「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

"親日”を清算した韓国への渡航注意

2019-02-28 05:16:08 | 2012・1・1

3月1日は日本統治下の朝鮮半島で独立運動が勃発した日「三一節」として韓国では国の祝日であるが、今年はその百周年記念日に当たるとして文在寅大統領が、わざわざ、独立活動家の一人であった金九記念館で異例の閣議を開き”親日を清算し独立運動にしっかり、礼を尽くすべきだ。民族の精気を正しく取り直し、正義ある国にするにはこれが始まりだ”と国民に訴えた。随分とおかしな話だ。韓国はこれまで親日国家であったのか。独立運動に礼をつくしてこなかったのか。

戦争を挟んで異なる歴史観で教育を受けた僕らの世代は残念ながら、わが国統治下の朝鮮半島の歴史に精通していない。3月1日運動についてもただ漠然と知っているだけなので、改めてネットで調べてみたら、ウイキペディアには”(真相については)複数の問題がある”としてさらなる情報の提供を求めていた。

韓国では文在寅が大統領に就任して以来急速に反日機運が高まってきた。最終的、不可逆的解決を見た慰安婦問題がむし返され、徴用工への賠償最高裁判決、さらには国会議長の天皇陛下に滞在謝罪要求発言などなど。ジュネーブの国連人権委員会では、3月1日を見計らったように外務大臣が慰安婦問題を議題にまたぞろ持ち出してきた。

日韓両国は1965年の基本条約で戦前の併合時代の協定についても無効化が確認されおり、付帯条約として無償3億ドル、有償億ドルもの経済援助をしている。以来、韓国の歴代政権は温度の差はあれ、未来志向の関係にあった。文在寅政権は、これを清算しようというのだ。3月1日を前にして、外務省が日本人渡航者に対して注意するよう呼びかけたのは当然だ。

 


「高校三年生」世代になった老人会 188

2019-02-27 05:26:38 | 2012・1・1

昨日地域老人会の誕生日パーティに夫婦そろって参加した。年に三回あり、昨日は12,1,2,3月生れの会、1月生まれの老妻と2月生れの僕はここ数年連れだって顔を出しているが、年々、参加者が減り、”若い”お年寄りの参加者が少なくなってきた。昨日も参加は20人ぐらい、ほとんどが女性で、元気にフラダンス、童謡、手品などを披露した。が、男性はといえば、会長が「高校生三年生」をカラオケで歌っただけ、あとは煎餅をモグモグ食べているだけだ。

舟木一夫が歌った「高校三年生」が大ヒットしたのは想い出してみたら、昭和38年(1963年)半世紀以上も昔、当時の高校生も老人会入りの年齢になっている。しかし、僕ら昭和1ケタ生まれは、カラオケでは歌わない。懐かしい歌といえば、本当は”勝ってくるぞと勇ましく”の軍歌だが、老人会で歌うわけにはいかない。第一、カラオケに収まっていない。

昨日の会で悪質商法被害防止につぃて、消費者生活センターから出前講座があった。講師の女性から高齢者に被害が多いと説明があったあと「188の歌」を合唱した。局番梨の電話188は消費者ホットラインである。僕は初めて知ったが、「188の歌」はその周知のための替え歌である。四季四部作の一つ「春」は”春のうららの隅田川”のメロデイにのって”しまった、困った,どうしよう 一人で悩まず188(いやや)までといった具合。

老人会に顔を出せるお年寄りは、皆、元気で悪質商法にはかかりそうもないが、念には念を入れたほうがよい「188の歌」を皆で合唱した。


鳩山”宇宙人”のたわごとと辺野古県民投票の結果

2019-02-26 09:19:31 | 2012・1・1

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移転問題の県民投票は「反対」が7割超、有権者の4分の一を越えた。これによる法的拘束力はなく、結果が安倍晋三総理とトランプ米大統領に伝えられるとのこと。あまり意味のない話だ。普天間移転について日米両政府が合意したのは1996年、すでに四半世紀の歳月が流れている。このように長期化した原因の一つは、例の民主党政権下の鳩山由紀夫首相が”(移転は)最低でも県外”と迷走発言したことだ。

その鳩山由紀夫氏がツイッターに”北海東部地震は震源地に近い苫小牧の二酸化実験炭素の地中貯蓄実験のCSSによるものだ”とつぶやいたそうだ。鳩山氏は東京大学工学部出身の工学士、科学には強いはずである。事実とすれば大変な発見だ。ところが、北海道警察は”デマ”だと認定した。素人考えだと、普通、このようなデマをを飛ばせば、犯罪だと思うが、総理だったことに免じて許されるのだろうか。

鳩山由紀夫氏は政界を引退し閑居の身なのだろうが、デマを飛ばしてはいけない。公人として”最低でも県外”と公言した方だ。責任をもって移転候補地を探すべきだ。しかし、鳩山氏の“血を引く、立憲、国民両民主党が、辺野古移転に代る解決案を持っているとは寡聞にして知らない。ハヤブサがリュウグウにピンポイント着陸できる時代だ。お国のために”宇宙人”として知恵を絞ってもらいたい。


