光が当たるところを「照射面」、それが太陽光であるなら「日向」。
そして光が当たらない暗い部分を「陰」、光が物体に遮られる暗い部分は「影」。
では山の背面、例えば北面の暗部は「陰」、それとも「影」なのでしょうか。
そしてその山に生えている樹木は、暗部にあってもそれぞれ「影」がある。
散歩の途中ふと「陰」と「影」の違いについて、そんなことを考えてみた。
宇宙の基層となる暗い空間、つまりダークな宇宙空間は「陰」なのだろうか。
物質が衝突して塊となり、重力とエネルギーにて星が発するものが即ち「光」?
その星が発する光に照らされた空間に漂う塊の面が「照射面」、裏側が「陰」、
そしてその照らされた塊によって更なる先にある塊に投影されるのが「影」?
「陰」の中に「影」を認識すれば、「光」の中にある「」は何と理解するのか?
迎春の光射す散歩道で、山蔭と山影を思い描き、そして考えてみたりしました。