マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

甲州路の春(その1 ぶどうの丘 )

2012年04月17日 | 

 4月13日(金)から15日(日)までの3日間、甲州路を巡って来ました。宿泊地は13日が甲州市にある「ぶどうの丘」、14日が「山中湖マウント富士」です。
 実は今回の旅行計画のスタートは一年前に遡ります。昨年の4月11日のブログに書いた甲州巡りの旅の途次、妹から「来年は是非”ぶどうの丘”に宿泊したい」との話が出ていました。その実現に向っての第一歩が宿泊確保でした。

 以前は勝沼町営(現在は甲州市営)だった「ぶどうの丘」は人気が高く、特に4月上旬~中旬の金・土の宿泊は予約がなかなか取れません。予約受付開始は6ヵ月前の月初めからと聞いていましたから、10月1日の朝9時に予約電話を入れるも、我が家からの電話は通じず、辛うじて妹夫妻からの電話で宿確保が出来たのでした。

 さて今回の旅行の初日の13日に廻る場所は、旅に出る数日前にインターネットで桜開花状況を調べ、富士川町の「大法師(おおぼし)公園」と北杜市の「山高神代桜」と決めました。どちらも初めての訪問です。
 東京→(中央自動車道・中部横断自動車道)→増穂IC→大法師公園→(中部横断道・中央道)→山高神代桜→(中央道)→ぶどうの丘 と廻りました。


 大法師公園は富士川を望める小高い丘の上にあります。桜の本数は約2000本で、平成2年には日本さくらの会による「さくら名所100選」に認定されています。桜は満開を少し過ぎた頃でしたが、地元の方々が家族連れで花見の宴を催しています。私たちも用意して来たシートを敷いて、富士山を眺めながらのんびりと花見を楽しみました。散り出した桜吹雪を浴びながらの御酒とは無縁の花見ですが、この様な絶好のビューポイントに巡り合えるとは予想していませんでしたから、ラッキーとの思いを強く感じながらの花見でした。(写真:大法師公園内にて)



      (写真:大法師公園内にて)


 次に向ったのが北杜市にある”国指定天然記念物”山高神代桜で、日本三大桜のひとつ。日蓮宗実相寺境内に咲く、樹齢2000年と言われる古木の桜です。既に上に向って伸びる勢いはありませんが、幹の太さに年輪を感じます。昭和23年には「3年以内に枯死する」と宣告され、樹勢回復工事や土壌改良工事を施して今日に至っているそうですが、風格漂う樹木は見事に花を咲かせ、訪れた多くの人々を魅了してやまないものがありました。(写真:山高神代桜)



     (写真:桜を前景にして、甲斐駒ケ岳)

 「ぶどうの丘」にはワインカーヴがあります。入場料1100円を支払うと、ワイングラスを渡され、後は地下で自由にワインの利き酒ができます。”自由に”が最大のポイントです。このホテルへは3度目の宿泊ですが利き酒は初めて。恥ずかしながら、利き酒と言うより”飲み放題”的にご酒を頂いてしまいました。それも出来るだけ高価な3000円級の赤ワインを中心
に。安価に、じっくり甲州のワインを味わうには絶好の地との思いを強くしています。