「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

折込広告の氾濫 景気は好いのか悪いのか

2017-03-02 07:36:04 | 2012・1・1

新聞の折込広告がが今朝も雨のなかどさりと入ってきた。わが家は今、二紙購読しているから大変である。あまりの”氾濫”に閑に任せて数えてみたら、なんと両紙で74枚(Y紙45枚、S紙29枚)もあった。僕は普段はあまり見ないが、老妻は毎日、午前中は、隅から隅まで目を通して楽しんでいるようだ。

明日が”ひなまつり”のせいか、スーパーの広告が多かったが、中でも一枚、ひときわ大きいのが目を引いた。タテ1mヨコ60㎝もある(写真)。その両面に目玉商品の数々がずらりと載っている。ちなみに一例を紹介してみると。キュウリ1本27円、キャベツ1個57円、ホウレンソウ97円、ナス5本198円などなど。一方では、高級スーパーのチラシだが、菜の花(高知)380円、アスパラ(大分)298円、パクチ―198円といのもあった。

景気は好いのか悪いのか。年金生活四分の一世紀(25年)の夫婦2人だけのわが家では判らないが、昨年来、野菜が高騰続けている実感はある。にも拘らず、スーパーの売り上げは6か月減少しているという。首都圏のデパートが不況から閉店するというニュースもある。しかし、一方では新聞に毎日のように海外旅行の大きな広告が載っている。一体景気は好いのか悪いのか―。