞かされたこともあった。しかし、暫く時間をおいて癌性か否か検査結果を待つのは初めてだった。
 その結果を聞くまでの間、不安を感じる日々かと思い込んでいたが、意外に不安はあまり感じなかった。前立腺癌は男性に多いと聞いていたこともあるが、このドクターならばその後のことを全て任せていいと思える方だったからだと思う。説明の仕方、デターを見せながらの診断、人柄など安心できるお医者さんだったことが大きいと思う。初めて診て頂いた先生への安心感。

 2週間後に診断結果を聞きにいった。「癌性はありませんでした」とのこと。矢張りほっとした。頻尿については薬療法となり、今後も通院することとなった。私はそれが有難いと思っている。妻の安心度の方が私より強いと思えた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。