金正恩と祖父,金日成のハノイ行路

2019-02-25 05:24:32 | 2012・1・1

28日からベトナムの首都ハノイで開かれる予定のトランプ大統領との米朝首脳会談に先立ち23日、早くも北朝鮮の金正恩委員長が専用列車で陸路平壌を出発した。治安上の関係からか事前に委員長の日程は明らかにされていないが、どうやら、委員長は中国各地を視察しながらハノイまで4000キロの旅を続けるらしい。

金正恩委員長のハノイ行路に絡んで61年前の1958年、祖父の金日成初代主席が同じように陸路ハノイ行きし、当時のホーチミン.ベトナム大統領と会談した当時が想いだれる。当時、北朝鮮は金日成主席の下で”千里馬が行く”という諺にちなんで、5か年経済成長政策、「千里馬」運動(1956年ー61年)を展開中、在日朝鮮人に対して”地上の楽園”祖国へ帰国するよう申し入れていた。

当時の日本の新聞は、金日成主席のハノイ訪問について大きく報道していない。まして、金主席の中国での行動は何もない。当時、中国は毛沢東主席指導の下で、”大躍進”経済政策の最中だったが、現実を無視した政策だったため、国内は混乱していた。さらに、中ソ対立が激化し始めていた。おそらく、このような情勢の下での金日成主席のハノイ訪問であった。

完全非核化をめぐって米朝会談の結果は予測できないが、北朝鮮としては、中国という後盾、千里馬に乗って、一挙に走りたいところだが、その思惑どおりに行くかどうか。国際社会に復帰したいのなら、非核化だけでなく非人道の拉致問題の完全解決である。


山の管理と無花粉スギ、ヒノキ

2019-02-24 05:32:53 | 2012・1・1

ここ数日、東京は好天に恵まれ陽気も桜お開花時を思わせる温かさだ。階下の庭の梅の木も一気にふくらみ、3輪、4輪と花を咲かせ始めてきた。いよいよ本格的な春の到来である。僕には待ち焦がれている春なのだが、花粉症に悩む家人は、必ずしもそうではない。鼻のあたりを気にし始めてきた。

気象庁の花粉飛散情報によると、今年の東京は”やや多め”だそうである。僕を除いて全員花粉症の家人は、鼻づまり、くしゃみ、鼻水などの症状が出始めてきた。平気な僕を見て、老妻は僕は鼻毛が長いからだと悪口をいう。原因は何故なのだろうか。調べてみると、花粉症がいわれ始めてきたのは前回の東京五輪(1964年)の頃だという。しかし、僕の記憶では、公害が本格化した1980代以降の気がする。

1980年から90年代にかけて、僕はJICAの外国人研修のお手伝いで、全国各地の人工林を視察する仕事が多かったが、話題に花粉症は出なかった。しかし、関係者の間では、花粉症は国民病として対策が検討され、富山県では1992年神社で偶然発見された無花粉スギから精鋭樹が造られ、今では全国的に無花粉スギが造林されている。

スギの標準伐採期は35年と言われている。したって、今、花粉を飛散させているスギもそろそろ伐採期に来ている。それに代わって植えられた無花粉スギが登場すれば、花粉症も治まるのだろうか。たまに地方へ行くと、荒れ果てたスギ林を見かけるが、その管理はうまく進んでいるのだろうか、疑問に思えるのだが。

 

 

 

 

 


韓国の竹島実行支配 第三国人の犯罪

2019-02-23 05:32:57 | 2012・1・1

今は死語に近くなったが「第三国人」という呼び方がある。戦後すぐの時代から1950年代にかけて連合国軍の占領下にあったころ、日本に居住している旧外地人(朝鮮、台湾人)に対する一般的な呼称であるが、一部この人たちの中には、戦勝国民気取りで、闇物資やヒロポンなどの販売で警察に逮捕される者が多く、中には暴力団と組んで逮捕者をの奪回に警察に押し寄せる事件が多発した。

昨日、2月22日は「竹島の日」であった。竹島は日本海に浮かぶ島根県隠岐島町の小島で、わが国固有の領土である。戦後、韓国は自分の島だと実効支配を続けているが、朝鮮半島がわが国に併合される以前の1905年(明治38年)閣議決定で島根県への編入が決定している。それから百周年後の2005年、島根県は条例で「竹島の日」を定め毎年、松江市で式典を開催している。

韓国が「独島」と称して島を実効支配しているのは、わが国が連合軍支配下であった1952年、初代大統領李承晩が、一方的に「韓国隣接海洋主権法」を宣言して”李承晩ライン”を設定したのが、もともとの根拠である。国際法にもとる線引きで、65年、日韓基本条約が制定するまでの13年間に、わが国の漁船388隻が”李ライン”に侵入したとして拿捕され、3929人の漁船員が不法に拘束され44人が死亡している。

”李ライン”の問題は日韓基本条約で一応解決したが、この”線引き”によって、竹島はトカゲのしっぽのように残ってしまった。一方的に島を占拠して大統領まで島に上陸して記念碑まで建てている。昨日もソウルで「竹島の日」反対集会まで開き、子供まで動員している。戦後の第三国人的な騒ぎようだ。松江市の式典には政府は内閣府政務官を派遣しただけ、国会議員の参加は僅か9人だった。地元では、政府は”行動を”という不満の声が聞こえたそうだ(産経新聞)


