「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

コロナ禍収束措置を論戦に

2021-10-12 08:15:00 | 2012・1・1

休刊日明けの今朝の朝刊を見たら筆者が住む東京目黒区のコロナ新規感染者数は10日に相次いで二人と低空だ飛行だ。東京全体の感染者数も49人とここ連日3日100人を割っている。50日前の8月中旬には毎日5000人を超す日が続いていた。当時に比べれば激減ぶりである。

激減の原因はコロナワクチン接種のここへきての普及のアップであろう。低迷していた普及率が最新の統計では全国で816万人を超え64.3%まで向上していた。素人の筆者が見ても。ワクチンの接種がさらに続けば、感染がリバウンドすることはない。気の早い江戸っ子は早くもコロナ禍の収束を考えたくなる。

シューソクとには「収束」と「終息」と二つあり、広辞苑を曲解すると。「終息」は物事の終わる事」、「収束」は終わらされるための措置ともとれる。コロナウィルスをこの世から終息するのは至難で、いつのことかわからない。しかしコロナ禍の収束は可能である。岸田総理の施政演説を受けて国会で論戦が続いているが、具体的なコロナ禍収束論議がないのは残念だ。