蓼科のバンガロー、管理棟で炭(3Kg入)を買いBBQ鉄板と焼き網を借りて、火熾し(おこし)にかかる。
ここで娘と娘の旦那(義理の息子)が火起こしで才能を開花。焚きつけ経験がない2人が、すぐにもコツを掴んだ裏には、炭火の起こし方をスマホでググったってのもあるけれど、すぐに再現できるのは凄い。おまけに私もコツが掴めた。
新聞紙を用意してきたのは私の手柄だが、それを小さく切ってねじるというのがポイントのひとつ。サイズも3~5㎝くらいと小さいほうが良いらしい。それを沢山置いていった周りに炭を四角い枠状に積んで新聞に着火。確実に燃え始めたら、上を覆うように炭を積み重ねていく。
黒い炭のドームの中で赤い炎が定着したら、ほぼ鎮火の心配はないようだ。これは感覚でよくわかる。
熾火(おきび)が出来てきたら、空気と炭とのバランスを見ながら火を管理する。
長門牧場で買った美味ウインナソーセージが最初の焼き上がり!金麦と共にいただく。その美味いこと!炭が心もとないということで、もう1箱買いに行ってくれたが、その半分も使わなかった。
カミさんも娘も甲斐甲斐しい。野菜は家で準備してきてくれていた。キノコのホイル焼きもニンニク焼も、もちろん牛・豚・手羽も、握り飯も美味しかった。(カミさん、味噌焼きおむすびの予定が、味噌忘れた~と悔しがる)
息子、炭火の焔(ほのお)をカメラで撮るなどしている。義理の息子も火から離れようとしない。こんなんなら薪も買えばよかったか。
キャンプファイヤーのように、夜の闇の中の火というものは、いつまでも飽くことが無い。いつまでも眺めて居られる。
ビールを飲みながらの静かな会話も、実によく弾む。赤くて暖かい揺らめく焚火の炎の明かりの中で人生を語ったり・・・?
林の中の夜は殊更に静かだ。
【人生は焚火/女神湖周辺/蓼科から帰る/野趣に富む/】
+++++++++++++++++炭火熾し+
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2019.8.20 義理の息子も、焚火は気に入ったらしく今でも懐かしがってくれる。燃える火への信頼は、太古から引き継がれたもの?