「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東海大相模の優勝と45年の歳月

2015-08-21 05:08:02 | エッセー
今年の全国高校野球大会は、神奈川県代表の東海大相模が昭和45年(1965年)以来45年ぶりに2回目の優勝を制した。東海大相模といえば,巨人軍の原辰徳監督を初め有名なプロ野球選手を多数輩出しており、優勝回数はもっと多いと思っていたが、やはり全国制覇となると難しいものなのだ。

前回優勝の時はPL学園相手に10対6で打撃戦を制したが、今回も仙台育英相手に同スコア―であった、珍し事もあるものだが、試合そのものの記憶は僕にはない。高校野球好きで時間があればテレビで観戦しているのだが、昭和45年という年は、この優勝戦だけでなく、全試合がぽっかり僕の記憶から欠落している。何故か調べると、この年は僕の人生の最大の転換期で野球どころではなかったのだ。

昭和45年1月早々、16年間務めた新聞社から同系列の民放に移籍、記者から営業職に転じた。そして10月東京から福島県郡山に転勤した。ちょうど東海大相模が優勝したときは、東京のキー局で研修を受けていた。同じマスコミの仕事でも紙媒体と電波媒体では違い、苦労している最中であった。

あれから45年と思うと感無量なものがある。東京の新聞社で外信部記者だったのが、地方都市の民放で営業担当である。馴れない地で慣れない仕事、それも単身赴任であった。不節制がたたって初めて入院生活をした。そして、やっと新局が軌道に乗ったと思ったら同系列の北海道の開局の仕事である。札幌には0年近く勤務したが、定年後の事を考え東京に戻った。45年前、幼稚園の園児であった次女は、いまはニ児のは母であり、孫は二人とも成人している。ダイヤモンド婚を迎えた僕ら夫婦が歳をとるのも無理もないことだ。
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