”あの””例の”櫻田五輪相のたるみ

2019-02-22 05:52:37 | 2012・1・1

衆院予算委員会の審議が昨日の午前中ストップした。理由は馬鹿げている、”あの””例の”桜田義孝五輪大臣が3分遅れて議場に到着したというのである。野党はいきりたって、”弛みもいいところだ”と審議に応ぜず、5時間以上も国会は空転した。結局、桜田大臣の謝罪で午後から審議は再開したが、なんともいやはやである。

桜田大臣といえば、水泳の池江瑠花子選手に対する”がっかりした”失言や、パソコンができない大臣として野党の批判、”狙い撃ち”の的になっている。ご本人は何回も謝罪し釈明しているから、そのことは十分ご存知なはずなのにこの遅刻である。遅刻の原因は”寝坊”だとのこと。”春眠暁を覚えず”にしては季節がすこし早すぎる。

東京五輪パラリンピックまで518日、準備は着々進んでいる。パソコンができない担当大臣がいなくとも大丈夫だが、五輪の”場外”で大臣がサウンドバッグのように叩かれているのは見苦しい。安倍内閣のイメージにも影響してくる。大臣の国会遅刻は民主党時代にもあったこと、それも3分間の遅刻だ。しかし、度あるごとに、特定の大臣が標的にされるのは何か原因があるはずだ。更迭を考える時期ではないだろうか。

 


総理”ぼんやりしないで” 長妻昭代表代行の品位

2019-02-21 05:14:28 | 2012・1・1

昨日の衆院予算委員会をテレビの中継を見て仰天した。質疑に立った立憲民主党の長妻昭代表代行が質疑の冒頭、安倍晋三総理に向かって”ボンヤリするな”」”野次をとばすな”と挨拶した。総理のマナーも時々、総理としてどうかな、と思われるが、いやしくも一国の総理である。野党第一党の代表代行の言葉ではない。

長妻代行は厚労省の「不正統計」問題にからんで”ベンチマーク更新時の賃金指数についてキャップ(三角)総理の修正に関する”メール問題を質問したが、どれだけの日本人が理解できただろうか。重箱のスミをつついているみたいな問題だ。長妻氏は、あの”悪夢のような時代”の民主党政権の厚労相であった。もしかすると「不正統計」に関与していて、本丸からの正面攻撃ができないのかもしれない。

もう一つ、長妻氏の非常識というか無礼を。質疑中、安倍総理に対して、トイレ休憩を申し出たそうだ。総理の希望ではない。質疑の作戦としての申し出としては失礼千万である。テレビ中継である。質問者だけでなく、カメラアングルによっては閣僚がトイレに立つのも分かる。神聖な議場に”ご不浄”な話は表に出すべきではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スーパームーン 残月 

2019-02-20 09:28:03 | 2012・1・1

今朝(2月20日)早く6時前、新聞を玄関口まで取りに行った老妻が”スーパームーンが見える”と呼びに来た。以前はあまり聞いたことがなかったが、お月様が地球に1年中で一番接近するのだという。確かに明け染めぬ西の空に肉眼でもくっきり見える。しかし、僕のカメラと腕前では、ご覧の通りだ。ウサギが餅つき姿などとらえられない


ヒットラーを彷彿させるトランプ

2019-02-20 06:03:08 | 2012・1・1

米国では2月の第三月曜日は歴代の大統領を讃える祝日だそうだが、NHKのBS放送をみていたら首都ワシントン、シカゴなど全国各地でトランプ大統領の国家非常事態宣言に抗議してデモが行われいた。数百人規模だが「Presidents day」に現職の大統領批判の抗議デモが行われるのはあまり例がないのではないかー。

毎日のテレビ画面にトランプ大統領の登場しない日はない。それも僕には何かに怒っているか、扇動しているように見えてならない。どかで昔見た顔や表情だと思っていたら、先日、NHK.BSの「世界のドキュメント、ヒットラークロニカル」(再放送)を見て、”そうだ、ヒットラーだと思った。

戦争中、日独伊三国協定下で育った,訳も分からずにヒットラー(ナチス.ドイツ総統)やムッソリーニ(イタリア大統領)に親しみを感じたものだ。皇紀二千六百年(1940年)祝典にヒットラー.ユーゲント(青年団)が来日した際には、ユーゲントの敬礼の真似などして遊んだ。しかし、NHKのBS放送をみて改めてヒットラー.ナチスの独裁政治を知った。そして、番組の各所で獅子吼するヒットラーと今のトランプ大統領がなんとはなく似ているように感じた。

トランプ家は祖父がドイツからの移民で、ナチス.ドイツとは関係がない。顔もヒットラーと似ていない。しかし、米国第一主義にみられる政治手法は、ヒットラー.ナチスを彷彿させるものがある。こう思うのは僕だけではないらしい。ブッシュ元大統領も、名指しではないが同じような批判をしていた。とても僕はノーベル平和賞候補として推薦できない。