東京の目黒区と韓国ソウル市の中浪区とが友好都市協定を結んだ。”徴用工”訴訟問題に端を発して今、日韓関係は最悪の中にあり、テレビの画面を見ると連日のように反日デモが続いている。そんな中で青木英二区長は与野党議員8人と共に中浪区を訪れ協定に調印してきた。
目黒区在住70年の区民だが、区の広報誌や区議会誌に載っていたのどうか知らないが、中浪区とは初めて聞く名前であり、友好協定を結ぶ理由もはっきりしないが、目黒区は中国北京市東城区と昔から友好都市関係にあり、その東城区がソウルの中浪区とも友好都市関係にあり、その相互の関係で友好都市協定を結ぶようになったらしい。
友好関係にケチをつける気はないが、産経新聞(7月30日付首都圏版3面)によると、目黒区の担当者は”自治体の交流なので国との関係性とは別に築いてきたものがあり。友好的な関係を維持していきたい”と述べている。”国との関係性とは別に友好関係が築かれるかどうか僕にはわからない、過去に築いてきた友好関係といっても、これまた区民にはわからない。
青木英二区長は都議(旧民主党)を2期経た後、区長に転身4期目に入っている。実姉も目黒区議であり、長男も目黒区議(地元政党)という目黒の政治家一家である。かって、目黒区では区議が政務調査費を流用して”抱き枕”を購入していたスキャンダルがあった。下卑た忖度になるが、海外出張に名を借りた税金のムダ使いはないだろうか。